~街の電気屋さんの日常~ アトム山口阿知須店 (有)岡村電器

山口県山口市阿知須で、街の電気屋としての日常を少しずつご紹介していきます。街の電気屋さんは、いろんなことします。

補聴器を納品

2017年11月06日 | 仕事

今日は、補聴器の納品にお伺いしました。

 

やはり、歳を重ねるごとに 聴力は衰えてきます。

これは、仕方がないことです。

これを補ってくれるのが、補聴器ですね。

メーカーの専門員の方にも、同行していただいていますので安心です!!

 

それでは、2週間前のお話から始めます。

 

まずは、聴力測定です。

聴力測定は、やはり日常生活を過ごしておられる御自宅がいいですね。

人間、誰しもいろいろな音の中で生活しているわけで、

最も長い時間いる場所は、やはり自分の家の中ですから。

 

補聴器にも、耳かけ型・耳あな型と種類があって、いろいろと試してもらった結果、

耳あな型が一番良いようです。

耳あな型の場合、その人にあったものをオーダーメイドしますので、

耳の中の型を取ります。

 

こちらのライトで、耳の中を確認して、

 

 

 

 

シリコン剤を注入します。

 

 

 

 

すると、こんな感じですね。

 

 

 

 

しっかり、型が取れました!!

 

 

 

 

オーダーメイドですので、完成するのに2週間ぐらいかかります。

そして、本日 無事納品の運びになりました!!

 

 

 

 

お客さんの耳にピッタリフィットの、世界に1つしかない補聴器ですね。

大きさは、これぐらいですね。

 

 

 

 

さっそく着用していただいて、パソコンで微調整します。

 

 

 

 

ここが、デジタル補聴器の神髄です!!

相手の声が良く聞こえるように、自分の声が曇らないように、

まわりの雑音は、極力 耳に入らないように、微調整を繰り返します。

 

 

 

 

調整、完了!!

今までは、目の前で大声で話して やっと意思疎通が半分できるかなという状況でしたが、

この補聴器を着用してもらったところ、木製のドアを閉めて隣の部屋から

普通の声で呼びかけた所、バッチリ反応がありました!!

これには、私も ビックリ!!

良く聞こえるようなったと、喜んでいただけて大満足です。

ただ、個人差がありますので 全ての方に同じような効果があるとは限りませんので、

一言 おことわりしておきます。

 

聴力も、体調により変化しますので、2週間ほどお使いいただいて、

後日お伺いし 不具合があれば再調整をさせていただきます。

 

S様、本日は ありがとうございました!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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消防 合同訓練を実施

2017年11月02日 | 消防

ここのところ、気持ちの良い晴天が続いています。

 

山口消防では、定期的に 消防団と常備消防が合同で訓練をしています。

災害も規模が大きくなると、周辺の複数の分団と常備消防が協力して

対応に当たるので 日頃からの訓練が欠かせません。

 

山口市では、2か月ほど前に大規模建物火災が発生し、常備消防を中心に

周辺の多数の消防団が出動して、ようやく6時間後に鎮火した事例もあります。

 

さて今回は、阿知須分団・井関分団・佐山分団の3分団が参加。

実戦的な内容になっていますので、いい勉強になります。

せっかくの日曜日にもかかわらず、阿知須分団からは16名の精鋭が参加!!

 

 

 

 

気合が入っています!!

 

場所は、南消防署阿知須出張所の屋内外訓練場ですね。

まずは、座学から。

『 自然災害教養、机上トレーニング 』

各種災害の基礎知識と対応を学びます。

続いて、『 セルフレスキュー 』

ロープワークの基礎から、実際にやってみます。

 

 

 

最も基本になる、巻き結び。

 

 

 

 

この他、もやい結び・本結びと実際にやってみます。

ロープワークは、応用範囲が広いんですね。

こうした結び方を知っていると、消防に限らず 日常生活でも役に立つし、便利ですよ。

次は、いよいよ 実際に水を出しての訓練です!!

 

まずは、ポンプ車の吸管(水を吸うホース)にキズが無いか 真空テスト。

 

 

 

OKです!!

 

 

ポンプ、異常なし!!

訓練ですので、ホース10本と1本をポンプ車から同じ圧力で送水して、

実際の水量を確認。

 

 

手前が10本、奥側が1本のホースを経由しています。

当然、ホースが多い方が損失が大きいので 水圧の差となります。

 

 

 

機関員は、こうした損失を考慮しながら 安全・確実に しかもすばやく放水

しなければなりません。

基本的に、現場まで機関員がポンプ車の運転をしますので、

現場を確認し、水利をどこから取るか判断し、どこに車を止めたらベストか

決めるわけですね!

 

まあ・・・・、サイレンを鳴らして緊急走行しながら火災現場に到着すると、

当然ながら 周辺は騒然とした雰囲気になっています。

こんな状況の中での活動になりますので、冷静さが必要ですね。

 

私も、長く機関員をやっていましたので 少しはその苦労が分かるというもんです。

けっこう、大変なんですよ。

なにしろ、火災現場に行って 「水が出ない!!」じゃあ・・・話になりませんから。

 

ポンプ車、OK。

次は、小型ポンプ。通称、可搬。

持ち運べるところから、こう呼ばれています。

可搬もOK!!

 

こうして、合同訓練が無事に終了しました。

阿知須出張所の署員のみなさんには、講師役、並びに指導をいただき お疲れ様でした!!

たいへん有意義な訓練でしたので、今後の活動の糧になります!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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