hyperclub

パソコン教室アイラブハイパークラブです。
教室に流れるBGMなどを紹介します。

WORDの設定を変えてみよう

2005-04-30 23:58:00 | 音楽
新しく買ったパソコンで初めてWORDを起動する。何ら設定を加えず、そのまま使うのは随分使い勝手が悪いはずだ。

今日、購入して一年は経とうかというパソコンのユーザに出会った。ちなみにパソコンの腕前は初心者同然という。ある意味、豪傑だ。

「使いづらくははなかったですか?」
「えっ、こんなもんじゃないんですか?」
まず、表示メニューから「グリット線」を出す。
「わあ、友だちのと同じ画面だぁ!」
ノートやレポートの用紙に書き込む感覚は、いくらかなりとも文章を作るという行為を親しみやすいものにするはずだ。

よく見受けられるが、「標準」と「書式設定」ツールバーが横に並んだままの人がある。どうしても隠れて見えない機能がある訳で、必要なとき、使うべき機能を知らないままで過ぎてしまっていることが多い。メニューだってしかり、全部のメニュー項目を表示しきれていない。そこで、「ツール」メニューから「ユーザー設定」と行こう。次の二つにチェックを入れよう。*WORD2002の場合*

  • 「標準」と「書式設定」ツールバーを2行に並べて配置する(S)
  • 常にすべてのメニューを表示する(N)

「文字の色はいつも『書式メニュー』→『フォント』でしか変えれないと思ってました…」
だったらこれからの作業はかなりはかどるはずだ。ツールバーを1行に配置するのは画面を広く使わせたいという配慮からだろう。そうであるとしたら下方に配置する「ファンクションキーの表示」ツールバーの方がむしろ邪魔な気がするのだが。ここでは、「F4」キーが「繰り返し(リピート)」だ、ということを頭に叩き込んで、表示メニューからクリックしてこのツールバーを消してしまおう。基本的には、ここまでだけでも充分使いやすいWORDに変身する。

ぼく自身WORD2002になってたまげたのは、オートシェープを使った際、突然「描画キャンバス」が現われて文書がどっかに(上下に分かれただけなのだが…)消えたように思えたときだ。これも大きなオブジェクトを作るときには邪魔くさくてしょうがない。即、撤収だ。その方法だが、「ツール」メニューから「オプション」と来て「全般」見出しに注目。中ほどあたりに、

オートシェープの挿入時、自動的に描画キャンバスを作成する

があるので、チェックを外そう。ただしMOS検定を受検しようとするひとは慣れる必要があるから我慢しよう。

他にもオートコレクトをはじめ、WORDには独特のおせっかい(実は親切?!)な機能があるのだが、それはまたの機会に、お楽しみはこれからだ。

夕食は久しぶりに娘と二人、中華だ。店内のBGMで五つの赤い風船の「遠い世界に」が流れてきた。昭和40年代が甦ってくる。ちょうど娘と同じ世代だったろうか。それにしても娘、微妙に外すのだが、おおらかで明るい。一緒に居るとハマる。


スペイン村の花火が望めるパソコン教室

2005-04-29 23:39:03 | 音楽
 午後7時30分には少し早い時間だったろうか、どーんという音が響いた。教室中が一瞬ビクッとした。大惨事のニュースが覚めやらぬからみんな敏感だ。間があって、安堵とともに歓声があがった。そうだった、ゴールデンウィークだから今日から志摩スペイン村の花火があがるのだ。北側の窓の向こう、そう遠くない山際に光の花が咲き乱れている。おまけとしてスペイン村の花火が望めるパソコン教室…、ってか。こうして見入ってしまうのは花火の素晴らしさだ。例年どおりの規模で、縮小していないところはさすがだ。

 この花火で夏の訪れを予感する。今日は真夏日を思わせる暑い日だった、とみんな言う。でも、昼日中教室の中に居るから実感はない。だが、エアコンの切り替えをし、スリッパを夏用に替え、と、なだらかに季節の切り替え儀式を進めていくうちに、夏向きの身体を作っていくのだろう。今年のテーマはフットワークの軽さだ。

 夕食は近くの「小粋」へふらっと寄る。かき料理が絶品と評判のお店なのだが、この時期さすがに牡蠣はない。さて、夏はどんなメニューが…、と興味深く眺めたのだが、アジのたたき、アジの天ぷらが目に飛び込んだ。お酒が呑めないたちなのでお店には迷惑な客のはずだが、笑顔が素敵な女将さんは快く受け入れてくれた。季節の魚が気軽に美味しくいただけるが嬉しい。常連客でにぎわう訳だ。堪能した。


大量の画像ファイルを送るには?

