hyperclub

パソコン教室アイラブハイパークラブです。
教室に流れるBGMなどを紹介します。

印刷屋さんを超える?

2007-02-28 21:39:18 | 音楽

 六分の一、ってことは16.66666666%。つまり今年も六分の五を残すだけとなった。早いな、時間の経つのって、ふた月があっという間に過ぎた。うかうかしてると毎日が8月31日状態になってしまいそう。

 卒業や就職のフレッシュ・シーズンに向けて教室でのもっぱらのテーマは、

「DTPは印刷屋さんを超えるか?」

である。

 DTPとは、デスクトップパブリッシングのことで、「机の上の印刷」、つまりパソコンで作る印刷物のことだ。

 年賀状の季節となると、しばしば

「印刷屋さん同情論」

が囁かれる。印刷屋さんに依頼していた人の多くがパソコンで自分で作るようになると、商売上確かに痛手だろう。ところが、

「印刷屋さん不要論」

にまで達しないところが面白い。住み分けがきちんと出来ている。

 世の中の文書すべてをパソコンでまかなうのは考えものである。印刷職人の技は素晴らしい。「べた打ち」と呼ばれる文字間、微妙で繊細な行間隔など、見せる、読ませる工夫はきめ細かい。伝統芸である。また、デザイナーとしての役割も大きいものがある。美文書という言葉で括れない深さがある。目に甘い。心地よい。アピアランスの冴え。印刷屋さんならではの、そうプロダクト・インダストリーと呼ぶものだ。

 じゃあ、DTPでは不可能か? これが、今の教室での課題である。印刷職人に近づくべく、パソコンを使って限りなく見映えのするオブジェクトを作ってもらおうと教材を準備した。当クラブ内クラブ活動としてまた新部が創設された。3月は、ウェルカム月間。一騎当千のOBの方々も、気軽に立ち寄って戴き、果敢に挑戦してもらいたい。合言葉は、「課題に挑戦」である。

 KさんのノートPC、不具合のため再セットアップする羽目に。Cドライブのみのリカバリーなのでバックアップ・ツールでDドライブに送ろうとしたら、たちまち容量不足のメッセージが出てしまう。原因を調べたら、マイ・ミュージック(フォルダ)に無数のWAVファイルが…。ベストアルバム作りのためにリッピングしてあったものだ。

 尾崎豊、浜崎あゆみ、サザン…、最近のヒット曲も含め数多の楽曲が一瞬にして消えた。ぼくのようなオヤジでもそそられる曲もあって、惜しい気がする。


携帯のメール

2007-02-22 23:02:49 | 音楽

 携帯を換えてまるっとふた月経った。未だに携帯のメールが送信できない。入力に馴染めないのだ。特に、メールアドレスの入力に手こずっている。

 そこで、パソコンの方から携帯メアドをお持ちの皆さんにメールを送らせてもらった。もちろん本文にぼくの携帯メアドを記載済みだ。

「返事はこちらの方に」

なんて、入力の手間を稼ぐ作戦。本当にA型?

 ところが、皆さんの素早いレスポンスのは驚かされる。間髪入れぬ返信が十数通だ。

「日本はこんなでいいのかぁ?!」

 己の身勝手さも忘れている。

 こうした携帯の堪能ぶりがパソコン習熟に伴う結果であれば喜ばしいが、携帯ほどパソコンが扱えないというならぼくの心境は複雑だぁ。

 皆さんにご足労をおかけし尽くしてから言えることではないが、よくよく考えてみれば、キーボードで、皆さんの氏名とアドレスをメール本文として入力しておいて、自分の携帯に送っておいても結果は同じではなかったか。AHAHA…☆⌒(*^∇゜)v

 百叩きに値する? でも、皆さんの楽しいコメントをもらって楽しいひと時過ごせたから、ぼく(?)は良かったぁ!

