ポキポキの木にカイロの花

広島市東区の整体・カイロプラクティック「もりたカイロプラクティック」院長公認裏ブログ

ホタル観賞

2010-06-09 | 2010年
日曜日、主人と子どもと義母と一緒に昨年と同じく東広島の志和堀にホタルを見に行ってきました。

昨年は町のホタル祭りから1週間後に行って、チラチラとホタルを見ることができたのですが、
水害のあった地域なので、今年は大丈夫かなあ?と心配していました。

いざ到着すると…昨年よりずっと多いホタルを見ることができました。
前日がホタル祭りだったそうなので、きっといちばん多い時期だったんだと思います。

ここのホタルは本当に情緒があるなあと思うのです。
昔、たくさんホタルが飛んでいる場所に行ったことがあるのですが、
渦巻くようにブンブン飛んでいて、服やうちわなどにもくっついてきて、
うわーホタルも虫なんだと子ども心に感じた覚えがあります。
それはそれで迫力があったのですが、
大人になってからは、チラホラ、ふわーっていうのがいいなあと思うようになりました。


今はもう営業していない酒造蔵裏の土手は、きれいに整備されてはいるものの、
市内にいるとなかなか経験できない真っ暗な闇。
そこにふわーっとホタルの飛ぶ姿が見えました。
コロコロとせせらぎが聞こえます。
目が慣れてきて、ホタルがとまって羽を休めているのはホテイアオイの花だとわかりました。

時々通る車のライトに照らされると、ホタルの光は一瞬で消えてしまいます。
私たちは普段、夜の闇を経験しなくても良い、便利な暮らしをしているけど、
そのために失くしてしまうような感覚もあるんじゃないかな?となんとなく感じました。

ホタルの光は水面に映ったり、葉を照らしたりする時に、一層美しさが増すように思います。
こういう光景に出会うと、何にも話さずに静かにその中に身を置きたくなります。

が…。

暗いの嫌い、虫嫌い、しかも眠い次女がですね、
ずーっと私に抱っこされていて、
ほら、ホタルよ、と言ってもギャー!怖い!と叫ぶという、なんとも風情のない状況での観賞となりました。

それで肩が凝ったせいなのか、それともその日の日中の暑さにやられたのか、
はたまた出発前に見た日本選手権5000mに興奮しすぎたせいなのか、
帰宅後、頭痛やら吐き気やらで大変な目に合いました。

今シーズン、もう一度くらい見に行きたいなあ。
コメント