ずっと忙し過ぎた。
立て続けて2人分の介護が長期間におよび
片付ける時間も心の余裕もなかった。
やっと片付ける時が来た。
そんな理由で整理収納サービスをご依頼くださったK様。
まず一緒に取りかかったのはキッチンのパントリーです。
パントリーに詰め込まれていた食品を全部出して
賞味期限を確認すると
一番古いのが2008年。
それはそのまま9年間もの介護年月を物語っています。
食品ロス問題が叫ばれて久しいけれど、
消費者庁 食品ロスの現状と削減への取組
やむにやまれぬ事情もあるのです。
買い物に行く時間がないから
たまに行けた時に
長期保存ができる食品を多めに買い、ためおく。
けど
実際には毎日の重労働に疲れ果てて
食事はすぐ食べられる外食や出前で済ませ
かろうじて体力を維持して来られたのでしょう
それだけ誠心誠意 心を尽くして看取った
そうお察ししました。
期限の過ぎたモノは思い切って処分をし、
あと1か月似内に期限が切れる食品は
まとめてかごに入れてパントリーの一番見えるところに置きました。
名付けて
「すぐ食べるモノコーナー」です
「このカゴの中のモノを毎日順番に食べてくださいね。」
それが次回までの宿題です。
もともと無駄買いを好まないK様です、
片づけが終わった後の表情は
大役を成し遂げた女優のように美しい笑顔を見せてくださいました。
今日もありがとうございました
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