子供の頃、家族で、人通りの多い高松の商店街を歩いていたら、急に、すいません、すいません、と、人をかき分けて走る男の人が。その後ろからすごい勢いで走って追って来るおじさんが、泥棒だ!と、言っていて、騒ぎになっていたことがあります。
その騒ぎで妹は、その前に行ったお店でプレゼントしてもらったノートを落としてしまったと悲しんでいました。
泥棒はいけない…。
と、思っていますが、今日、まさに、その犯罪の瞬間を目撃してしまいました。
目の前で犯行が行われていたのに、本当に自分は無力、止めることもできませんでした。
大声で周りに知らせる、とかもできませんでした。
せめて、何かの役に立てばと、犯人の似顔絵を描いてみました。
階段を下りていて、途中の窓からふと外を見ると、こんなのが。
ぎゃっ!!白くて四角いものを、濡れ縁に置いたザルから持って飛んでいく!!!
あああ、行っちゃった!!
その後、出かけようと外に出たら、またもや、同じ白くてしかくいものをくわえたカラスが飛び立っていくところでした。
同一犯か、模倣犯か、共犯か、真相は分かりませんが…。
夕方、お隣の奥様がちょうどお出かけから帰ってきたところを通りかかったので、
あの!!なんか、カラスが!!
と、状況をお話していたら、
「あああ!!お餅が全部なくなってる!!」
とのこと。
物騒な世の中です。