さあ、片付けの話をしよう !

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師はいつもお客様

2018-02-27 01:19:45 | 整理、収納、の話

春が訪れたようなあたたかな今日の昼下がり

片づけを中断してお庭にご案内いただいたときのこと、

「つくばいのひしゃくが壊れちゃったのよ」

お客様にそう言われてすぐにはピンと来ない私でした。


 画像拝借 エクステリアコネクト


目線の先にあるのは つくばい。(ああ、このことね)

見ると自然石の見事な手水鉢の上におかれた
竹の柄杓がずいぶん古びて 
柄の部分がはずれかけています。

ずっと気になっていたのでしょう。

70歳になって運転免許証を返納してからは
近所のコンビニに売っていない買い物に
時々不便を感じると言います。

小さな不便を解決するのも仕事のうちなので
すぐに調べてネット注文で配達手続きを済ませました。



帰宅後もう少し調べてみたら

つくばいは「蹲踞」「蹲」と書くことや
手水で手を洗うとき「つくばう(しゃがむ)」ことからその名があるなど
日本庭園の歴史の奥深さに興味が湧いてきました。


今は京都の龍安寺にある蹲踞の「吾唯知足」の解釈を調べています。

夜中までネット検索が止まりません。


改めて思うのです。

私の師は いつもお客様

まだまだ知らないことばかりの私に
こうして様々な学びの機会をくださいます。