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H家の子供達の片付け あれから9年

2022-06-22 11:56:29 | 整理、収納、の話

暮らし美人化計画ハウスキーピングSan 整理収納コンサルタントの里舘友子です。

 

2013年5月13日のブログ「H家キッズミュージアムへようこそ!」の男子3兄弟は当時16歳、10歳、8歳でした。もう9年前ですね。
今、25歳(社会人)19歳(大学生)17歳(高校生)です。
先日伺った時に「こんにちは!」と元気に挨拶してくれた次男君は、長身のさわやか青年に成長していて、ちょっとときめきました。

フルタイムの仕事を持つ多忙なH家ママからのSOSで初めて訪問させていただいたのが12年前でしたから、そのころ次男君は7歳、三男君5歳だったと思います。

家の中はてんやわんやでしたが「せめて子供達が自分の物は自分で片付けができるように」というのがママの切実な願いでした。

そこで私が次男君と三男君にまず教えたことは、片付け方や捨て方ではなく、区別の仕方です。

たとえ小さなスーパーボール一個でも、折り紙の切れ端でも、使うのか使わないのか、好きなのか好きでないのか、捨てるのか捨てないのか。
あるいはとても大切な物なのかそうでもないのかなど、自分で判断して区別すること。
これが整理です。

一緒に整理をしながら子供には子供なりの区別の仕方にきちんと意味があって、その根拠をちゃんと説明できることに感動していました。
それがいつからあるのか、誰が買ってくれたのか、絵や工作は描いた時の状況や気持ちまで記憶しています。

自分は要らないけど家族や友達にあげたら喜ぶかな、など他者の気持ちまで察して区別することは5歳ですでにできることも知りました。
子供の純粋な優しさにこみ上げるものを何度もこらえたものです。

夏休み、冬休み、進級時に何度も訪問しました。
「里さんの言うことは聞くから」とママはすっかり放任です。
捨てる決断が速い次男君と、それに抵抗する三男君のバトルも今は懐かしく思い出されます。

さて、現在大学生の次男君の部屋はインテリア雑誌のようにスッキリしていました。
慌てて片付けたのではなく、いつもこんな感じだそう。

驚いたのはそれを上回る三男君の部屋。
コミックや本は書店のようにピシッと並べられ、自分で買って付けたという壁面のウォールシェルフにはグリーンが飾られています。
5歳の頃、大事なものをお兄ちゃんに捨てられたと泣いていたのに。

脱ぎ散らかすことはあっても散らかりっぱなしにならないことや、物が増えると勝手に自分たちで整理しているとH家のママが「里さんのおかげ」と何度も言ってくれました。嬉しすぎて泣けました。

本当は私の力は微々たるもので、本人達がちゃんと区別できる力を持っていたのです。
どの子も皆その力を持っているのに、学ぶ機会がないだけだと思うのです。

区別する力は物だけでなく人生の大切な選択をする時にも発揮されると言われています。

私自身も迷い悩む母親の一人でした。
2006年に受講した「整理収納アドバイザー2級認定講座」で整理を学んだおかげで今があります。 
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