氷ノ山の貴公子(前住孝行ブログ)

議会活動・議員活動、県内行事の日記を掲載します。

若桜町社会福祉大会

2017-11-26 16:22:06 | 日記
若桜町社会福祉大会が公民館で行われました。
日本赤十字奉仕団で7年以上所属したということで、ボランティア功労ということで、表彰していただき、改めて地域に協力しなさいと言われたように思いました。できる限りできることをしていきたいと思います。
その後、「地域が支える・地域を支える〜災害時の助け合いから日常の福祉活動へ〜」と題して、NPO法人にいがた災害ボランティアネットワーク理事長の李仁鉄氏の講演を聞きました。
元々ある支え合いの力(互助、共助、自助)に、それ以上の体制づくりをするための方策を教えていただきました。
時系列的に、
事前の備え
3秒 3分 3時間 3日間 3週間 3ヶ月 3年 30年
命を守る緊急救援期 暮らしを支える、生活支援期 復興期(尊厳を保つ)
食事 情報 住宅
だそうです。移動に支障のある方、情報収集に支障(耳の聞こえない)のある方など、ケースによって対応を変えないといけないそうです。また、避難時に「高台」という聞きなれない言葉はダメで、「高いところに逃げてください」と具体的な行動を伝えることが重要だそうです。そして、避難訓練のゴールは、避難生活のスタートラインになるということで、そこで、ボランティアの種類も生活支援と除雪など、様々な形があり、できることを進んでしていくことが大事だそうです。しかし、被災者のニーズに合ったボランティアをしないとトラブルになり、しっかりとニーズに応えるような体制づくりが大事だということでした。他の地域からのボランティアも必要ですが、地元の人だからできることもあるそうで、顔見知りだから頼めることの役割を担ってほしいと言われました。自分のこと支援してほしいと言いにくいけど、他人のことは言えるので、「お困りの方、ご存知ありませんか?」と声かけしていくことが効果的ということも参考になりました。
最後に、シンポジウムで、5名のお話を聞きました。個人的には、個人情報のところが気になっていたのですが、自治会で個人情報を集められている実践を聞き、来年やってみようと思いました。空き家の情報も集めておられて、いいことだと思います。
福祉に強い町は、災害にも強いと聞きます。しっかりと福祉施策が充実するように、意見していきたいと思いました。

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