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【映画】「ダンスウィズミー(DANCE WITH ME)」試写会@31作目

2019年07月03日 | 映画感想
「ダンスウィズミー(DANCE WITH ME)」試写会

ひっさしぶりに自力で試写会当たったーん(^^♪
公開は2019年8月16日だから結構先なんだなぁ。もしかしたら地方(名古屋)では最速試写会だったのかも?
…という訳で「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」「ハッピーフライト」等を手掛けた矢口史靖監督の記念すべき10作目の作品なんだそーだ。
今↑コレ書くために矢口監督のプロフィール調べたら、なんと矢口監督って自分の兄貴と同じ大学出身だったわ。ビックリ~

あらすじ
ミュージカルが大嫌いな一流商社勤務のOL「鈴木静香(三吉彩花)」は、ひょんなきっかけで「音楽を耳にするとミュージカルスターのように歌って踊らずにいられなくなる」という催眠を掛けられてしまう。心療内科で検査して貰ったが余りにも催眠が強過ぎる為に「催眠を掛けた人に解いて貰うしかない」と言われるものの、当の催眠術師(宝田明)は借金を踏み倒した状態でトンズラしてしまい行方不明。一先ず催眠術師の助手をしていた千絵(やしろ優)を相棒にして催眠術師の行方を捜すのだったが…

予告編で「矢口監督初のミュージカル」というフレコミだったんだけど、従来のミュージカルとはちょーっと趣が違う。
それこそミュージカルというのは劇中で主人公の静香が超ディスっていた通り(苦笑)セリフが突然歌になって踊り出す…という手合いですよね。
本作の場合は「音楽が鳴ると勝手に体が動いて歌い出してしまう」というルールなので、先ず「音ありき」なんですね。むしろミュージカルを延々裏ディスってる系って言うかw
それに加えてやしろ優さん演じる「イケメンに目がなくて色々いい加減でお調子コイた、よくコメディ映画に有りがち設定な相棒」とバディ組んで旅するロードムービー仕様。

うーん。決して悪くはないんだけどさ、色々設定が甘々って言うのがな。ちょーっと鼻に付くと言うか^^;
先ずオフィスでミュージカルやりまくって(バックダンサーさんは要するに主人公目線の妄想な訳ですね?)オフィス中にゴミ撒き散らした状態で逃げて許されるモノなん?
まあ流石に高級レストランでの乱闘は許されなかったみたいだけど(て言うか、あそこまでやらかす前段階でレストラン側も音止めるか本人取り押さえろよw)
一番「イラッ」と来たのが…金がないのでストリートミュージシャンで訳アリな女子(chayさん)を見つけて一緒に歌って踊る事でチップ貰って稼いで移動する、という展開。
いやぁ~ストリートミュージシャンの事ナメ過ぎちゃうか?この程度のパフォーマンスでそんな金稼げるんだったら近所の駅前にいるあのパフォーマーさん達今頃大富豪よ?^^;

色んなエピソードが大体「静香が音につられて歌って踊る」から派生するか「相方・千絵のお調子コイた態度」から派生するかの2パターンなんですが…
まあ静香は催眠に掛かってる状態だからしゃーないとして、千絵の方がな。なんていうか「やらかしまくるけど結局憎めない子(ヘテペロ」な役回りでしょ?コレ。
うーん全然呪いたくなるレベルにイライラするんすけど。どーすればいいですかね?(滝汗)
あとムロツヨシさんもなぁ。相変わらずソツなく役に溶け込んでるんだけど、この人に来るオファーが大体似たようなキャラですよね?^^;
なんだか段々お気の毒になって来るって言うかさ。もーちょっと違うアプローチの役も演じないと…ちょーっと見飽きて来たと言うかさ(ムロさんごめんね)

まあでもね、主人公を演じられた三吉彩花さん?多分初見の方だと思うんですが(と思ってフィルモグラフィ調べたら自分が見てる映画に既に出てたしw)
歌もお上手だしダンスも凄く上手でしたね。映画序盤でクルクルーッとターンした時にスカートがパーッと開いておパンツが思いっきり見えてましたけど(^^♪
アレは「見せパン」だったんですかね?そうですよね?でもフツーの下着っぽく見えたので男性諸氏はこのシーンを拝む為だけに映画館に足を運ぶがよいw
あとchayさんの乱闘シーンは鬼気迫るものがあったなー。目が完全にイッちゃってる人のヤツでしたよ^^;
それとー、個人的に三浦貴大さん好きなんですよねー♪今回「笑顔が嘘くさいエリートリーマン役」でしたが(←ナニコレ)この人やっぱ昭和系正統派イケメンだよなぁ。
今作で「あれ?」って思ったのが…ちょっとお父様と声が似て来た気がするんですけど…貴大さんもいい感じに今後も役者の王道突っ走って欲しいわ♪

劇中使用楽曲のほとんどが、矢口監督の年代~OVER辺りなんですよね。いわゆる「バブル前後から上」
以前どこかのコラムで読んだけど、バブル世代とその少し上の層が一番日本で金ばら撒いてるんだってさ。だからこの層にウケるコンテンツが一番金になるんだと。
そういう色気を出してこの選曲だったのか、はたまた監督ご自身の趣味の楽曲選んだらこーなっちゃったのか、それとも今「バブル時代再燃ブーム」ちょっと来てるから乗ったのか?
どれが正解なのか分かりませんが、本作のターゲットは…やっぱりこのバブル年層、という事なんでしょうかね?
イマドキ世代の若者のデートムービーに使うならイマドキ世代の子に刺さる楽曲か、王道ミュージカル楽曲かディズニーメロディー辺りの方が無難だった気はしますが^^;

まあ、試写会で観れて良かったかな。若者のデートムービーに向くか?と問われるとちょーっと答えられないんだけどwバブル世代のご夫婦が「夫婦50割」で本作観に行って、
んで帰りに「ねえ、久しぶりにカラオケでも行かない?」「あ、今俺もそれ言おうと思ってた!」(THE☆ホッコリ)みたいな展開は充分想像付きますw

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