星田オステオパシー

朝目が覚めると胸がしめつけられ・・・ と言う方

朝起きると胸が締め付けられるような感じで声を出すのも大変になっていて、体がくの字に折れ曲がってしまって、のばすことも出来ず、もともと脚が悪いのもあって歩くことも困難で、救急車で病院へ運ばれ検査。

が、どこにも異常は発見できず・・

と言う方。実際は土曜日にそうなって一日空けて本日お昼から来られました。とりあえず点滴を打ってもらって今日は補助をしてもらってノロノロと進めるのと、話が出来る程度には回復した状態でした。

正直、まったくどうしたら良いのか分からなかったのですが、とりあえず体内で何が起こってるのかのヒントになるかもと思って例の量子測定器で測定。気になったのは重金属の砒素とタリンってのがレッドゾーンまであがってることだったんですが・・これはすでに九月の段階でそうなってたので今回のことと関係があるとは思えなかったです。

普通は胸が締め付けられるような・・って言葉があるように、何か精神的なショックがあったらそうなる人もいるんじゃないでしょうか?前の晩に何かありませんでした?とお聞きしたら

例の中東での人質事件のニュースを夜中までずっと見て、あんまりにも気の毒で泣いてました・・

と言うことでした。それかも知れませんね・・

あと、心臓に関係することが多いと思うのですが病院で血圧に関しては何か言われませんでした?とお聞きすると

はっ! そう言えば今までに無いくらい血圧が上がってるって先生が言ってました・・と

うーん、異常が無いって言う言葉を鵜呑みにしないで良かった・・


と言うわけで、普通は心臓を強くするようにするのが定番ですけど、血圧が上がってるというのならば経絡からはいじらないで、オステ的に心臓の動きを整えて、経絡は首と後頭部のバランスをとるようにするか・・と。
脈を診ると、右手の手首と首が両方とも激しく跳ねるような打ち方をしてるので、変則ですけど両方ともに黒端子を押しつけました。ただ、首(そう頸動脈)側がよりひどかったので長めに。



ところでこの方、生まれつき右側の股関節が無い為もあって右膝が完全に内側に曲がり込んでいて、膝に痛みがあってもともと歩くのが大変な方なんですが、今回の不調でその痛みが更にヒドくなってて・・

とおっしゃるのです。前までは膝や股関節を中心にやってたんですけど、ストレスで直結すると言えばやっぱり顔面とか頭蓋なので、久々にチェックをしました。

で、ある流派の考え方に膝の問題は頬骨が対応してて・・と言うのがあるのですが、以前普通にチェックしてみても全然膝に反応が無かったので

「なんだ、アテになんねーな」

とそれ以降やってなかったのです。実際、表面から動きをチェックしても頬骨に問題が無かったので。

が、今回強いストレスで・・と言うことだったので、ストレスと言えば顎の筋肉だよなぁ・・と再度、口の中から頬骨の動きをチェックしたところ表面からでは全然問題が無いと思われてたのに、奥の方がガッチりとへばりついて動きがないのです。

そこで口の中から動きをつけるべく操作をしてると、問題の膝に痛みがビンビン響くという・・・

そこでその方が思い出されたのが今から五〇年ほど前に上司のミスを指摘して本でほっぺたを殴られたことで、それ以降反対側に比べて右頬は凹んでしまってる・・という事でした。

以上のことを片っ端からやった結果、来られたときはまっすぐ立てないし補助なしでは歩けない状態だったのですが、まっすぐに立って気分も良いし杖を使えば自分で歩ける・・という状態になられたのでした。

今後の経過を見ないと何とも言えませんけど、頬骨の事に関しては非常に勉強になりました。表面からだけでは分からない場合もあるんですね(推測出来そうなものですけど・・反省)。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「CASE」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事