「ブルー きみは大丈夫(吹替版)」試写会
子供の頃、誰にでも居たであろう空想のお友達(イマジナリー・フレンド)を巡るファンタジー。吹替版を試写会で鑑賞しました~
という訳で子供の頃にイマジナリーフレンドなんざぁー居なかったとハッキリ断言出来るBBAが以降お送り致します悪しからず。
あらすじ
母親を亡くした孤独な少女・ビー(ケイリー・フレミング)は、あるとき子供だけに見える不思議な存在・ブルーと出会う。かつてブルーの友達だった子供たちは大人に成長して彼のことを忘れてしまい、新たな友達がいないためにブルーは消えてしまう運命にあった。大人だが彼が見える隣人(ライアン・レイノルズ)の助けを借り、ビーは消えゆくブルーや彼の仲間たちを救うための冒険に乗り出す。(Yahoo!検索情報から丸パク)
先ずね、コレ多くの人がツッコミ入れるだろうから自分も公開前に試写会で観たアドバンテージ生かして先にツッコミ入れておくけど…この邦題はちょっと合ってないよね。
因みに原題は「IF」、これは「Imaginary Friend」の略と「if→もし・もしも」を掛けたタイトルになってるんですね。どう考えても原題のままの方が気が利いてるし内容に合ってる。
この邦題を付けたが為に予告編でも映画ポスターでもやたらとブルーの存在が強調されているけれど、蓋を開けるとブルーは沢山いるイマジナリーフレンドの中の1人でしかないし(ま、若干他のIFよりはエピソードが長いけれどね)もっと主人公のビーとブルーが直接絡む内容なのかと思いきや…副題に付けられた「きみは大丈夫」のきみってお前の事なんかーい!って映画観ながら殆どの人が多分ズッコケると思うからw
途中ダラダラとビーがIFのおうちを自分のイメージにどんどん変更して行くシーンがあるんだけど、まあ子供騙しですが映像はキレイだしビー演じたケイリー・フレミング嬢のバッキバキのダンスはなかなか見応えがありました。ケイリー嬢のフィルモグラフィ調べたら…SWシリーズのレイの子供時代を演じてたのか。全然記憶にねーな💦
そう!それで、映画冒頭からIFの設定として「大人になると見えなくなる」という大前提があるんだけど、ライアン・レイノルズ演じる隣人の兄ちゃん(あれ?この人に役名って付いてたっけ?)だけは最初っから何故かIF達が見えていて…なんならIFと人間の仲介役みたいな立ち位置でいたりするんですよね。いやだから大人になったら見えなくなるんちゃうんかなんでこのおっさんだけ見える設定なんだよノッケから矛盾しまくっとるやないかい💢って思ったのは自分だけなのか?(滝汗)
ま、コレに関してはですね、コレでいいんですけどね…というかこの矛盾点は大オチに関わってきますので「あ、そっか!そーゆー事ね✨」ってなるのでご安心をw
いやむしろ「わー、よくよく考えたらそーじゃんね。何で今まで気付かなかったんだ自分のバカー」って思ったわ。つーかなんならちょっとウルッと来てもーたわ。
という訳で、子供の頃から汚れきってイマジナリーフレンドなんざぁー全く存在しなかったBBAですが、そんな薄汚れたBBAの心をも最後はホッコリさせてくれたのでコレはコレで良しと考えるべきなのだと思います。まー完全に子供向けな内容ではあると思うけど、でも敢えて大人が観て童心に返るとか…自分にはなかったであろう「清く美しき童心」とやらの存在に思いを馳せるのにはいい作品だと思いました。
因みに本作のブルーの吹替えをKis-My-Ft2の宮田俊哉さんが担当されたそうですが…プロの声優と全く遜色ありません。めちゃくちゃ上手かったです。彼は多才ですねぇー!
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