温風茶館(おんぷうちゃかん)

好きなことを温かく語ろう。おひとりさま茶話会気分のいよいよ還暦ブログ。

一月一日のこと②

2018-01-24 17:55:22 | KAT-TUN
中継放送が終わるとすぐ、録画を再生した。
司会進行はTOKIOの国分くんとV6の井ノ原くんだ。

新年のあいさつも終わって午前零時15分、
国分くんが「ことし最初のビッグサプライズ」と意気込み、
「充電期間を経て、あいつらが、あいつらが帰ってきたぞお」と
井ノ原くんが、いつも以上に目じりをさげた笑顔で言った。

国分くんの「行こう、KAT-TUN!」という号令は
歓声やら音響やらで半ば消されていた。

ああ、これだったのか。

スモークとともにステージにKAT-TUNの3人が立っていた。
「Real Face」にのせて
ステージには特効の火柱がつぎつぎと上がる。
彼らの心の中にも、こんな炎が噴き上がっているのか。


さっき、終わりのほうを少しだけ聴いたのは、
新曲の「Ask Yourself」。
願っていたとおり、亀梨くんのドラマの主題歌だ。
翳りを帯びたアップテンポのイントロ、一瞬近づきがたい、硬質なメロディ。
選曲のセンスの良さは変わっていない。
再始動の1曲目が、KAT-TUNらしい、クールなダンスナンバーでよかった。
へんに“みんなで楽しく”みたいなフレンドリーな歌だったり、
絆だとか愛だとかの、うそっぽいつながりソングでなくて、
己れに問いかけるうたでよかった。
向かい風を受けながら歩んでいくような、信念と決意の歌が彼らにはよく似合う。


最初、再始動の第一報が、FCのメールではなくカウコンだったのはなぜだろう、
観客の中には、喜んでくれる人も、関心のない人もいるのに、
とおもった。

花道を闊歩する3人を見て、言葉だけでなく実際に並んでステージに立ってこそ
真の再始動ということなんだ、と思い直した。

1年8か月前、必ずここに帰ってくると約束して帆をたたんだ彼らが
ふたたび帆を張るには、
自らの足で東京ドームに立つ必要があったのだろう。
彼らが自らのホームと位置づける東京ドームで、2018年の再始動を宣言する
最高の機会はこのカウコンをおいてほかに無い。
だからここに照準をあわせての、満を持しての、再始動だったのだ。

カウコンのフィナーレは、出演者全員でV6の「WAになって踊ろう」。
ときどきテレビに映るKAT-TUNは、3人並んでいても
互いの顔を見合うでもなく、特段うれしそうにくっつくでもなく、あくまで
パブリックイメージのKAT-TUNだった。
前半は「亀と山P」でにこにことキュートなダンスを踊っていた亀ちゃんは、
すっかりKAT-TUNの亀梨和也の顔になっていた。

今日と言う日を通過点にして、いよいよ新しい年に乗り込んでいく、
ここからがはじまりだ。
4月の公演は20日、21日、22日の3日間。
どんなことが起こるのか。東京ドーム、行きましょう。



コメント
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