散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

20221119ギャラリー巡り

2022-11-19 16:00:41 | 美術・アート
本日は三岸→資料館→富士フイルム→大通→らいらっく→三越→スカイホール→さいとう→CLAC→道新→クロスホテル→大丸→紀伊国屋の13か所

朝の地下鉄は土曜日であっても結構混雑していることが多い。西18丁目までなら、歩いてもさほど時間はかかるまいと、三岸好太郎美術館を目指して北3条通りを歩く。幼稚園のマリア像壁画を発見して撮影。



石碑のようなものがあるので近づいてみたら、結構な大会社の経営者の発祥の地だそうだ。「1949.8.22」と日付が入っている。



歩いていると暑くも寒くもなく、無事到着。

■三岸好太郎美術館「蝶を追いかけて」。所蔵品展なので、あまり目新しいものは無し。
「第4回独立展目録」:三岸の装画で貝と蝶(いや蛾かな)が描かれている。



「貝殻と蝶」:何となく「貝殻の画」と思い込んでいたが、確かに右肩の所に白い蝶が飛んでいる。



複製写真のパネル展示で、「蝶と裸婦」(左)、「海洋を渡る蝶」(中央上)、「雲の上を飛ぶ蝶」(右上)、「ビロードと蝶」(右下)があった。次の三岸好太郎展はいつだろう(来年生誕120年のようだが)。また、各地の作品を集めて見たいものである。



国松登「夕凪」:ちょっと三岸風でもある、ピンクの海を渡る蝶を描いた作品。



■三岸好太郎美術館「mima-no-me #みまのめ VOL.8」。今回の4人の展示は(も)見ごたえがあった。
安田祐子「空のクロニクル」:女性二人を描いた人物画や立体を空のように塗った作品もあったが、何となく無作為に空をカットしたようなこの作品が気に入った。



石川潤「傍の境界」:展示室を多く使い、絵画&インスタレーション的な展示をしている。例えばある部屋の一角はこんな感じ。



繊細にしてカラフルな「トゲトゲホール」(←私の命名)は健在である。



しかし、トゲトゲを生かした、別の趣向の作品も展示されている。



次の作品など「龍」に見えるよね。



また、繊細さとは少々異なる、南国のような、民族的なイメージを喚起させる作品もあった。



仲村うてな「存在/虚と実」:描かれた植物は影か? しかし雪吊りの線を見ると現実のようにも見える。



仲村うてな「無意識の連続/生活」:こちらは一転して、普段当たり前すぎて、意識に上ることも少ないであろう身近なものを描いている。



小林龍一「beaaaaaaaar」:クマをデザイン的に8頭描いた作品。タイトルの「a」がちゃんと8個ある。



小林龍一「deer」:こちらは鹿が3頭。さっきのクマと言いこれといい、何となくリズム感があり、見ていて面白くなってくる。



西11丁目まで歩く。まだ今期は雪を踏んで歩いていないので、私の中では初雪は来ていないのだ。



さいとうギャラリーにて、小堀清純「瓦屋根」。照明が明るくなっていたため、前回より格段に見やすくなっていた。



創成川を超えたりしながら、北側に移動。



■クロスホテル「plus art …fes. 2022」。2フロアの20客室を使い、個展が開催される展覧会。



ホテルの個室に踏み込んで、アーティストと会話する(私はほぼ会話はしないが、挨拶くらいはする)のは、圧が強くて辛い…。なんか「どなたかお知り合いが出品されているのですか?」という質問も辛いし(知り合いなどいないし、ギャラリー鑑賞趣味を説明するのも面倒)、「手に取ってみて下さい」とか言われるのが、もう無理なんだよな(特に布製のものに興味がない)。

疲れて帰宅。
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静かにして平和

2022-11-19 14:45:40 | 食べ歩き
今日もまあまあ歩いたので(最終的に17,868歩、12.3km)、途中で喫茶店「KS」に行き休憩していくことにした。一番奥の席が落ち着くのだが、本日のコーヒーなどの掲示が見えなくなるので、ボードを眺めて記憶しつつ店の奥へと進む。

