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孵化後、20日

2017年05月29日 | 宇田川らんちゅう
5月4日に産卵の仔、孵化20日程度が経過してだいぶ魚らしくなってきました。餌は朝一回しかやれないので、早朝にシュリンプを少し放り込み、出勤の直前にミジンコを投げ込んでいます。今年は晴天続きで昼間の気温が高いからか、尾の張りが良いように感じられますが、単なる幻想か?



孵化から2週間が過ぎて尾の形状がはっきりした辺りから、フナ尾、ツマミ、明らかな成長不良の仔だけ、少しずつハネていきます。ハネる際には選り掬手を使っていますが、どうしても水に浸けることができない掬手が2本あります



宇田川先生、寺崎さんが愛用していた美峰さんの掬手。1本は展らん会で親魚の宇田川賞をいただいた時に副賞で授かったヒノキ製の選り掬手。「使ったらええんや」と言われますが、とてもとても。もう1本は会長からお祝いにいただいた「屋久杉」で作られた“飾り掬手”。以下は美峰さんのブログに掲載されている文面です

「宇田川師匠のイタズラ好きというか、冗談のような話を実現させられた時の一つですが。これまで師匠から指導を受けながら、色々な材で掬手を作りました。変わったところでは「象牙」「紫檀」「黒檀」。大阪の寺崎さんが宇田川師匠と談笑していたところ、寺崎さんから「屋久杉」が入手出来るとの話が出て、それで掬手を作ろう!と命を受けました。その場で無理です、とお断りしたのですが、どうしても作らなくてはならないことに・・・。こんな選り掬手を宇田川師匠と寺崎さんへ作りました。私の作った数少ない“飾り掬手”です!もう作りませんが!」

ヒノキ製の掬手は、きめ細かな美しい木目で、手にしたときのしっくり来る重量感が何ともいえません。掬手の重心に鋲が打たれているのも美峰さんの心配り。これを「使い心地」というんだろうなあ(使っていないけれど)。屋久杉製の飾り掬手は言うに及ばず。たまに箱から出しては眺めている僕の宝物です

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
美峰さんの掬手 (らん丸)
2017-05-29 22:30:10
飾り掬手ではなく使ってください、使用後の空拭きがちょっと面倒ですけどね!
では、ちょっとだけ (Line 2)
2017-05-30 12:13:08
良い道具は使うほどに味が出る、といいますものね。
使ってみようかなあ。
確か、乾拭きして菜種油で磨いておく、だったような??
Unknown (梵天)
2017-05-31 08:34:14
ヒノキなら、さらっ牛乳で拭くというのもあります。これ本当の話(ですが責任は持てません)。一度、ほかの柄で試してみてください。
木肌の風合いを活かして油膜を張るためだとか。お寿司屋さんのカウンターの納材時にそんなアドバイスしている方がいます。

梵天池も先週25日にようやく5歳ペア1番採れまして、今朝泳ぎだしました。受精卵多かったのに数は知れています。採卵時の細やかな気配りが、孵化や縮れに大きく作用するのではと猛省しております。


ミルク? (Line 2)
2017-05-31 12:54:27
お仕事柄、流石ですね。
牛乳を含ませる勇気が沸きませんが、一度やってみます。

産卵日が同じだった隣合う舟。
片方は立ち上がりが非常に良くて、もう一方はかなり悪い状況です。
水温が低かった、という単純な理由ではないように思います。

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