「どうだった?マイタケ料理。」
夜勤から帰宅して妻に聞いてみた。
これまで書いてきたように、本日は、妻が、マイタケ料理を実家で調理して振る舞ってくる予定になっていたのだ。
「すごく喜ばれた。ありがとう。ただ、・・・」
何やら、訪問者の叔父叔母から挑戦状をあずかってきたらしい。
「カツオとタコ貰ってきたの。」
おお、先日の秋刀魚に続いて、第二弾かよ。
これは、だいぶ元気になられたようですな。
聞けば、タコは生(湯を潜らせたもの)だが、カツオは冷凍したものとのこと。
「OK。じゃあ、ゆっくり解凍させておいて。」
翌日の夕食に戴くことにする。
勤務を終えて帰宅すると、初めて戴いてきた魚介類を見る。
カツオは、立派なサイズのサクですね。
これは、素直に刺身でいただきましょう。
珍しい形状(手前のサク)だったけれど、調理のしやすい半解凍状態になっていたので、何とか切ることができた。
これで2サク分あります(脂が乗ってきてますなあ)
そうして、タコちゃんなんですけど、
確かに『生食用』と書いてあるんだけど
ぶつ切りできましたか。
これはつまり、サラダやマリネで食べてねということですね。
でも、今回は、抗います。
強引に刺身にしました
どうしてかと言うと、
ワサビちゃんを使いたかったから
9月初めにK川で戴いてきてから、長く長く出番を待たせていたのです。
個人的にも家族的にも、カツオの薬味はニンニクやショウガがメインであって、ここに使う気はない。
でも、タコだったら、大いにありです。『タコワサ』なんていう商品もあるくらいですからね。
ここは、千載一遇のチャンス。 山海のコラボを楽しもうではありませんか。
涙、なみだの重労働
感動! 1か月以上経っても全然衰えない美しさと香りです。
密封して冷蔵庫で待機
そして、本日の夕食です。
さあ、なんぼでも食ってけらえん!
カツオはニンニクで(ここはハラスかな?)
これが、タタキでなくても脂が乗って旨いんですよ。
続いて、タコなんですけど、
ワサビをちょっと乗せて戴くと
先ずは、ワサビの風味が強烈に押し寄せてきます。
ただ、タコの粘り腰というんでしょうか、その辛味の後に、タコの旨みが口の中に広がってきます。
先日、淡泊で繊細な味を楽しむ料理にワサビは合わないみたいなことを書いたんだけど、タコは違うようです。
二段構えで美味しさが楽しめるんですね(多分イカも)。
なるほど、それでワサビとタコは仲良しなんだ。
なんて評論しながらも、一番嬉しかったのが、1か月余りも待たせてしまったワサビちゃんがすごく美味しく食べられたこと。
一応、湿気を保ちながらチルドで待機してもらっていたんだけど、これほど鮮度が保たれているとは、驚きました。
本日は、石巻の叔父叔母、そして、鮮魚の美味しさもさることながら、ワサビの生命力に感謝ですね。
ワサビちゃん、ありがとう!
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