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山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

逆転キノコの使い道

2022年11月09日 | キノコ料理

 土俵際からの逆転勝利で持ち帰った戦利品。・・・失礼、山の神様からの頂き物でした。

       なかなか いい眺めです

 今回は、この山の恵みをどのように活用したかを記録しておきます。

 まず、収穫物の種類ですけど、3種類あります。

 手前が、言わずと知れたナメコです。で、左奥がムキタケ。右奥が、前回にもちょっと登場したキナメツムタケです。

 まずは、キナメツムタケを調理してしまいます。

       白っぽいナメコのようなキノコ

 このキノコ、ちょっと白っぽいけどナメコとそっくりな味わいを楽しめます。「ナメコ料理です。」と言って出したら、よっぽどの通でない限り信じてしまうでしょう。

 香り、歯ごたえ、ヌメリのどれもがナメコにそっくりです。強いて違いを挙げれば、ナメコが木から生えるのに対して、こちらは土から生えるせいなのか、「ちょっと土臭さがあるかな?」ぐらいなものでしょう。

 だから、ちょっと濃いめの味付けで調理してしまえば、全くナメコと遜色のない料理が出来上がります。ということで、≪キナメツムタケの佃煮≫にします。

 下ごしらえの部

 ・汚れを洗い落として、塩水で虫出しをします(殆どいないけど)

 ・結構大きい傘もあるので、大型の物は、食べやすい大きさに手で裂きます

 調理の部

 ・500gのキノコに対して酒100ml、醤油とみりん各60ml、砂糖30ml、顆粒出汁少々を加えて煮込みます

       こんな感じ(ヌメリが強いから泡もトロトロです)

 ・火が通ったら半分に分けて、片方には秘伝の南蛮醤油を小さじ1加えました

 ・それぞれを程よく煮詰めたら完成

       左が辛い方で、右がノーマルバージョン

 ※辛い方は、マタギの弁当に使うので、結構煮詰めてあります。

 ※ノーマルバージョンは、あまりに詰めずに、ナメタケ風

どっちも、十分に美味しいです。

 これで、キナメツムタケ完了。

 次はナメコなんだけど、この量だと食べ切れないので、一部を冷凍してしまいます。

 次回の収穫(来週)までに使う分を確保したら、残りを冷凍用に調理してしまいましょう。

 ・湯がいて火を通したら、冷水で冷まします

 ※ここで、最後の汚れ落とし

 ・ジップロックに真空パックして冷凍庫へ

 正直に言うと、ここに辿り着くまでの苦労は、並々ならぬものです。他のキノコとの大違いは、『ヌメリ』。これがなければ簡単なんだけど、このヌメリのために、汚れ落としの手間が何倍もかかります(特に『ツブ』は大変)。と言うか、ストレスが半端でない。手に持とうとするとツルン。包丁で切ろうとしてもツルン、挙げ句の果てに、まな板から逃げ出して床まで逃走。拾おうとすると、またツルン。そして、傘の隙間についた汚れを取ろうとすると、ツルツルツルリン

 なんじゃこりゃあ!人をおちょくっとるんかあ!!

と叫びたくなるんですけど、そこをグッと我慢して作業。

 でもね、ちゃんと仕上がれば、皆さんご存じだと思うんですけど、

       スペシャルですよ!

 この可愛らしさと美味しさと、そして、家族の笑顔は、何ものにもかえられません。だから、頑張れるんです。今回も、汚れ落としには妻が、ナメコ汁には娘が協力してくれました。

 ありがとうね!

 山の神様には、本当に、感謝あるのみです。

 

 あれ?

 確か、キノコはもう一種類ありましたよね。

 これはですね、新しいメニューが開発されました。

 極旨です。

 でも、ここまでで力尽きました。したがって、

 

 To be continued!



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