天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

【映画】「ジュラシック・ワールド/炎の王国」@27本目

2018年07月25日 | 映画感想
「ジュラシック・ワールド/炎の王国」

お約束の安定ドル箱シリーズ。何だかんだで自分このシリーズ好きなんだよねー♪
何ていうのかな、邦画で言うトコロの「寅さん」的安定感とでも言うのか…

…と思っていた時期が自分にもありました^^; ←ん?

さてー、あらすじー
コスタリカ沖にあるイスラ・ヌブラル島で生きた恐竜を使ったテーマパーク「ジュラシック・ワールド」を展開させようとするもT-REXとインドミナス・レックスの
激しいバトルのせいで崩壊してしまい、そのまま恐竜だけ放置されたままになって3年後。この島の火山が噴火して島が丸々飲み込まれようとしていた。
恐竜を助けるべきではないかとの議論が成される中、政府としては「恐竜に手を出すべきではない(見殺し)」との見解を発表。
かつてジュラシック・ワールドの運営責任者だったクレア(ブライス・ダラス・ハワード)は恐竜を何とか救うべく、故ジョン・ハモンドとかつてビジネスパートナーだった
富豪のロックウッド(ジェームズ・クロムウェル)氏を訪ね、彼からの支援とサポートを取り付けた。
更にロックウッド氏に仕える「ロックウッド財団」の経営者ミルズ(レイフ・スポール)氏からの要請でヴェロキラプトルのブルーを含む11種の特に貴重な恐竜個体を捕獲する事になり
クレアは唯一ブルーと意思疎通が取れる元恐竜監視員のオーウェン・グレイディ(クリス・プラット)を雇い、再びイスラ・ヌブラル島へ向かうのだった。

まー要するに島で恐竜が大暴れして、それを何とかかいくぐって脱出するというアトラクションムービーですよね♪のつもりで鑑賞していたら
あれれ?なんだか雲行きがおかしいぞ、と。
大体からして本作の副題「炎の王国」というのを見たら、誰もが「ああイスラ・ヌブラル島が火山爆発するからブルー達を捕獲しつつ島脱出ミッションが今回のお題ですネ」
と思うじゃないですかー。いや全くその通りなんだけど、うんその通りなんだけど、でもそれがメインの話じゃなかったよママン(滝汗)

話の内容が物凄い既視感って言うんですかね、いやコレは敢えてのオマージュ、と捉えるべきなんでしょう…ロストワールドの丸パクだよー(コラコラコラコラ

んーと、丸パクでも全然いいんですよ。だってそもそも本シリーズは毎度毎度「恐竜島に行ってパニくる人間(学習能力ほぼゼロ)」というだけのお話なんですし。
でもそれならそれで今回もまた島の中だけで展開させても良かったんじゃなかろうかと。
むしろ「島内限定」にする事で生まれる「圧倒的大自然と恐竜」というスケール感が楽しめていたんですよね。
それをお屋敷の中に閉じ込めちゃうと物凄い動きが小さくなって恐竜らしさが薄れると言うか…単純に「ぬおぉぉぉぉ!!」っていう絶叫感がなくなっちゃう。
やっぱり…どーせ恐竜見るならもっそい走り回ってるところとか暴れまくってるところとかダイナミックな動きが見たいじゃないですか^^;

という訳で、私の中で本作のクライマックスは島を脱出して船にギリ乗り込んだ時に後ろに見えた波止場で炎と煙に包まれて命尽きて行く恐竜さんの姿でした…泣けた…

後さー、毎回ヴェロキラプトルが成長して行く気がするのは単なる気のせいじゃないとして(薄笑)、遂に「ブルー@人間の味方化」という荒技使いましたねw
こーなると次回は完全に飼い慣らされて「愛玩化」したヴェロキラプトルが見られるのでしょうか。タレントダイナソーとなってCMに出るようになってたりしてな♪
アレでも…本作の最後で結局ブルーはオーウェンの所には行かなかったんだよね?という事は次回ブルーが何かやらかして事件が起こるみたいな展開?
あともう1つ気になるのが結局オーウェン達が引き取ったらしい?ロックウッドの孫娘・メイジー嬢の今後だね。
今作で10歳という設定だから…子役ちゃんは直ぐ成長しちゃうから続きを何年後の話にするのかで彼女の出番が変わって来たりしてね。

でも、本作の終わり方考えると…次回作はそんなに何年も経ってからの話にはならないんじゃないか、いや直ぐにでもこの続きをやらないとマズいんじゃ?^^;
だってねぇ…何しろ本当の意味でのジュラシック【ワールド】になっちゃいましたしw
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