昨年に続きフリードリヒ・クラインクネヒト氏のアンサンブルレッスンが実現しました。
雲間が空いて明るい初冬の陽射しが降り注いだかと思うと、
にわかに鉛色の空になり時雨れ、かと思うと大きな虹が架かるという不穏な天気でしたが、
いつものレッスン会場へ着く頃はすっきり晴れ渡りました。
クネヒト氏はわれらが笛子先生は久音仁様と呼ぶようになりましたが、
年齢不詳の好々爺です。
三十年以上バイエルン州立管弦楽団の次席を務めたようですから、
さらにその前にいくつかの歌劇場でソロ・チェリストを務めていますから、
還暦は過ぎているでしょう、大ベテランです。
午後1時の約束少し前に現れ、顔を紅潮させ再会を喜び、
襲いかからんばかりの勢いでみんなと握手をしてレッスンが始まりました。
問題は、言葉。
彼の英語は、バイエルン訛り(わからないけどたぶん)がひどく、
ドイツ語を聴いていると大差なく、インポータント!!ベイビー、
トギャザーらしき単語を連発し通訳兼マネージャーも「わしゃ知らん」といった感じで
おかげでメンバーには集中して彼が言いたいことを聴く姿勢が醸し出されるわけです。
で、結果、、ただひたすら彼が望むように演奏しようとて演奏そのものにに緊張がでず、
なんだかいつもと違う素晴らしい演奏になっていきました。
午前中に行った練習ではどうなる事やら、
まぁあのじいさんだしいいかって雰囲気が漂っていたんですけど。
つづく
雲間が空いて明るい初冬の陽射しが降り注いだかと思うと、
にわかに鉛色の空になり時雨れ、かと思うと大きな虹が架かるという不穏な天気でしたが、
いつものレッスン会場へ着く頃はすっきり晴れ渡りました。
クネヒト氏はわれらが笛子先生は久音仁様と呼ぶようになりましたが、
年齢不詳の好々爺です。
三十年以上バイエルン州立管弦楽団の次席を務めたようですから、
さらにその前にいくつかの歌劇場でソロ・チェリストを務めていますから、
還暦は過ぎているでしょう、大ベテランです。
午後1時の約束少し前に現れ、顔を紅潮させ再会を喜び、
襲いかからんばかりの勢いでみんなと握手をしてレッスンが始まりました。
問題は、言葉。
彼の英語は、バイエルン訛り(わからないけどたぶん)がひどく、
ドイツ語を聴いていると大差なく、インポータント!!ベイビー、
トギャザーらしき単語を連発し通訳兼マネージャーも「わしゃ知らん」といった感じで
おかげでメンバーには集中して彼が言いたいことを聴く姿勢が醸し出されるわけです。
で、結果、、ただひたすら彼が望むように演奏しようとて演奏そのものにに緊張がでず、
なんだかいつもと違う素晴らしい演奏になっていきました。
午前中に行った練習ではどうなる事やら、
まぁあのじいさんだしいいかって雰囲気が漂っていたんですけど。
つづく