山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

ドキドキ 未知との遭遇!

2021年09月02日 | キノコ採り

 本日は、山で遊びます!

 なんてったって、ボランティアが予定されていたイベントの中止。そのために、マタギとしては、ポッカリと1日空いてしまったんです。

 今回は、東北地方全域レベルの大会。コロナ禍とは言え、この手の大会運営マニュアルも大分整備されてきたんです。だけど、ここにきて、この緊急事態宣言。さすがに、実施は諦めるとのこと。

 誰も文句は言えません。でも、可哀想なのは、この日に向けて努力を積み重ねてきたアスリート達。どこかで報われるときが来ればいいんだけど、先が見通せない不安は、拭い去れない。その辺が、すごく歯がゆい。

 ・・・なんだか偉そうなことを言っておきながら、変更された予定の行き先は、やっぱり『山』。季節は待ってくれないからね。行けると分かったら行きます。

 A氏と予定を摺り合わせて、本日は、2つの流域を歩いてみることにした。それでは、行ってきます。

 第1ラウンド、S川

       昨日の降雨も何のその 綺麗な渓水

       そして、美しい空

        キクラゲは出始めがちょっと まだまだです

 トビタケ発芽の気配は、本日も全くなし。このまま終わってしまうのだろうか。これって、史上初の出来事なんですけど・・・。そうならないことを祈るのみです。

 続いて、

 第2ラウンド、K川

       渓底まで朝日が届く時間

       透き通る空気と まっすぐな日差し 眩しい

       ここでのターゲット

 『欲タガリ』は、プラスαを求めてやってきました。ミズコブです。前回の収穫量が少なすぎて、2日で食べ切ってしまった。今回は、景色を眺めて彷徨いながら、1週間分戴いて帰ることにしました。

 あっという間に予定量に到達。もう、十分満足できました。

 残りの時間は、景色を愛でながら歩きます。

       ツリフネソウが咲き始めました

 ここで、A氏が叫ぶ。

「なんだ?これは!」

       新発見のキノコの群生

 分からん!

 随分長いことキノコ採りをやって来たんだけど、知らないキノコだ。でも、旨そう。しかも、育ち盛りの個体がいっぱい生えている。

「もらうベ!」

 A氏も直感的に「食べられそう」と感じたのではないだろうか。一緒になって採り始める。それなりの収穫になったので車に戻る。

 なんだかドキドキしてきましたよ。これはですね、海川で、見たこともない魚を釣り上げたとき。山で、今まで採ったことのない山菜に出会ったときに感じるあれです。

 そう、未知との遭遇!!

 今よりもっと若くて経験不足だった頃には、この感覚が沢山味わえたんです。でも、これだけ長いこと海山遊びをやっていると、こういう感覚に浸れることは滅多になくなってしまっていました。懐かしい胸の高鳴りです。

 そうして、帰りの車の中で作戦会議を行う。会議の結論は、以下の通り。

 

 ・持ち帰ったキノコは、帰宅後、各自がもてる資料を駆使して鑑定してみる。

 ・二人で決めた時刻になったら連絡を取り合い、鑑定結果を報告し合う。

 ・それぞれの結果をもとに判断を下し、その結果に基づいた対応をする。

 

 わあ、ますますワクワクしてきましたよ。

 どんな結果になるのか、すごく楽しみです!

   To be continued!



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