昨年のクリスマス・パーティに着たきりのブレザー。
クリーニングに出そうとポケットを探っていたら、
出てきたのが、第669回全国自治宝くじ。
いわゆる、'14年末ジャンボ宝くじだ、1等5億円。
買ったことさえ覚えてないダダクサさに自分でも呆れるが、
それが、何と、当たりくじだった!
生まれて、初めて吐いた嘘だ。エイプリル・フールに免じてご容赦いただきたい<(_ _)>。
情けなくも、恥ずかしくもあるが、ぼくは、依然、大貧民だ。創業100年以上の、鵜方の老舗、おとやの大将と、いかに自分が最下位の人間であるかの自慢をしあったが、思いやり深い大将の方はもちろん「洒落」としてで、ぼくが正真正銘の最下位人間であることは間違いない。
例えて言うと、
金ヶ崎の戦い、浅井の裏切りで泡を食った信長軍の撤退戦として殿(しんがり)を務めた秀吉と言えばカッコいいのだが、そうではなくて、マラソン大会でビリを定位置とするぼくの「お先にどうぞどうぞ」と居直るぼくってどうだろ
負けるな、一茶、ここにあり、か。
こうして、ぼくの四月が始まった。金はなくとも、健康で過ごせる毎日が大切なんだと実感する日々。
ありがたい。