本日は三越→さいとう→HOKKAIDO ART GALLERY→大丸→エッセ→文学館→富士フイルム→大通→らいらっくの9か所。暑くなりそうな予感の中、出発。
■さいとうギャラリーでの展覧会はなし。何か飾ってあるだろうと思って見に行くと2点展示がされていた。
渡会純价「トリコロール」:これは初めて見るかな。
渡会純价「塔の見える家並」:これは見たことがあると思う。
■HOKKAIDO ART GALLERY「北海道画壇パイオニア展」。
田辺三重松「海浜」:明るさがいい。
三岸好太郎「横顔」:今展覧会に出品されているのは、まんざら買えないこともない値段の画が多いのだが、これだけは別格。1桁違いの200万円である。
国松登「白い魚」:小品だが国松らしい作品である。
居串佳一「知床」:あまり居串の風景画を見たことが無いので新鮮。
中村善策「小樽運河 祝津灯台」:これも明るく爽快な画。木々がゴチャゴチャしていないので、こういうのを好む人も多いのでは?
ギャラリーエッセに向かう途中、藤戸竹喜「イランカラプテ」を発見。道都札幌にやって来た人を迎えるはずの像が札幌駅北口に移動しているのだ。もうちょっとよい場所はないものか。
ところで札幌駅の北口方面に琴似発祥の居酒屋が新店を構えるらしい。街中に進出した時に新型コロナで今一つだったので、再チャレンジという所だろうか。
■ギャラリーエッセ「横山隆雄彫刻展 石+木」。展覧会名通り、石と木をつないだ彫刻作品。接合部は非常に滑らかで一体化している。
■北海道文学館「虚子・年尾と北海道」。年尾が虚子の子供であるのは常識なんだろうか。途中まで全くその点に触れた資料が無いので、「年尾、誰なんだろう」と疑問に思っていた。このように並べて名前を書くケースは師匠・弟子のパターンもあるし、兄弟子・弟弟子のパターンもあるし。
俳誌ホトトギスの展示がなされており、その表紙を手掛けたのが中村不折、浅井忠、川端龍子、小川芋銭、安田靫彦、小林古径、横山大観、奥村土牛、前田青邨、川合玉堂とそうそうたるメンバーであった。が、それ以外特に美術ファンとしては見るところがなし。ついでに腰が痛くて、しんどくなってきた。
■らいらっく・ぎゃらりい「平向功一展」。移転新装となったギャラリーの初回展とあって、期待していったものの、なかなか難しいものである。
まずは平日12時~16時の事務局在廊時間か、作家在廊時にしか中に入れないのね。
ということで、それ以外はガラス越しに見ることになるのである。
まあ、人件費もタダじゃないからね。
やや気落ちして、今日のギャラリー巡りは終了。