親のいうことは聞かないけれど

暮らし美人化計画ハウスキーピングSan 整理収納コンサルタントの里舘友子です。

夏休みが終わりやっと子供たちは学校に行って、親はつくづく学校に感謝したくなる９月。
だったなあ、私が子育て世代だった頃は。

コロナ禍の今はまだ緊急事態宣言中で、オンライン授業や時間差登校などが当たり前となり、大きく変化しているとお客様から教えてもらっています。

家庭では学習環境を整えるために兄弟で使っていた子供部屋を分けたり、寝る・遊ぶ・学ぶなど目的ごとに空間を分けたりと様々に工夫をされていることでしょう。
そのたびに片付けが伴うので別のストレスが生まれ、不満をかかえるママたちの苦悩の言葉をよく耳にします。
　
「反抗期なのかしら。何度片付けてと言ってもちっとも言うこと聞かないし。」とかね。

とりわけわが子のことは出来ていない部分が気になってしまいますね。
私もそうだった。

今はのんきに言えます。

「それ、あたりまえですから」
「なんでも親の言うことをきちんと聞く子のほうが心配です」
「反抗期迎えて順調に成長してますね。安心安心」と。

　

どのお子様も私にはいつも元気に挨拶してくれます。

どんな部屋にしたい？と聞くと　敬語を使ってしっかり答えてくれます。

私と一緒に片付けレッスンをする時は要不要の判断が早いし、その子なりの判断理由を教えてくれます。
「これは転校したお友達がくれたから大事にしてる」とか、
「これは妹が大きくなったら使うかもしれないから」とか。

泣けるほど思いやり深い子が多いことを私は知っています。

それで充分。心配しなくてもちゃんと育っていますよ。
上手に片付けができることよりも もっと大事なことができている。
そのことをまず褒めてあげてください。

頑張っている時ほど人は物を使い、物は移動するから普段は散らかるのは当たり前。
成長するほど新しい物が必要になるし、生きている以上片付けに終わりはない。
だから時々取捨選択して入れ替えればいい。

片付けはそういう風に考えて親もちょっと楽になりませんか。

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