2005-04-28 22:43:02 | 音楽

取引先に現場の写真を送りたい。ところがデジカメで撮った写真は、1枚180KBほど、それが14枚もある。一度に添付ファイルで送るのは無理だろうか、というのが今日のご質問だった。送り手のプロバイダはOCN、受け手は専用線だろうとのこと。

おそらく一度には無理だろう。どのサービスプロバイダも添付ファイルを送れる限界容量は500KBが普通だ。したがって、2,3枚を1通に添付して、数回に分けて送るしかないだろうと答えた。

今回は間に合わないだろうが、ほかに手がないわけではない。たとえばぼくだったらどうするだろうか、と考えた。ぼくの場合、

  • MSNコミュニティのフォト アルバムを使う手がある
  • Yahoo!フォトも使える
  • ブログ人のフォトアルバムも使えそうだ
  • Hotmail同士だと10MBまでの添付ファイルが可能ではなかったろうか

申し訳ないことに、個々の詳細についてはあやふやだが、思いつくままにリストアップしてみた。けっこう手段はあるではないか。ただ、相手がある程度これらのサービスに熟知しているか、事情に通じていていなければならないような気がする…。したがってハードルは存在するようだ。じゃあ、もっとも簡便に送る手はないだろうか?

こうしてインターネットを利用しているからには、誰もがISP(インターネット・サービス・プロバイダ)と契約している訳だ。じゃあ、Webページみる、メールを使う、以外にISPのサービスは…ってと、そうだ、だれもがホームページを発信できるじゃないか。これを利用しない手はない。そこで、ちと面倒であるのだが、

  • ISPにホームページの申し込みをする
  • ケーブルテレビだと申し込みなしでも、即、利用できる
  • FTPソフト、「ffftp」をダウンロードする
  • 「ffftp」の設定をする
  • 「ffftp」で転送する
  • メールにファイルのURLを書き送信する
  • 相手はメールを開きリンク箇所(URL)をクリックする
  • 画像の上で右クリック・メニューから「名前を付けて保存」を選ぶ

手順はこんなところだろうか。

メールの添付ファイルから、Web上でダウンロードしてもらうという発想の転換だ。これだとISPの容量制限内であれば、相当の枚数を置けるはずだし、御用が済んだら「ffftp」を開いて削除しておけば火急の際に備えることができる。言葉がなじまなくて複雑な操作のようにも思えるだろう、でも、「ffftp」を使えば、自分のパソコン内のフォルダやファイルのコピーや削除と同じ感覚で扱える。

ビジネスの場合、「こんなこともあろうかと…」と、事前に様々な手当てをしておく方がよい。その意味で前述のリストは有効ではなかろうか?

明日からいよいよ連休だ。教室のBGMとして、正確に言うとBGVなのだが、以前に紹介したWOODSONGSを流している。7本分でゆうに9時間分だ。GWが済むまで全部視聴できるだろうか。これほどのブルーグラス三昧は気分だけでもリッチにしてくれる。

2008年8月に読み返して…

 日進月歩、まさに言葉どおり、500KBの壁はとっくに取っ払われてしまった。ぼくの済む志摩市のケーブル・テレビのインターネット松阪ケーブルでは、

保存容量は最大30MBです。また、1通につき10MBを超えるメールは送信出来ません

と、「送信制限」は10MBまでに膨らんでいる。OCNは、

サーバ上のメール容量が5MBを大幅に超えている場合に<<CHECK>>という文字が表示されます

ものの大丈夫。ブロードバンド時代を謳歌しよう。


夏休みまであと85日だぞ

2005-04-27 23:35:56 | 本と雑誌
まもなくGWに入る。連休への秒読みどころか、夏休みまでさえ、もう85日を切っている。皆さん、さぞソワソワしておられることだろう。

