天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

【映画2024】「ザ・ウォッチャーズ」@36作目

2024年06月25日 | 映画感想
「ザ・ウォッチャーズ」

M・ナイト・シャマラン監督がプロディーサー+娘のイシャナ・ナイト・シャマランが脚本&長編映画初監督という記念すべき作品!
基本的に自分「シャマラン」という名前を聞くと自動的にワクワクしちゃうタチなんで~世間的評価よりだいぶ盛っちゃうタイプなんすけどー…でもコレあくまでも娘さんが作ってんだよね?父シャマランのプロデュースってどれ位食い込んで来てんだろ?てか、父シャマランは娘の作品にもカメオってんの?ねえそれが一番気になってる部分なんすけどっ!!←お前は本当にシャマランファンなのか?(滝汗

あらすじ
28歳の孤独なアーティスト、ミナ(ダコタ・ファニング)は贈り物を届けるために指定の場所へ向かう途中、地図にない森に迷い込んでしまう。そこで見つけたガラス張りの部屋には3人の男女がおり、彼らによると、その部屋は謎の存在によって毎晩監視されているという。そしてその部屋には、日が暮れたら部屋を出てはいけない、監視者に背を向けてはいけない、決してドアを開けてはいけないという三つのルールがあった。(Yahoo!検索情報から丸パク)

いやー先ずさー、本作の主人公「ミナ」を演じたのがダコタ・ファニングちゃんだよ!な・つ・か・し・いーーーーー!
もうさ、何作っても【シックス・センスの】って言われるシャマラン VS いつまで経っても【アイ・アム・サムの天才子役】【あの宇宙戦争の】って言われるダコタ・ファニングの掛け合わせだよ!これってもう何かビッグ・バンが起こって新宇宙が誕生しちゃうヤツなんちゃう!?
あ、とりあえず本作の監督は【シックス・センス作ったヤツの娘】なのでビッグ・バンまでは行きませんが(ヲイ)でも少なくとも本作の予告編を観て劇場鑑賞を決めた人はかなりの確率で「あのシャマランの娘」というビッグネームに引き寄せられて来ているでしょう?

まあ、そんなこんなで…驚くことにダコタ嬢は御年30歳になられたそーです。時の経つが早過ぎてBBA目眩が止まりませんっ💦
そんなすっかり大人の女性に仕上がったダコタ嬢は確かに幼少期の頃の面影は残っているものの、良くも悪くも「どんな役にも溶け込める風貌になったな」というのが正直な感想。一目で忘れられないような思わず二度見もしくは振り返って見返すレベルの美女でもないし、かといって悪目立ちする程特徴的な風貌でもない…本来ならモブ扱いされても(そこまで言うか)レベルの仕上がりではあるものの、やはり演技力はガチンコ本物ピカイチでした!

で、内容なんですが…以降はどー誤魔化してもネタバレになってしまうので、本作未見の方はネタバレ上等!覚悟で…基本スルー推奨します。

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さて、では内容に触れますと…

予告編では森の中にある不思議なガラス張りの建物の中にいる数人の人達が夜になると誰かから観察されているらしい、というトコロまでは開示されていました。
それで、この森の基本ルールとメインキャラの大体の設定が分かる頃には結構話が進んでましてね、ここらの展開は正直こなれてる感あるなーパパに相談したのかな?とか邪推しちゃいましたけど、主人公ミナの若干破天荒な行動力で色々なパズルのピースが提示されて誰もが「で?そのプロフェッサー(教授)っていつ登場するねん。て言うか父シャマランがまさかの教授役か!」位の感じになってましたw

で、この話…個人的には結構意外な方向に突っ走っていったなーという印象です💦
その後この謎の小屋の意味だったり謎の「ウォッチ」だったり「ウォッチャーズ」の正体が判明するんですが…まさかのファンタジーオチか!みたいなw
まーファンタジー言うても世間一般的に「ファンタジー」って聞いて誰もが思うようなフワフワラブラブしたヤツじゃなくて、ソレはそれで意外性の塊っちゃーそうなんですが(苦笑)

更に言えば本作は「謎の種明かし」までが第一部(舞台は謎の森)→からのー「謎が判明してからの後始末(若干のドンデンネタ含む・舞台は市街地)」という二部構成でした。
コレが若干だけどね、冗長な感じはしましたね。もーちょっとどこかで時間端折れなかったかな?ちょいダレるな…みたいな感じ。映画序盤にチカラ入れ過ぎた?💦
あと、重箱の隅つつく系のツッコミ(特に潔癖な日本人は気になる部分多いと思うw)ですが、例えば森の小屋でのトイレとお風呂問題だったり、電気は謎の教授がどーにかこーにかしてくれたらしくてビデオだけが観られるTVが据えられていたものの、小屋の中に調理器具らしきものが見当たらないけどあの罠でとっ捕まえたカラスはどーやって食ったんだ?とか…もっと根本的な内容部分にツッコミ入れちゃうとマデリンの「真の素性」が判明した段階で誰もが思うであろう「は?じゃあお前最初っからあのシェルターの存在知ってたんじゃん!」という矛盾な。だってマデリンなら最初っからあの森の脱出方法分かってて当然じゃね?💦

等とモリモリにツッコミ入れるのもまた楽しい作品でした!いや嫌味じゃなくてコレマジで言ってるんだからネッ!←お、ちょ、待て…
皆んなさー、「シャマラン」っていう名前に気負い過ぎて評価厳しくなり過ぎてないー?まーそれ言っちゃったら「お前はシャマランって名前に甘過ぎだろ」って逆ツッコミ食らいそうだけどさー。でもね、本当に自分は本作結構楽しめちゃいましたよ。コレが若干24歳(撮影時23歳かな)の新進気鋭の女流監督さんが撮ったんだと聞かされたら、次回作もちょっと期待しちゃいますけどね!

そうだ…肝心な事を忘れていた!
本作登場人物が少ないので目を皿のよーにして探していたんですが、自力では父シャマランのカメオ出演シーンが見付けられませんでした(号泣)
娘の作品だからカメオは遠慮したのかしら?それとも自分が見逃した?可能性としてはガソリンスタンドの「WANTED」写真の中か、脱出時のバスの中の乗客辺り?って思ってたんだけど。父シャマランのカメオを見つけたという方、ご連絡お待ちしております(ペコペコ

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