山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

スズキと言ったらⅡ

2021年07月15日 | 日記とレシピ

 スズキのあらいが出来てしまえば、今夜の食卓は安泰だろう。なんと言ってもホヤ料理も出来ているし、シジミ汁だって追加されるはずなんだから。

 でもね、スズキの調理がここまで進んだところで打ち切ってしまっては、せっかく用意した切り身ちゃんが可愛そうじゃないですか。

       写真、右上の さく

 当初予定通り、君も料理させてもらうよ。で、スズキと言ったら『あらい』であることは間違いないんだけど、こちらの料理も捨てがたいんだなあ。

  ≪スズキのムニエル ホワイトソースかけ≫

 なんてったって白身魚の代表格なんだもの、この料理で楽しまなくっちゃ。

 これまでにも、ムニエルは何度も作ってきてるんだけど、「スズキだったら」という発想で作ってみますね。

 下ごしらえの部

 ※基本的に、『あらい』の段階で殆ど終わってます

 ※血合い骨は、全て『あらい』の側に付けたし、右端の幅広い部分には、ありません

 ※この切り方だと切り身にしたときに、『端っこ感』が少し薄れます

 

 調理の部

 ・切り身に軽く塩コショウしてから、薄力粉をこちらも軽くまぶして待機

       見えないけど皮付きで焼くことにしました

 ・フライパンにオリーブオイルを敷いて、ある程度熱したら

 ・皮目を下にして中火で焼きます

 ※しばらくすると、周辺が白くなってきます。そうしたら、

       裏返し!・・・いい焼き色ですねえ

 ・身の側にはそんなに時間をかけません

 ※身の厚さによると思います。厚ければ弱火で時間をかけます

 さあ、どうかな?

       おおっ、なかなかいい感じ(ここまで、バターは使わず)

 ソースの部

 ・フライパンを洗い直してから、薄力粉大さじ3をから煎り

 ・一旦火を止めてから牛乳1本を加えて、丁寧に溶かします

 ※小麦粉多すぎたあ!水を足しました。

 ・塩コショウとバターを加えて馴染ませていきます

 ・今回は、バジルを少し多めに振り掛けました

       なんだかいい香り(でも、全体は多すぎ)

 ・盛り付けておいた魚にかけて

       はい、出来上がり

       本日の夕食

 この料理のテーマは、『魚臭さを旨さに』なのであります。スズキという魚、美味しいお魚なんだけど、独特の香りが強いんですね。悪い言い方をすれば、魚臭い。この臭みを消して、旨さだけを引き立てるのが、日本では『あらい』だし、ヨーロッパでは『ムニエル』という料理だと思うんだな。

 で、第一段階の塩コショウとオリーブオイル焼き(バターを早く入れると焦げ付くので後に回しました)で目的の半分以上は達成されてると思うんだけど、今回は、バジルの香るソースをかけてみたってわけ。味といたしましては、極めて好評だったので合格と言っていいでしょうかね。

 ただし、分量がいい加減だったので、ソースを大量に余らせてしまいました。3人分なら、今回の半分もいらない感じです。まあ、授業料ということで、許してちょうだいね。

 さあ、これで半身分の料理が出来ましたよ。残りの半身をどうやって美味しく戴くか、楽しみが尽きません。

 

  To be continued!



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