教室は連休も関係がない。この時期、主婦の皆さんは休みの子どものために家庭に貼りつけになるし、小旅行だって計画されているようでお休みなのだが、その分、大学生諸君が戻ってくるし、ビジネスマンの多くが業務に不可欠なスキルアップを目論んでおられる。特に仕事を覚え始めたフレッシュマンにとって、連休は、業務に即したパソコン技術の向上や弱点克服のためのよい機会になる。最近の傾向としては、EXCELやWORDの重点的な学習よりも、ホームページ作成やプレゼンテーションのスキルなど、表現力のアップに積極的だ。また、オークションの出品デビューを企てるひとが増えるのも時間的に余裕のあるこの時期だからだろうか。

かって仕事や勉強の便利な道具として位置づけられていたパソコンも、その用途はより能動的、積極的なものに進化しつつある。コンテンツ発信というアグレッシブな使い方に移行しているのだ。

パソコンを利益目的に使うのも当たり前になってきているが、誰だって一朝一夕に目標を達成するという訳には行かない。しかるべき備えといおうか、技術的裏づけも要るし、情報も必要だなのだが、もっとも大切なのは長期的な戦略ではなかろうか。途中で挫折するのは、目先の利益にこだわり過ぎていないだろうか。

高校生だって、
「アフィリエイトってどうやればいいの?」
と質問する時代だ。この連休、時間的にゆとりがあるという方はゆっくり話し合いたいものだ。

GWに読む本として、主婦もかせげるパソコンで月収30万―ホームページの新ビジネス・アフィリエイト体験記を薦めたい。


WOODSONGS

2005-04-26 23:55:00 | 音楽
以前、お宝を発見したと書いた。もちろん師匠の伝手によるものなのだが、なんとアメリカのフォークソングの公開番組をまるごと一本、それも無料で、ダウンロードできるサイトがあるのだ。それが、WOODSONGSだ。

正確に言うと、「WOODSONGS OLD-TIME RADIO HOUR」という番組名のとおり、フォーク・ルーツミュージック系であり、フォークシンガー、Michael Johnathonがホストを務めている。公開番組といったが、番組進行は、CMなどもナレーターが生で行うし、楽器の設営など舞台転換も番組内で通しで行っている。まことにプリミティブなスタイルで、古き良き時代のラジオショウの雰囲気が楽しめる。会場とのかけ合いも微笑ましい。

もちろんオールドタイムミュージックとフォークソングが中心だが、嬉しいことに、ときおりブルーグラス・ミュージシャンが出演し、まるまる1本、60分以上、ふんだんにパフォーマンスを堪能させてくれる。

HOMEを訪れたら、左のメニューから「ARCHIVES」をクリックしてほしい。通信速度に合わせた「AUDIO ONLY」が2種と「High Speed ONLY」のVIDEOがある。ブロードバンドの環境ならVIDEOがお奨めだ。やはり無料が嬉しい。これまでゲットしたのは、

  • Sam Bush and the Sam Bush Band
  • The Del McCoury Band
  • Rhonda Vincent and The Rage
  • J.D. Crowe & The New South
  • John McEuen
  • Dr. Ralph Stanley and the Clinch Mountain Boys
  • The AFRICAN-AMERICAN HISTORY of the BANJO

この顔ぶれを見てほしい。ファン垂涎のコンテンツだ。

とりわけ、あのN.G.D.BのJohn McEuenのクロウハンマー奏法、スグラッグズの後継者ともいわれるJ.D. Croweのスリーフィンガー・スタイルを取り込めたのは大きな収穫だ。ぼくはつくづくバンジョーが好きなのだ。 The AFRICAN-AMERICAN HISTORY of the BANJOはとても興味深かった。

Mark O'Connorを取り損なっているので、次回、挑戦したいと思っているのだが、毎週、更新されて行く。時間が足りないと悲鳴を上げそうだ。それにしてもつくづくすごい顔ぶれではなかろうか。



IMEの初期設定

2005-04-25 23:43:00 | 音楽
教室では初めてパソコンを購入するというひとが増えている。ほとんどがノートPCだ。持ち込んできてくれるので、便利で、使い勝手のよい設定をしてさしあげる。

さて、ここで質問というか、提案がある。

あなたは買ったままのPCをそのまま使ってはいないだろうか?

