ポキポキの木にカイロの花

広島市東区の整体・カイロプラクティック「もりたカイロプラクティック」院長公認裏ブログ

今はもう昔…出産の記録

2007-08-31 | 2007年

さて、出血、つわり、逆子などなど、トラブル続出の妊娠期間でしたが、
最後はどんなお産になったのかお話します。

入院して、途中までは陣痛もいい感じにやってきたのですが、
陣痛室から分娩台に移った時に
なんと赤ちゃんが出てくる向きを間違っているということが判明しました。

普通、うつ伏せで出てくるところを、
この子は仰向けでスタンバイしているということでした。

「ちょっと四つん這いになってみて、頭を下げてください!」
と、助産師さんからの指示。

四つん這いで頭を下げる姿勢…

「これって逆子体操…?」

もうあと数十分以内には生まれるというのに、
分娩台の上でまで逆子体操をやっている私…。
不安だけど、なんかもう笑えるやら情けないやら。

普通、この段階ではもうほとんど胎児は動かないそうですが、
ベイベは分娩台の上でもまだボカスカお腹を蹴っていたので、
治る確率があるかもしれないということでした。

そして、さすが長い期間逆子体操で鍛えられた我が子、
この時にくるんと上手く向きを変えたそうです。

そのとたん、ものすごい陣痛がやってきました。
まあ、男性陣にもわかりやすく説明するのなら、
お腹の上の方がすごい下痢なんだけど、下のほうがすごい便秘で、
目の前で閉ざされているトイレのドアをノックし続ける感じですよ。
(…の100倍くらい痛く、早く出したい気持ちと本当は言いたい。)

「ううう~もう出したい~~~~!」「痛い~~~!」やら叫んでいたら、
お腹の中でポンという感覚があり、そのまま破水してしまいました。
「上を向いてください!」と言われても、もう動けない。
このまま四つん這いで出産?ワイルド!
と思いましたが、何とか分娩台にスタンバイさせてもらいました。

「赤ちゃんもきちんと出てきています。このままいきみましょう。」

ようやくゴールが見えてきた感じ。
時計は4時40分。
おっしゃ!目標5時!と勝手に設定。ところが…。

あれっ、先生は?

夜中のお産で、どうやら到着が間に合わないらしいのです。
こうして医師不在のまま出産に臨む事に。
本当に最後の最後まで気が抜けない。

一人目の時はテキスト通りに思い切りいきんで生みました。
ところが助産師さんは「力を抜いて!」といきまない状態で
お産を進行させて行きます。
先生がいたら、オシモが裂けてしまわないようにあらかじめ切るのですが、
助産師さんは切らずに済むように産ませてくれるようでした。
だけどそりゃ、恐いです。
だって昔はそれが原因で出血多量で命を落とす人もいたわけですから。

絶え間ない陣痛に、もうスーパーサイヤ人にでもなってしまいそうなほど、
「うぉおおおおおおお!」って感じなのですが(どんなや)、
状況が状況だからか、頭のどこかに冷静さが残っていて、
必死で助産師さんの「力を抜いて」という言葉を拾っていました。

しばらくすると、「もういきまないで」と助産師さんの声。
「出た!」
と主人が私の顔をごしごしこすりました。
同時に痛みがすーっとなくなり、元気な産声が。
私は覚えていないのですが、
主人が言うには私の第一声は「よかった!」だったそうです。
「無事に生まれてよかった!」心からそう思いました。
同時にオシモが裂けなくてよかった…も含まれていました。

こうして無事に我が子との対面を果たしました。
本当に言葉も出なくなるほどの痛みは20分ほどで済んだので、
安産だったと言えるでしょう。
終わってしまえば笑い話のようなものですが、
何事もなく無事に産ませてくれた助産師さんに感謝の気持ちでいっぱいでした。
(ちなみに先生は娘が産まれてから5分後に到着。)

お産は大変でしたが、新生児の何とも言えない表情を見ていると、
「もうひとりくらいほしいな…」と思ってしまうぽきぽきでありました。

妊娠中は仕事も休みがちになり、ご迷惑をおかけしました。
産休後は一生懸命働きますので、
9月3日より新店舗にて営業もりたカイロプラクティック
今後ともよろしくお願いいたします!

さっき新店舗を見てきましたが、想像以上にいい感じ。
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