またやってしまったのか、ぼくは…。
とろい、ってなもんじゃない。せっかく、DVD見ようと思って、音響効果の群を抜くPCが、途中で固まってしまう。ワクワクが、一転、ガックシに。
塩凡
しょぼんと泣いてはおられず、動き出す。2TBのHDD、10K円を遥かに切ったのを確保していたものを流用すべく(本来ならSATAの最新規格3.0のためにと取っといたのよ)、思い切る。タイの洪水以来、ハードディスクは値が下がらないのに。タイミングはいつもこんなもんだ。
強調する。この年で、メガネ無しに、裸眼で、処置できるのがありがたい。ただ、手暗がりが問題。ボディ筐体は狭く、うっかりすると手を切りそう。そこで
もっと灯りを!
ゲーテみたいなことを呟いてみる。LED200灯の無駄に大きく、重い懐中電灯がここで役立つ。
作業そのものは10分で終了。ただ、XPのマシンだから、IDEとSATAの混在が不安材料。電源を入れて、Windows XPをクリーン・インストール。待つこと暫しどころではない、これから長い復活への旅路が始まる。
心落ち着けようと、パッヘルベルの「カノン」を、「リピートをする」モードで、聴く。「どこかで聴いたクラシック ヴァイオリン名曲 ベスト101 [Disc 1]」から。根を詰める作業にぴったりだ。
今年六十のお爺さんが頑張っている。