一口にPCというが、パーソナルコンピュータの略である。したがって究極はそのユーザー個人に特化したマシンに仕上げることが理想だ。使用目的、用途に合わせて、使い勝手のよいものにすればもっとも効率のよいコンピュータにとしてあなたの役に立ってくれる。

さりながら、買ったばかりでもあり、しかも初心者というのなら、はじめの一歩として基本的におさえておきたいチューニングをアドバイスしたい。

教室ではまず以下の点に絞って設定を変更している。

  • フォルダやファイルのオプション
  • IMEのプロパティ
  • OFFICE製品のオプション

ほかにもいろいろあるのだが、これだけでもずいぶん違ってくる。

今夜は、IMEの設定についてご紹介しよう。IME2002を例にする。

  1. IMEツールバーの「ツール」をクリック
  2. メニューから「プロパティ」をクリック
  3. 「辞書/学習」見出しをクリック
  4. 中ほどの「システム辞書」に注目
  5. 既定値では「Microsoft IME 標準辞書」のチェックボックスだけに濃い印がついているはずだ
  6. 「郵便番号辞書」にチェックを入れる
  7. 「話し言葉辞書・顔文字辞書」にチェック
  8. 「人名地名辞書」にチェック
  9. 「カタカナ英語辞書」にチェック
  10. 「記号辞書」にチェック
  11. もちろんチェックを入れるのはお好みでよい
  12. 最後に「OK」ボタンをクリック

以上が、初心者のための設定手順だ。

「ほかの辞書にも一応チェックが入ってるよ」とお声がかかる。確かにその通りなのだが、それは薄墨のチェックで、標準辞書のチェックとは濃さが違う。薄墨のチェックが入っているところをクリックすると真っ白になる。そしたらもう一度クリック。くっきりしたものになる。これが正しいチェックだ。

ただでさえキーボードが心もとないとき。住所を入力するのは面倒だ。そんなとき郵便番号をテンキーで入力するだけで変換可能になる。
また、当地では、「安乗」、「波切」といった有名な地名が変換できないといったもどかしさも解消する。
「さかな」と入力して変換すれば、「>゜)))彡」なんて芸当ができる。表現力(?)が増すだろう。「たこ」、「いか」でも試してほしい。
「かお」を変換するだけで、(^_-)-☆といった具合にいろんな顔文字がオンパレードだ。
「ぷろぱてぃ」を変換すればたちどころに「PROPERTY」と変換される。スペルがあやふやな英単語もミスなく入力できるようになる。

「そんなのとっくに設定済みだよぉ」
まあそう言わないで(^^ゞ(ぽりぽり)。これは初めてパソコンを買った人のためのお約束なのだから。

今日の音楽は、モーツァルト、「フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299」。眠かったのは、春だからか、それとも…。


ウイルスバスターはDesperado

2005-04-24 20:52:36 | 音楽
結局、昨日のVAIO姫、リカバリせざるをえなかった一件は、ウイルスバスターのアップデートに起因するものだった。報道によると

ウイルスバスター原因でシステムダウン、月曜朝は注意を
トレンドマイクロ、PCを守るはずのパターンファイルに不具合

安全意識の高いユーザーが遭遇する皮肉さはともかく、まるで保護者と頼む親鳥が雛に毒物を与えるようなもの、サイバーテロだと断定したい。心優しきユーザーのほとんどが自分を責めたに違いないことは想像に難くない。罪は重い。悪夢の週末になった。会社が動き出す週明けだって怖いのだが…。

土曜日というのに早朝パソコンを開け、持ち帰った仕事を始めようという矢先の出来事だ。「ウイルスバスターのアップデート」を完了した途端、デスクトップ画面に砂時計が現われ、フリーズ状態。もし、事前にネットでニュースを確認していたらどうだったろう? もちろんアップデートが優先されるから、不可能だ。パッチを当てればよい…、パッチが公開されるだろう…とは、あのパニック状態ではだれも思いもよらぬことだったろう。

自動ライブアップデートなのだから、当然、自動でパッチを送ることも可能だったはずと、やからをこいてみる。

VAIO姫は、リカバリ後の今日も、ご機嫌斜めなんだそうだ。失ったデータと無為に過ごした時間を返せ。

今日のテーマ・ミュージックはイーグルスの「Desperado」こそふさわしい。このならず者め。


リカバリディスクを作成しよう!

