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受け継がれるモノ~生前整理

2013-01-11 12:42:28 | 「捨てる」より「生かす」ために
この写真は T様宅の和室に飾ってある額絵です。

実はお母様の形見の襦袢を額装したもの。
 ほぼアンティークに近い古いものなのに、
 金糸、銀糸、赤や青、山吹色の鮮やかな刺繍糸は
 いまだに色あせることなく
 大切に保管されていたのがよくわかります。


昨日のセミナー「50歳からの暮らし美人化計画第1回目」の中で、
受講生の皆さんが「捨てられない思い出のモノ」に取り上げてくれたのは

やっぱり着物。帯や襦袢や宝石も。

この先着なくても、持っているだけで心豊かな気分になれる
 女性にとってはお気に入りの美しいモノ達である。
それだけではない。
そこにはすべて「思い出」がくっついている。

「使っていないなら捨てましょう」なんて次元ではないのよ。

しかし、
 限りあるスペースの問題と、もしもの時の不安も同時に存在していて悩ましい。



だから整理して決めましょう、
50年分の思い出のモノひとつひとつをどうするか。

T様は決めました。
大切な思い出の着物は、ただただ保管するのではなく
「飾って 眺めて 楽しむ」って。

その方法が「額装」です。ステキでしょう?

この襦袢の他に帯と着物も数点、
玄関、階段の踊り場、廊下、リビング、
インテリアに合わせた額縁を選んで
さらに居心地の良いお宅になりました。

すると、思いがけない効果が二つ!

「母に見守られているような気分」で心が豊かになったこと、
そして何よりも嬉しいことに、
「嫁が、『わたしにもください』って言ってくれたのよ♪」って。

きっと
古いだけの着物は欲しくないが、
こうして「家族とモノを大切にする」気持ちが
お嫁さんに受け継がれたのでしょう。


大事なのは、モノではなく、その心のほうなんだと

今日もお客様に教えていただきました。

 なんだかほっこり~ありがとうございます


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