記憶が無くならないうちに「ボリビアを」と注文する。



ボリビアは私好みよりは少し軽め、酸味ありの感じだった。

この日はたまたま前の客が出ていったところで、その後も誰も来ない。店のお二人はレジの方に移動して、何か会話をしているため、私の周りには静かで平和な時空間が訪れた。



今日は昼食時に少しエキサイトしてしまったので、この時間は貴重だな。



ということで、コーヒーを飲み終えてもう少しギャラリー巡りをしよう。
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老醜

2022-11-19 13:16:50 | 食べ歩き
今日の夜は飲みに行かないことにしたので、昼食は飲みながらということにしよう。ということで、久々に狸小路近くの焼肉「S」へ。無事、他のテーブルから遠い一番奥の席に座ることができたが、ここからちょっと面倒なことになった。

まず、注文をしたところ、私が言うのを一通り聞いてから「QRコードでむにゃむにゃ」というのである。どうもすべてスマホ注文に切り替わったらしい。最初のハイボールを持ってきたので、それを飲みつつ待っていると、後から来た客の定食がほぼ出た後も、私の所には何も来ない。

最初に注文を聞いたバイト氏が「注文されましたか?」と言ってきたので唖然とする。さっきお前が端末に随分時間をかけて何かしていたが、初回注文くらいはその場で聞いてくれたんじゃないのかい! 憮然としながらスマホで注文し、ハイボールを飲み干してしまったので、グラスを下げに来た人に「もう一杯ね」というと、それもスマホで注文してくれというのだ。

ところが、スマホで見るとハイボールは売り切れになっているんだよね(多分、土日祝は値段が違うので、何らかの操作が必要なのだろう)。「売り切れじゃないか」と指摘すると、厨房の方で「なんか変だ、あれしてこうして…」みたいな話をしている。ほら見ろと思ったら「こちらで入力しましたので」とハイボールが出てきた。ちゃんと準備ができていないのに、客に要求ばっかりするなよな。



と、ここまで頭が沸騰しそうになっていたのだが、急に我に返った。いやいや、この先の人手不足を考えて、客がスマホで注文すれば時間もかからないし、そのまま会計もできる。これを否定しちゃいかんよな。全く物事が上手くいかなくて、切れてる爺さんみたいだぜ、と自分のことが笑えてきた。

というところで冷静になり、料理を持ってきてくれた人に「すみませんね、注文の仕方が良く分からなくって」というと、「いえいえこちらこそ…」と雰囲気は和やかに戻るのであった(多分)。

さて、注文はいつも頼む「人気セット」ということで、塩ホルモン、セセリ、牛タン、牛サガリ、牛カルビが盛り合わせになったもの、ミックス野菜とした。それからこの店は玉ねぎがサービスでついてくるんだよね。







時間がたったので、万全過ぎる状態になった炭火で焼いていこう。前半戦は牛タンを少し食べて、ホルモンと野菜だ。



塩味で肉を食べさせるのが基本なので、ちょっとタレ味が恋しくなるが、まあ今日は面倒なことを言うのはやめておこう。後半戦はサガリ、カルビ(両方の区別がつかないが)を中心に赤身の肉で仕上げていこう。



思ったより時間がかかってしまったが、結局ハイボールは3杯飲んで、昼食終了。最後に勘定をするときにバイト氏(最初とは違う人)に「注文の仕方が分かってなくてすいませんね。最初の人にも申し訳ない」と言って、勘定をしてもらった。



多分、前回来た時から値上げはしていないようだし、土日祝サービスのハイボール190円も健在であった。そういう意味ではなるべくお店に協力すべきだと思う。しかし、将来的に私はスマホを持たないという選択をするかもしれない。その時は「スマホ注文必須」という今日の感じからすると、この店には来れなくなってしまいそうだな。

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