2005-04-23 23:27:13 | 音楽
ご破算で願いましては…、昔、そろばん塾でこれだけは上手に決まった。最近、そろばん塾に通っているという小学生に、
「再起動ってのはね、たとえばご破算で願いましては…ってのと同じだよ」
と言ったのだが、キョトンとしている。
「それ、なに?」
最近は、使わないのかぁ…。

人生をやり直せたら…。もう一度あの日に戻れたら…。そんな気になったことはないだろうか。中学生に、
「昔はよかったなぁ…」
と呟かれ、のけぞったことがある。中学生でさえそうなのだから、誰でも一度や二度はあることだろう。だが、人生はやり直せないのだ。近ごろ、気分は夏休み最後の日と同じだ。しくさしの仕事がやり残しの宿題のように山になっている。

人生に、ご破算で願いまして、は不可能だが、パソコンだといとも簡単にできる。それが、「リカバリ」や「再セットアップ」だ。外見は使用感たっぷりでも、ソフト的にはまるっきり新品に生まれ変わる。ピチピチで、スイスイサクサクだ。うらやましい、って?

ところで、最新のパソコン、リカバリの方法が旧来機種のものと異なっている。リカバリーディスクなるCD-ROMが付属していないのだ。今日の場合はVAIO姫様だが、どうやらHDDのどこかの領域に納まっているらしいのだ。もちろんWindowsからでもリカバリはできるのだが、とお断りしておく。

リカバリディスクを作成するには、自分で作成するか、購入しなければならない。Lavieでも同じだと記憶する。つまり、CD-RWやDVD-RWドライブ内臓が当たり前になってから、変更になったようだ。

問題は、このことを知らない人の方が多いのではなかろうか。そこで、「こんなこともあろうか」というときに備え、提案したい。

週末、ゆっくりとリカバリディスクを作成しよう!

何、やり方は難しくない。CDかDVDのメディアを用意しさえすれば、VAIO姫の場合、「すべてのプログラム」→「VAIO リカバリツール」の順にポインタを合わせ、「VAIO リカバリユーティリティ」をクリックするだけだ。あとは流れにそって画面の指示に従うだけでよい。そう不安がることはない、パソコンは愛と勇気だ。

今日のVAIO姫様はWindowsからでもリカバリした。所要時間は3時間ほど。でも、インターネットの接続、メールの設定、Windowsのアップデート、アンチウィルスソフトの設定と面倒なことは確かだ。今の環境をまるごとバックアップDVDにしてしまう手もある。これはPCが健全で健康な状態のときにやっておきたい。もちろん日々のデータのデータのバックアップもだ。

リカバリしているとき、正直、もう一度あの日に戻れたら…などと懐古の情にかられたのは、Country Croonin' を聴いているからか。


見えない糸で結ばれている?

2005-04-22 23:58:11 | 音楽
見えない糸で結ばれている…ような、ないような、何とも漠とした違和の感覚に陥るのが、あっちの話ではない、無線LANのことだ。見るからに強い絆で結ばれているという実感に乏しい。そりゃそうだ、データがラインを通らずに宙を舞う。プリントアウトだってできるったって、繋がってなきゃ確かな約束とは言えないような、はなはだ頼りない。

トラウマがある。大好きな子にはパスされて、そうでもない子から周波を送られる…。何の話だ。

今日は、無線LANが買った翌日から繋がらないというちーやんの家まで出張講義だ。出前も致します。先日のK氏宅はバッファロー製。お定まりの
「あれーッ?」
は、三回ほどあったものの、独自のAOSSという簡単接続で事無きを得たつもり。始めから自分で設定するというのはトラブルがあったとき、回復しやすい。逆に、すでに設定されたものを修復するのは、ちと骨だ。まして、未知のメーカーだと心細い。

いつもの笑顔に迎えられ、すんなり
「お邪魔しま~す」
と遠慮もなく我が家のつもりだ。強みというか、あつかましさというか、でも、こんなタイプがほんとはシャイで繊細なのだ、と自分でいうか。
これまでの体験で学んでいるから、モデムも、ルータも、当然、パソコンも電源を落す。しばし余談にふける。モデムから順番に電源を入れ、ランプ(古い…)を確認する。しっかり時間をおいてから、次にルータ、そしてパソコンと慎重に。