 携帯のメールは使えんというので、ワザワザ電話してくださった田曽の兄さん、すいません、お騒がせして…。恐縮です。

 それと、

「ウチにはそんなメール届いてないよ」

という方、これは問題ありで、お手数だけど教室までメールをよろしく。

三井リハウスのCMで流れる「THe Water is wide」が、ピーター、ポール&マリー(いわゆるPPMだ)では「there is a ship」となっていたことを思い出した。源はケルトの伝統曲で、アイルランドやスコットランドの厳しい海をイメージさせる。哀しい恋の歌だが、北に拉致された被害者の皆さんの切なる思いにも通じるようで切ない。

水は広く、わたしには越えられない
飛びこそうにも翼もない
二人乗れる舟が欲しい
そうしたら、わたしとあの人、二人して漕ぐから

船はある、海も渡れる船が
いっぱい積んでずっしりと沈んでいるけど
わたしの愛ほど深くはない
溺れるか泳げるか、わたしにはわからない


ロック天国

2007-02-18 22:20:30 | 音楽

 日曜の昼下がり。天候回復で皆さんの予定が変更になったのか、ポカンと空白の時間。魔がさしたというか…。

 身体に切れがない。鈍重過ぎる自分を意識するともう堪らない。バケツに水を汲み、雑巾を絞り床掃除を始めていた。

 究極のダイエットは「拭き掃除」とぼくの耳に刷り込んでくれたのは、どなただったか? 真に受けた。というよりその言葉に乗っかった。

 日曜らしく音楽はPPM(ピーター・ポール&マリー)。懐かしのフォークソングだ。「ロック天国」、「パフ」なんて軽快な曲に誘われ、快調に進む。

 普段滅多にしない土下座の格好に、思い当たることがある。実は、偶然の神様、ぼくを諭したくて、こんな格好をさせたかったのでは。

 目方増もさることながら、最近、緊張感がなく、すべてに対し丁寧さに欠けるばかりか横着になっている。感謝の心が足りない。思いやりに欠ける。いや、心にそれはあるのだけど態度に出せない。自分の嫌いなタイプになっている。

「ごめんなさい」

 頭を上げた途端、机の下で頭をゴっツンこ。無心になって作業に専念し、身体中ポカポカになって、床半分(?)がピカピカになった。腹筋を始め普段使わない筋肉をしこたま酷使しヘトヘトなんだが、ある種小気味いい。確かに拭き掃除はスリミングにはよさそう。

 継続は力だ。もう一人の自分が耳元で囁く。

さっとん、ありがとう。しっかりいただいたよ。
mogeさん、ごめん。タイミング悪くて。
S婦人、まず深呼吸して、それから頑張って!
みなさん、すまんなぁ。おおきんな。


☆⌒(*^∇゜)v

2007-02-15 23:57:32 | インポート

 朝から歯が痛い…、と言ってみる。

 もしくは、

「また目方が増えた」

 と嘆いてみる。

☆⌒(*^∇゜)v

 バレンタイン・デーの翌日だ。これぐらいの見栄は許されるのでは。

 

ネットで自分と同じ姓を検索していたら、あなたのホームページを発見しました。
私は名古屋に住んでいますが、母は鵜方の出身です。あなたはどこの出身ですか?

 こんなメールをいただき、驚いたのだが、嬉しくもなった。

 もちろん一面識もない方なのだが、互いに知る屋号をメールで交換するうちに、あくまでも推測だが、何代か遡(さかのぼ)れば親戚に当たる可能性が出てきた。

 ぼくの記憶も曖昧で申し訳なかったが、母の早世もあって、いい歳こいて縁戚関係にあまりにも疎いことに気づく。何だかなぁ。

 ただ、我が姓は全国ではこの町にしかないと教えられて、長らく信じてきた。後にネットのおかげで、秋田や北海道にも、最初の一文字が音読みになる同姓があることを発見した。

 見知らぬ町で、自分と苗字を同じくする人が、本籍地を離れて暮らしておられる…。見知らぬ方々だが、不思議に懐かしい。


イベリコ豚

2007-02-14 20:17:17 | 音楽

Belle

 飛べない、ただの豚(近頃のぼく)がイベリコ豚に出合った瞬間。

 あまりにも有名な、スペインの極上黒豚である。スペインから輸入できるようになったのはここ1~2年のことで、それまでは禁輸だったという。

 ぼくは「美味しんぼ」の83巻、「最高の豚肉」での知識しかないが、ハムで喰った記憶もあるような、ないような。

 今回の料理研究会の主宰は、KIYOさん。美味しいものに目のないレディである。

 研究会と冠が付いても、主に研究し、汗をかいてくれたのが、講師であるヴェル・ヴァーグ・ヴィア ンフェのシェフだった気がしてならない。ロースト後の写真がこれ。

Iberiko

 内容は、前述のKIYOさんのブログとOhgiさんのブログに詳しい。グッジョブ!

