散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

15時過ぎてこちらへ

2022-11-05 16:00:45 | 飲み歩き・札幌市内
歩いてギャラリーをぐるりと回って来てから西11丁目に戻る。久しぶりに居酒屋「O」を訪問。先客は無し。名残のカボスサワーでスタートだ。



今日のメニューからホッキのみみ玉子炒めを注文。当然、ホッキは少し硬くなっているが、味のある部分。玉子はふんわり仕上がっている。



もう一品がたたきサーモン三升漬けがけ。あまり好んでサーモンを食べない私だが(焼鮭は好き)、三升漬けに引き寄せられてしまった。期待通りにピリッと締まった味がする。



飲物は大和桜をお湯割りで。一番スタンダードな銘柄を飲む。

 

ふんわり飲みやすくて良いよ。なんだか大接戦で盛り上がっているサッカーの試合を見ながら、もう一品は軽めに鯖スモークを注文。



前回来た時の記憶はないが、壁に貼ってあるメニューは大体1割平均値上げかな。もともとここは非常に勘定の安い店なので、やむを得ないところだろう。売り上げに貢献すべく、同じ酒蔵のヤマトザクラヒカリという鹿児島県産の原料を使うやつに少しアップグレードして、お湯割りでもう一杯。

サッカーの試合も終わり、次の2人客が来たところで勘定をしてもらった。店を出て写真を撮ろうと振り返ると、店のママがしばらく療養するという趣旨のことが書いた紙が貼ってあった。おい、なんてこったよ。入るときに気が付いていれば、事情を聞いたのに…。いや、そういうことはあまり掘り下げない方が良かったのかもしれないな。

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20221105ギャラリー巡り

2022-11-05 15:10:40 | 美術・アート
本日は芸森→創→富士フイルム→大通→コンチネンタル→トラムニスト→資料館の7か所。

寒い中、コートを着て出発。



■札幌芸術の森美術館「北海道陶芸の変遷vol.2 -現代陶芸の今-」。北海道で今、これだけの人(もっといるはず)が陶芸に取り組んでいるかと思うと、なかなか素晴らしいなと思えてくる展覧会であった。

会場の前半分は撮影不可。後半は撮影可能。



戸田浩二「焼締瓶子」:奈良時代の瓶子を思わせるような古式ゆかしい造形美。
宮本雅夫「緑彩花器「葉音」」:文鎮を大きくしたような形で、深い緑の色が良い。
大塚茂吉「種まく人」:どことなく埴輪の人物を思わせるような、面白い人の造形である。

板橋廣美「Association with white」:白く細長いボート型の作品。
鯉江良二「チェルノブイリI」:石碑を思わせる物体に溶けて固化したガラスがのぞいている。
鯉江良二「チェルノブイリII」:血の付いた指跡が石の上に残されたような作品。これはチェルノブイリであり、フクシマでもある。

上ノ大作「ヒト」:粘土をギュッと握りしめながら作ったような人物像。
増原嘉央理「紅白鮮 斜陽-2110-」:赤と白の線を縦横に走らせた大きな鉢。
深田健介「Mitten」:まさに縫い目のあるミトンの手袋である。

下沢敏也「Re-birth 2022」:天井から床すれすれまで吊るしてある、骨や樹木、いや何かが入った繭のようにも見える作品。今展覧会のシンボルと言っても良いと思う。

デザイン宮崎正之「茶と陶」:北海道で茶室を模した展示というのはなかなかない。



下澤土泡「荒磯大花生」:札幌市民文化奨励賞を受賞した作家のミニコーナーが出来ていた。また「没後1周年遺作展作品集」が無料配布されていた(冊数は制限があるかも。でも、11/6で会期末か)。



本田操「温故知新」:革製品にも見えるような色合いが印象的だ。



福山桂子「赤蕊」:複雑な構造で、確かに中心部に赤い芯がのぞいている。



中村敏美「まねきねこ神社」:まねきねこがそのまま神社になっている楽しい作品。





美術館前には五十嵐威暢「Komorebi」と紅葉した木があった。



マルタ・パン「浮かぶ彫刻・札幌」も今期は見納めかな。



■ギャラリー創「山本美次 MONOCHROME+」。作品により水の泡、生き物、植物、そして惑星を思わせるような抽象画。いろいろイメージが湧いてきて面白い。たまたま一人で見ていたのだが、作家の方が「いつでも質問を受け付けますよ」的に、付いてくるのは気づまりである。

■コンチネンタルギャラリー「小林繁美追悼展-精霊たちの宴-」。
「大地・風」:入口すぐにある、マジカルでモニュメントのような大作。中央に止まる小鳥が風の象徴なのだろうか。
「題名不明」:動物の脊髄を断ち割って、その断面を見せるかのような作品(展示室の奥の方にあったもの)。
「木霊」:2018年作で、これが一番新しい作品かな。ナスカ平原に描かれた画を思わせる造形である。

人間が心の奥底に自然に持っている自然への恐れや、動物への驚きを形にしたような作品に見えた。すなわち人間そのものを抽出、象徴化したものとも言えるし、長く続く人類の物語を見て取れるような気もする。

北海道美術ネットのヤナイさんが、これよりはるかにちゃんとした記事を書いてらっしゃるので、そちらをぜひご参考に。

普段あまり通らない通りを歩いて、トラムニストギャラリー(観覧者が多く見づらかった)、札幌市資料館(バリエーション豊富)を回ってきた。

途中で撮影した、クラシックなマンションの門灯。



恵庭が活動の中心である詩吟の会みたいだ。



美術ファンでもありそうな喫茶店。土曜定休日であった。

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混雑していない店はどこよ

2022-11-05 12:40:30 | 飲み歩き・すすきの周辺
皆、気が付かないふりをしているが、北海道の新型コロナ感染率は非常に高い。感染しても軽症で済むと思っているのかもしれないが、その保証はない。また人生の終盤を後遺症に悩まされるというのも非常に嫌なことである。

といって、完全に家にこもっている訳にはいかないからなあ。ということで今日の昼食、どこか空いていて、なおかつ酒が飲める所はないだろうか。考えた結果、夕方に行くといつも空いている印象がある中華料理の「G」へ。今日は12時台ということもあり、カウンター席にもそこそこ人がいる。隅の席に座って少しすると、食べ終えた隣の客がいなくなり、快適空間となった。

さて、昼間っから晩酌セットだよ。飲み物は酎ハイにしたところ、少し酸味のある悪くない酎ハイであった。



ザーサイをつまみながらメニューを見ると、ふむ、大体1割程度値上がりしているようだ。これは無理ないんだろうなと思いつつ、千円以下に抑えてある晩酌セットの値段は変わっていないようだった(ありがとう!)。

次にいつもの餃子3個が到着。間違いのない味だ。



紹興酒ロックを追加して、今日の選べるメインは豚肉とイカのXO醤炒めである。



豚肉とイカは思った以上に量があり、その他、竹の子、ニンジン、絹さや、キクラゲが入っている。中華料理の一品として十分な水準だ。



次回はまだ食べたことのない、酢豚かエビチリか。味付けに期待して、青梗菜と豚肉のオイスターソース炒めというのも良いかもしれない。



ちなみに今日のランチメニューはこんな感じ。炒飯とラーメン(半分とはいえ)は私にはそろそろ厳しいかも。

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