パソコンが立ち上がるや、
「新しい接続ウィザード」
が現れるではないか。そこで、CD-ROMを入れてみる。すんなり進行していく。そしてインターネットに接続、OKだ。メールもノープロブレム。過去一月分ほどのメールの受信ができた。

こんなに簡単でいいのだろうか? きっと何かある…。その予感は当たった。

前回のアップデートから時間がずいぶん経っているので、Windowsとアンチウィルスソフトのアップデートをしてみた。必然的に再起動を促がされる。その再起動後、ネットに繋がらなくなったのだ。

「工事の人が帰った後、自分でやったら駄目になった…」
てのは、このことだったのね。右往左往は立場上できない。取説を読み返す。もっと簡単な図説があったはずと、あってはならないはずのモデムの箱から探し出す。遅まきながら学習だ。

が、直感は大切だ。システムトレイに注目。「ネットに未接続」のアイコンがある。その隣には、「サテライトマネージャ」というソフトのインジケータがあるぞ。すかさず「プロパティ」を開く。

「無線機能を無効にする」にチェックが入っている。
「これだ!」
繋がらん訳だが、でも、何で再起動ごときでチェックが入るのだろう。疑問が沸くが、さらに図説によると、親機の背面の「SET」ボタンを押すようにもなっている。

無効のチェックを外し、トレイの「らくらく無線スタート」から始める。おや音声で指示してくれる。ボタンを押すよう音声に促がされ、赤から緑に変わるまで押し続けると、みごと復活だ。

これで安堵することなく、すべての電源を落すところからやり直し確認。油断してはなるまいと、再起動してみて確認。さらに念を入れ、もう一度パソコンの電源を落して確認と、時間ぎりぎりまで慎重に作業を繰り返した。もう大丈夫だ。

見えないが、強い絆で結ばれたパソコンは、スイスイサクサク、ネットの波を泳いでいる。無線LANにおいては、各メーカーともずいぶん苦心して工夫を凝らしているようだ。簡単な接続を心がけている。値段もこなれてきている。パソコンが複数台になったらお奨めだ。

今日のテーマミュージックは、 伊藤薫 君への道 で決まりだ。


J・D・クロウを聴く

2005-04-21 22:58:21 | 音楽
さぁ、ニットのセーターを脱ぎ捨てよう! 教室でのもっぱらの話題は、ボタンダウンのシャツをパンツの下にたくし込むか、外に出すか? 日本は平和だぁ。

「絶対、外に出すのが今の着方!」
と、高校生の母のご託宣どおり、外出し派が圧倒的だ。というより、中出し、もとい、中入れはぼくぐらいのものか?
「あったりまえや、いまどき…」と、女子高生はラジカルだ。

待てい、知命のオヤジにそんな要求しても、あかんぞぉー。送り主は居ないが、なにせアイヴィーリーガーズ譲りの 伝統主義のぼくだ。何のためにベルトに金をかけておるとお思いか?
「どうせユニクロやろ?」
大学生の突っ込みは鋭い。君ら家族は吉本か。

かってのアイビーファッションは服装にとどまることなくそのライフスタイルまでも決める重要なアイデンティティとなっていた。流行りだからと、そう簡単にスタイルまでは捨てられない。今、スタイルを決めつけないのがスタイルのように思えてならない。

「女性がペディキュアを塗るときは、キャミソールとフレアショーツで決めてほしい」というぼくの切なる「こうあってほしい」症候群も、いまや恐竜と同じく壊滅的危機に瀕している。ジャージでペディキュアだとぉ。オヤジの夢が剥がれ落ちていく。なんて時代だ。

中華ランチの後の烏龍茶のようにぴったりハマるものがある。それが安らぎをもたらし、自然と自分のスタイルになっていく。単なるたとえ話だが、ブルーグラッサーにもスタイルがある。巨漢、デブ、禿げ、テクニシャン…。いや、見栄えではなく、心根の持ち方だ。ハートが素敵なのだ。師匠とひさびさにJ.D.クロウのバンジョーを聴いた。すんなり同化してゆく自分がいる。これだ。師匠の存在は、大きい