 バアバさんはコチラへ。

 毎回、自然発生的にどなたかから呼びかけがなされ、その時間に都合の付く人が集まって来るといった集いだが、M夫人とF夫人から定例化が提唱された。育ち盛りだ。


メールが送れない 

2007-02-08 23:29:37 | 音楽

 さっとんからメールをもらった。自作マシン、OSがインストールできないという。さっそく返信。送信ボタンを押したらエラーである。

 SMTPサーバーをメンテナンスしてるのだろうと放っておいたが、メールを4件4通送った時点で、まだ送信エラーが出る。受信はしっかりできている。

 こんな場合は、プロバイダー料金を払ってないことが考えられるが、それはない…はず。とりあえず明日まで様子を見ることに。

 そんな訳で、メールが届かないといって叱らないでぇ。


今日のデスクトップ

2007-02-06 23:36:02 | 音楽

 今日のデスクトップがこれ。

Desktop

 「純情きらり」に出演してた頃、劇団ひとりが息子と同い年だと知って親近感を抱いたものだ。飛び抜けた凄さ(スター性?)を見せないけど、いぶし銀のような存在感があるという印象を受けた。

 さらに、ウィキペディアで息子と同じ誕生年を探したら、伊東美咲を発見した。この辺りからぼくの迷走が始まる。

 壁紙とスクリーンセーバーをゲットしに行く。ふだんアイドルには無関心だが、美咲タンとなると様子が違ってくるのが不思議だ。スター性?

なんてとこをチェックして、立派な閑人だ。

 特に、D-Roomスペシャルサイトは、クイズ仕立てでマッタリ美咲タンと戯れる心持ちでハマる。クイズはぶっつけ本番でがんばってみたが、ぼくには難しい。でも、4本ほどで合格できた。頭を空っぽにしたいとき、お勧めする。

 ちなみに、ぼくと同じ誕生年の人に三遊亭楽太郎師匠を見つけた。

NHK新落語名人選 八代目 橘家円蔵 NHK新落語名人選 八代目 橘家円蔵
価格:¥ 2,000(税込)
発売日:2005-12-07

 今夜は爆笑王、橘家円蔵師匠で笑い転げたい。


海外とのチャット

2007-02-05 23:14:43 | 音楽

 正午過ぎ、まもなく帰国という「CANADAは東部montrealから」のsuzurinを、Windows Live Messenger上で見つけた。

「☆⌒(*^∇゜)v帰国予定は?」

と、メッセージを送ったところ、

「sennsei im mexico nanndenihonngoutemasenn.10desu」

って、返事が帰って来た。全てローマ字のメールである。

 彼女はメキシコに居て、無事だと分かる。めでたい。

 でも、必死な様子が伺える。メキシコ人のあゆ似のお友だちのパソコンを借りて、つまり日本語が使えない環境でネットに入り、メキシコからトロントへ戻るチケットの手配をしているものと思われる。

 ぼくたちにはチト想像しにくいが、日本からパソコンを持っていかない限り、日本語に対応するパソコンに巡り会えない。つまり現地の言語に適応したパソコンを使うしかない。当然、最低限、英語に堪能でないと、迷子どころか、生存すら覚束なくなることもある。

 海外に住む人たちとメールやチャットを交わす時は、日本語入力をOFFにして、直接入力にしよう。

ローマ字で文章を書く
BUNNSETSU DE KUGIRU

間違っても全角文字を送ってはならない。あっちではひどい文字化けになっている。

 いくつかの試練や修羅場をくぐったとみえ、彼女は言葉ばかりでなくパソコンにおいても確実に腕を上げたようだ。凄いなぁ~!

