土俵際からの逆転勝利で持ち帰った戦利品。・・・失礼、山の神様からの頂き物でした。
なかなか いい眺めです
今回は、この山の恵みをどのように活用したかを記録しておきます。
まず、収穫物の種類ですけど、3種類あります。
手前が、言わずと知れたナメコです。で、左奥がムキタケ。右奥が、前回にもちょっと登場したキナメツムタケです。
まずは、キナメツムタケを調理してしまいます。
白っぽいナメコのようなキノコ
このキノコ、ちょっと白っぽいけどナメコとそっくりな味わいを楽しめます。「ナメコ料理です。」と言って出したら、よっぽどの通でない限り信じてしまうでしょう。
香り、歯ごたえ、ヌメリのどれもがナメコにそっくりです。強いて違いを挙げれば、ナメコが木から生えるのに対して、こちらは土から生えるせいなのか、「ちょっと土臭さがあるかな?」ぐらいなものでしょう。
だから、ちょっと濃いめの味付けで調理してしまえば、全くナメコと遜色のない料理が出来上がります。ということで、≪キナメツムタケの佃煮≫にします。
下ごしらえの部
・汚れを洗い落として、塩水で虫出しをします(殆どいないけど)
・結構大きい傘もあるので、大型の物は、食べやすい大きさに手で裂きます
調理の部
・500gのキノコに対して酒100ml、醤油とみりん各60ml、砂糖30ml、顆粒出汁少々を加えて煮込みます
こんな感じ(ヌメリが強いから泡もトロトロです)
・火が通ったら半分に分けて、片方には秘伝の南蛮醤油を小さじ1加えました
・それぞれを程よく煮詰めたら完成
左が辛い方で、右がノーマルバージョン
※辛い方は、マタギの弁当に使うので、結構煮詰めてあります。
※ノーマルバージョンは、あまりに詰めずに、ナメタケ風
どっちも、十分に美味しいです。
これで、キナメツムタケ完了。
次はナメコなんだけど、この量だと食べ切れないので、一部を冷凍してしまいます。
次回の収穫(来週)までに使う分を確保したら、残りを冷凍用に調理してしまいましょう。
・湯がいて火を通したら、冷水で冷まします
※ここで、最後の汚れ落とし
・ジップロックに真空パックして冷凍庫へ
正直に言うと、ここに辿り着くまでの苦労は、並々ならぬものです。他のキノコとの大違いは、『ヌメリ』。これがなければ簡単なんだけど、このヌメリのために、汚れ落としの手間が何倍もかかります(特に『ツブ』は大変)。と言うか、ストレスが半端でない。手に持とうとするとツルン。包丁で切ろうとしてもツルン、挙げ句の果てに、まな板から逃げ出して床まで逃走。拾おうとすると、またツルン。そして、傘の隙間についた汚れを取ろうとすると、ツルツルツルリン。
なんじゃこりゃあ!人をおちょくっとるんかあ!!
と叫びたくなるんですけど、そこをグッと我慢して作業。
でもね、ちゃんと仕上がれば、皆さんご存じだと思うんですけど、
スペシャルですよ!
この可愛らしさと美味しさと、そして、家族の笑顔は、何ものにもかえられません。だから、頑張れるんです。今回も、汚れ落としには妻が、ナメコ汁には娘が協力してくれました。
ありがとうね!
山の神様には、本当に、感謝あるのみです。
あれ?
確か、キノコはもう一種類ありましたよね。
これはですね、新しいメニューが開発されました。
極旨です。
でも、ここまでで力尽きました。したがって、
To be continued!
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