18日
早昼にとカップの『喜多方ラーメン』を食べ、12時過ぎ駅まで散歩がてらに坂道を下った。
昨年末以来の鳴子温泉『ますや』に電車で、春の様な陽気に心も軽く、在来線小牛田で乗り換え鳴子温泉温泉駅まで3時間弱の『鉄旅』を満喫。
温泉駅に宿の迎え車が来ていなかったので、温泉街通りを歩いて向かった。
田舎の温泉街の風情を感じながら緩い坂道を5分ほど歩くと宿に到着。
部屋に着き着替え早速この宿に泊まる理由の一つである近くにある熱湯で有名な公共浴場『滝の湯』に。
フロントで無料入浴券を貰い、玄関で下駄に履き替えカランコロンと「またきたぞーっ!」と言ってるかのように音を響かせ。
久々の慣れない下駄履きに歩みもゆっくりで、滝の湯の超狭い玄関兼番台に到着。
番台の婦人に「ゆっくりお入り」と声かけられ狭い脱衣場に。
ラッキーな事に5人程上がって来て一気に浴場に空間が。
早速掛湯をして熱湯に足を踏み入れ腰・腹部・胸そして首までゆっくりと入湯、目を閉じて5分目標だったが残念ながら3分ほどで一旦退出。
ぬるい方の小さな湯船でも結構熱い湯の『打たせ湯』して火照った体を冷やしてから再度熱湯に。
慣れたのかすんなり湯船につかり時計と睨めっこ、やはり5分は高い壁、4分でギブアップ。
着替えて下駄を履き「ありがとうございます」と言ったら「また来て下さい、慣れない下駄歩き注意してね」と。嬉しい一言に感謝の気持ちが・・・
ホテルに着いてエレベータに乗って、お風呂の梯子とばかり大浴場のある8階のボタンを。
大浴場は二つあり、この宿『ますや』のシンボル大きな『枡』のある方だった。
と言う事は明日朝には熱い湯の露天風呂に入れる事に。ここの露天風呂は眺望もよく何よりも湯温が何故か大浴場より高めなのが良いのだ。
初日の梯子湯は明日朝を期待し来館挨拶代わりの『烏の行水』あがり際に体重計に。
空腹時64.2㌔にホッと5時になり夕食タイム。
体重を気にしながらの昨今、バイキングにつられて食べ過ぎない様にしなくてはと臨んだ。
ビールは止め黒霧ロック一杯で我慢、実際には胃袋小さくなってしまい眼で見るほど食べられない事判っているので、普段食べないものだけ少量チョイス、最後〆は私の定番小皿カレーライス(スプーンで2・3口)と、お椀に少量の湯がいた蕎麦に揚げたてエビとカボチャの天ぷらを載せ熱い出汁をかけた特製ミニ天そばに今回加わった小皿にスプ―2口のご飯の上に辛口麻婆豆腐をかけ特製麻婆豆腐丼を完食。大満腹で部屋に戻り黒霧効果で即就寝。
19日
夜中喉が渇き麦茶を飲んだりし5時まで寝たり目覚めたり。
5時前勇んで大浴場露天風呂に、残念!先客が湯船の一等席に。お湯が流れ落ちる場所が一番熱いのだ。
早朝黒い闇空を眺めながら流入する熱いお湯を体感しながら先客が動き出すのを待ったが・・・
根負けして大浴場の洗い場で時間稼ぎして露天に行ったら先客まだその場に陣取ってるじゃありませんか。
仕方なく対流する湯温で我慢して退出、脱衣場で体重見たら64.9㌔はまずまずかな、朝食も控えめにすれば良いかなー
(帰宅してから後悔したが、体重計の値が自宅で測るより低めみたいで)
7時過ぎ朝食会場に。空腹感が余りなく惰性で食べるみたい。
並んでるごちそうをちらっと見てから、ミニ海鮮丼にして温泉卵とほか2・3品チョイスし食べ終え昨夜飲まなかったコーヒーを最後に。
その後フロントで会計をして部屋に戻り、『滝の湯』に行こうかと迷ったが、かみさんに『ますや』に来たんだからと大浴場露天に。
幸い露天風呂には誰もおらず一等席を独り占め、10分ほどして上がり体重計に。65.6㌔と増加傾向、一昨日から便通もなく明日の『関所』通過(透析直前の体重測定)が心配に。
帰路は温泉駅まで送りのバスには乗らず、緩い下り坂をあちこっち眺めながら歩いた。
古川駅で新幹線に乗り換え旅行気分を感じ11時過ぎに駅に到着。帰路は1時間10分の『鉄旅』だったが、新幹線に乗ったのは良かった。
満腹感がずっと残ってるので歩いて帰宅。私的にはタクシーだったのだが、かみさんの「歩けばおなかも少しはすくんじゃない」と魅力的な言葉につられ、気温が上がりジャンバーを脱ぎ汗をかきながら坂道をてくてく・・・
途中何回も立ち止まりしまいにはかみさんに引っ張られたりして登り切り緩い下り道を何とか歩き、11時50分自宅に到着。
家の中に入って最初に冷蔵庫から氷と麦茶を出して、冷たい麦茶をごくりと。その美味い事、宿を出て最初に口にした水分だった。
駅からの歩きで汗びっしょりになり入浴する事に。柚子の入浴剤の浴槽に浸りウトウトしたり髭剃りしたりといつもの長湯。
湯上りに体重計の乗ったら65.9から66㌔辺りで数字がフラフラ。
宿で最後に計ったのと300gほど違いがあり、明日の除水設定3.0越え確実か?
もっと食べるの控え控えれば良かったと思っても後の祭り。
それにしても何の制約も無く食べられた頃が懐かしく思い出される。
結局昼は抜きに。
何はともあれ、一泊二日のかみさん誕生記念温泉行の無事終了、二日間好天に恵まれて先ずは万々歳!
次回の温泉行は私の誕生日かなあ・・・