若桜町議会6月定例会の一般質問が終わりました。
7名の議員がそれぞれの思いを町長・教育長に質問しました。初めての定例会なのに、7名全員が教育長に質問するということで、教育長も大変だったと思います。その裏返しでは、期待をされているんだということを察することができました。
質問の方は、①町営住宅についてで、管理のことを問ったのですが、村づくり交付金で庭の草刈り等をしてくれということや計画については、今年度中にするということですが、詳しいことは話されませんでした。計画ができたら、住民との意見交換をする場を設けるそうです。新しく改修か新築かをするところの構想も若桜材の木造で、特別なソーラーパネル、パッシブハウスなどは、高いので難しいということだそうです。住宅整備での町内に留めるための施策としては、これまでされている子育て支援のこと、今年度給食費の3分の1助成をすることを話され、あかまつ団地へ移ってもらうのが理想といったことでした。
払下げはできないのかと尋ねたのですが、国の補助金を使ってしているので、難しいということです。
②つく米分校の活用ですが、教育旅行としての受け入れる要素について思いは同じでした。また、自然環境調査などについても、連携してしていきたいという答弁で、肯定的でした。地元も巻き込んだことについては、もっと地元とも協議して、氷ノ山を絡めて、より良いものにしていきたいということでした。
③IP告知端末機の活用についてですが、昨年9月に質問させてもらったスクールバス導入に、デマンド便のことを付け加えて、質問させてもらいました。今のままだとデマンド便のシステムの構築は、大変な金額になると思いますが、IP告知端末を使えば、もっと手軽にできるのではないかと思って、提案したのですが、町営バスを導入して3年も経たないのに、新しい方法で運営するのはどうかということで、反問権を行使されました。
「3年も経たないのに、町営バスの運営形態を変えることについて、決議した議員としてどう考えているのか?」
初めての状況なので、どういう形式で答えるのか分からず、思ったままを話しました。まず、議員1年目で、町営バス導入の決算の採択には、関わりましたが、スクールバス廃止の議決には、関わっていないし、どんな経緯だったかは、勉強不足だし、そんな切実には考えてなかった。その時は、町民であったが、広報等、情報公開がしっかりされていたかどうかも分からないし、考えてもなかった。議員になってから、町民にとっては、どうか考えてきて、国の補助金をもらっているからどうだとか、関係なく、とにかく、利便性を考えて質問させてもらっている。財政のことをどうのと言われても、勉強してないので質問させてもらっているのであって、もっと勉強してからと思いはないこともない。政務調査費なども考えるが、報酬で対応しなさいということなので、まだ、勉強が足りていないことは、不足の至りだ。とか言ったようなことを話したと思います。
もう一つ質問を考えていたのですが、何となく、この後に質問するのも何だったので、止めようと思いましたが、
「いや、続けて。」
と言われ、一応、しましたが、答えをほとんど、聞けない状況でした。この政策(IP告知端末機の活用)についての反問権なら良いと思うのですが、「議決をした議員としてどうか」という質問も関連しているのかどうか、定かではありません。なら、町営バス導入の決算の時(予算の決議の時は、1住民だったので)に、反対討論をしとけばよかったのかということになります。1年目の時は、良いと思っていたことも、3年目になったら、状況も変わっているので、思いが深まり意思が強くなることもあると思いますが、批判になりそうなので、これでやめます。
どちらにしても、勉強をしないといけないことは確かです。これに負けずに財政の勉強も取り入れようと思います。