 海外居住者は情報収集をネットと口コミに頼ることになる。アナログとデジタル、両方の使い分けが必要だし、どちらが欠けても危ないことになる。

 貴重な体験を蓄え成長した一人のレディがもう直ぐぼくたちの前に現われる。お帰りなさいパーティをしてあげねば、といいつつ、結局は、自分たちが楽しもうとするのに余念がない。

 やはりハグで迎えんと失礼かなぁ。

ライヴ・アット・ザ・モントリオール・ジャズ・フェスティヴァル ライヴ・アット・ザ・モントリオール・ジャズ・フェスティヴァル
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ジェントル・オン・マイ・マインド

2007-02-04 22:40:41 | 音楽

 高校生の駿たちと接していると、同世代の頃の自分とつい比較してしまう。2年生といえば、昭和42年…。

 黒眼鏡の野坂昭如が「火垂るの墓」、「アメリカひじき」などで直木賞を受賞し、五木寛之『蒼ざめた馬を見よ』 や大江健三郎『万延元年のフットボール』がベストセラーで飛ばしていた…なんてことより、平凡パンチと週刊プレイボーイの発売日をしっかりチェックしてた頃のことだ。買ってもらったばかりのドロップ・ハンドルのサイクリング車をピカピカにするのに余念がなかった。

 テレビよりももっぱらラジオを聴き(そうオールナイトニッポン…というより深夜放送…が始まった年)、後にGSと略されるグループサウンズが勃興したまさにそんな頃だ。ジャッキー吉川とブルーコメッツの「ブルー・シャトー」が大ヒットしていたが、ぼくは冷淡で、ペダルを漕ぐのにぴったりな、グレン・キャンベルの「ジェントル・オン・マイ・マインド」の方がお気に入りだった。

 音楽といえば、ビートルズがすでに一つのステータスだった。でも、ぼくは、アメリカのフォーク・ソングを基盤に、カントリー・ミュージックに比重をかけていた。だから、グレン・キャンベル。コカ・コーラのCMで、「スカッとさわやかコカ・コーラ」と彼がブラウン管から語りかける、遥か以前のことだ。

 当時の音源がCDコレクションになって教室にある。これぞヤフオクのおかげだ。駿と一緒に聞いていると、

「これ知ってる!」

と言うことが多いのに気づいた。

 何のことはない、コマーシャルで耳にしてるのだ。

「でも、何でやろ?」

当然の疑問か。バモスに「ジョージーガール」だったな。バモスって若い世代対象の車だと思う。となると、単にノスタルージーをクスグルなんてことではなさそう。

「つまりCM制作の決定権を持つ世代がぼくらの年代なんかじゃないかな…。だから最適な曲を幅広い選択肢から抽出できるのでは。」

 もっともCMの現場にはオヤジはとっくに排除されてるだろうから、何とも言えない。で、駿にはこう答えることにした。

「いい音楽には昔も今もないんじゃない?」


それはぼくではない!

2007-02-03 23:56:00 | 音楽

 今、教室で流行らせている言葉は、

「それは○○○ではない!」

である。これは突っ込みのフレーズで、

「それはあ・な・たではナイでしょっ!」

といった風に使われる。

 発端は、オフコースの小田和正さんである。彼が、「YES NO」という曲で、サビのところ、

「君を抱いていいの」

と歌った。

 これに、ぼくのなかの少年の部分が非常に『揺れ動いた』のである。ぼくが少年だというのではない、あくまで少年の心が潜んでいるところがあって、まっ、これをこの年で持ってるというのも可笑しな話なんやが…、感じたということだ。

 かってニューミュージックのなかでこれほど大胆で直截(ちょくせつ)な歌詞があったろうか(サザン、谷村あたりなら…)。小田さんの透き通った高い声で、である。

 少年のぼくからは言えないのは当然としても、ごく自然にうっとりと(しかも嬉しく)受けとめる女性がいるという事実にも驚いた。大和撫子たるもの、左様な感情は慎み深く、ハシタナイと押隠すんじゃなかったの? そのことを指摘するぼくに、小田ファンは、

「それは小田さんだからであって、あなたではない」

と、即座に返ってきた。ぼくは素直に受け入れた。だから、

 朝、鳥になってあなたを目覚めさせる

のも、きっとぼくではない。

 当たり前といえば当ったり前な話か。