ヒレカツ研究会

　昨夜の地震には驚かされました。山形市の震度は４と発表されましたけど、我が家の周辺は地盤が不安定なせいか、常に＋１ぐらい揺れます。ただ、積んでいた物が落ちてきた程度で済んだので、まずはひと安心。とりあえず親族は皆無事だったようでした。被害が少ないことを願うばかりです。

　さて、昨夜の日記に戻ります。

　今夜のメインディッシュ。それがこれ。

　　　　　　　豚ヒレ肉（本日半額だって！）

　とりあえず５㎝幅に切り分けました（右のブロックは７㎝強）。そして、

　　　　　　　短冊を準備

　実はですね、今回のコロナ接種で妻が動けなくなることを想定して買い出しに行ったら半額セール。

「これは、買いでしょう！」

　そう思って連れ帰ったんです。調理するとしたら≪ヒレカツ≫が一番と思ったんです。

　でも、ネットで調理の仕方を調べてみると、諸説が乱立している。

　簡単に言うと、

・『ヒレ肉は、そもそも柔らかい』

・『フォークで全面を刺すと柔らかくなる』

・『たたいてまとめると柔らかくなる』

この辺が、まことしやかに説明されたレシピが飛び交っているのだ。

　めんどくせえ！

でも、どれが本当か確信を持てていない自分が情けない。この際、真面目に確かめてみることにした。

　下ごしらえの部

　・厚さ２．５センチに切り分けて塩コショウ

　　　　　　　暫く寝かせました

　・それぞれを、『フォークを刺す』、『包丁の背でたたく』、『どっちも』、そして『何もしない』グループに分けます。

　　　　　　　下ごしらえ完了！

　調理の部

　・今回のバッター液は、卵２個に薄力粉１／２カップを水で弛める仕様

　※当然、下味も液もパン粉も全て統一しました

　・油温が１７０度ぐらいになった頃合いを見て揚げ始めます

　　無理だ！

　そう思い始めたのが、この辺から。

　揚げ時間は統一出来るよ。だけど、うちのアナログコンロで、油の温度を同じになんて出来るはずがないですよ。

　しゃあねえワイ。普通に揚げましょう。

　・勢いよく泡立つときは、じっと待って

　・泡が小さくなってきたら裏返して

　※当初は、「２度揚げかな」と考えていたんだけど、不要と判断

　この作業を、種類別に繰り返しました（非科学的。本来なら個人別ですけど、これも無理。ま、しょうがねえわ）。

　　　　　　　出来上がりです

　見た目の違いは、分からないかもしれないけど、下ごしらえの違い別に並べてあります。

　　　　　　　　説明書きを添えました

　※（上から右へ「何もしない」「たたく」「どっちも」「フォーク」の順）

　多分、一番違いが出るであろう『何もしない』と『どっちも』を食べ比べてみる。

　まずは、『どっちも』。

　おお！さすがに柔らかくて激ウマ！！

　そして、『何もしない』。

　あれ？こっちの方が旨くねえか？？？

　念のために、『フォーク』と『たたく』にも箸を付けてみる。

　　　んんんん？？？？

　全部、同じように美味しいじゃないの。

　柔らかさの違いなんて、ほぼ全く感じない。家族も、ほとんど同意見。

 

　・・・この結果をどう受け止めたらいいのか。

 

　マタギとしましては、『新たな宿題を預けられた』と考えるべきか、『もう答えは出た』と考えるべきか。

　今後、もうちょっと考えてみたいと思います。

　あ、これって新たな宿題ね。望むところです。

　ということで、課題を先延ばししたことを喜んでいるというのがマタギの本心ですね。