音楽広場

普通の暮らし

舞台の板も響く

2014-12-15 19:11:11 | 感動 
BSフジの番組で
「辻井伸行×加古隆×レ・フレール THE PIANIST~作曲家たちの心音~」
というのがありました。 随分前に放映されたものです。

サントリーホールで今年9月に行われたコンサートですが、
加古隆 「ピアノの詩人」
兄弟ディユオのレ・フレール 「ピアノ革命と評される斬新かつ繊細な連弾スタイル」
辻井伸行は誰もが知っている「盲目の天才ピアニスト」 
三組のピアニストの夢の協演(*'▽')

で ま 演奏はそれぞれに素晴らしく すっごーい演奏から 沁み~ル演奏まで 堪能したのですが
番組の合間合間に四人の対談が挟まれていて、そこで話されていた事から、、、

~ピアノの魅力について~

加古隆氏が 僕はピアノの音色が好きだ ピアノの音色は木の響きだと、
森の中で樹がコ~ンと響くような 心に沁みこんでくる 曲線で音が伸びてくる と
レフレール兄は ピアノからくる振動は まろやかで楕円だと
レフレール弟が コンサートホールで演奏するとき ピアノの足から舞台の木(床)に 
ピアノの振動が舞台の板(床に)に伝わり ホール全体を共鳴させられると 
直接空気にほりだされる楽器は 楽器の音が伝わるが、ピアノはホール全部が楽器の延長になって
響くような感覚に包まれると

チェロ奏者は後ろから楽器を抱っこしてるし バイオリン奏者も顎(鎖骨?)にバイオリンを乗せてね
声楽は体が楽器そのものだし、でもピアノって楽器との密着度は低いのかなと 思っていたんですね。

そこで 今回ピアニストさんに 質問してみました。
ピアノの共鳴板からピアノの足から舞台の床に響きが伝わり~舞台の板からピアノの椅子に回って~
奏者の体を貫きホール全体へと その響きが楕円で拡大されるって 本当なの?!!!ってね

ピアニストさんの答えは それあるよ\(^o^)/ でした。
とても不思議な感覚に包まれるよって

凄いね ピアノ

客席で聴いているいる人には踏み込めない 響きの振動の中に奏者は身を置いているんだね

やってみなけりゃ わからない  ♪♪♪
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