ユリイカ - deep breathing

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ユリイカとファウンド・ローズ

2007-02-10 10:05:33 | 考える
ユリイカというのはブログのタイトルは"Eureka"というギリシャ語からとっている。「我、発見せり」という意味である。昨日、英語の辞書で調べてみたら「わかった、見つけた;やった、できた<I have found (it). の意;アルキメデスが王冠の金の純度を測る方法を発見した時の叫び声」とあった。このアルキメデスの部分は知らなかった。まあ、こんな大発見ではなく、毎日の暮らしの中での小さな発見を書いております。

ところで、今年は久しぶりに私のガーデニング熱が再燃してしまい、暇さえあればネットでバラの品種などを調べてしまう。そこで、見つけたのがファウンド・ローズと呼ばれるバラの一群である。一言でいえば血統書のないバラで今まで生き残ってきたバラ。詳しくは「ファウンド・ローズ」で検索してみてください。当然、強健で魅力がなければ生き残っていない。余り手をかけたくないガーデナーとしては最適である。

ユリイカの「発見」とファウンドの「発見」は意味が違う。ユリイカは「find out(理解する)」と「そうか、そういうことか!」という驚きが混じった意味と私は理解している。でも、もはや記録の残っていない育種家の夢が一本のバラとして、今なお再現され続けていることには、さらに育種を続ける方々にとって大きな発見「ユリイカ」があると思う。