山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

大根の秋(その1)

2019年11月06日 | 日記とレシピ
 玄関のチャイムが鳴る。ドアを開けると、向かいの住人である。
「おう!キノコ採り面白いっけやあ。これ食ってけろ。」
差し出されたのは、みずみずしい大根と菊の花である。お向かいさんが畑で育てたものである。
「これでナメコ食うど旨えべ。」
確かに。これはありがたい。懇ろにお礼を言って、次回の同行を確かめ合う。
「雪、積もらねどいいずねえ。」
「んだず。じゃあ、来週もよろしく。」
 実は、この時期、平地は何ともないのに、山奥は吹雪に積雪なんてことがざらにある。で、車が進めなくなったら、その年のキノコ採りは終了。軟弱マタギは、クマと一緒に長い冬眠生活に入る。
 山岳道路や気象の情報を見聞きするにつけて、悲しいけれど、その日が近づいてきていることが感じられる。ま、来週は多分、大丈夫でしょう。
 それよりも、戴いた大根で7本目だ。保存がきくとは言っても、”す”が入る前の旨い奴を戴きたい。少しペースを上げて消費してみましょう。

  ≪ふろふき大根≫
 材料の部
 ・大根1本
 ・だし汁(顆粒出汁小さじ1ぐらい)
 (味噌だれ)
 ・味噌、砂糖、酒(各大さじ3)
 ・みりん:大さじ1.5

 下ごしらえの部
 ・大根の汚れを洗い落として皮を剥く
 ・厚さ3㎝ぐらいに切り分けて下面に十字の切れ目を入れる
  (半分ぐらいの深さまで。出汁が染み込むように。写真参照)

切り方がいい加減だから高さもバラバラ(許して!)

 調理の部
 ・大根の下面を下にして圧力鍋に並べる
 ・だし汁をヒタヒタになるまで注ぐ

私は、ここに顆粒出汁を回しかけます

 ・圧力がかかってから8分ぐらい(強火⇒弱火)
 ・ピンが落ちるまでひたすら待つ

 (味噌だれ)
 ・小鍋に材料全てを入れる
 ・水半カップ+顆粒だしを入れて味噌を溶きほぐす
 ・弱火で煮詰めていき、何となくタレっぽくなってきたらOK

これで十分だと思うけど、必要なら鍋の段階で味を足して下さい



結構美味しそうでしょう(好評でした)
 

 それにしても、寒くなってくると、大根は美味しくなりますねえ。私は、これで十分だと思っていたんですけど、妻は、もう一つ思いついたらしかったので、つい付き合ってしまいました。晩餐の準備は終わらない。
  To be continued!
 


 


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