「風邪ひいたみたいで、うつすと迷惑かかるから。」
A氏からの提言で、明日の山遊びは単独行に切り替えるはずだった。
ところが、夜半に雷鳴が轟き、そこから降雨。ええ~!?予報より早すぎるんじゃない?雨はもう少し後から降り出すはずだったのに。
慌てて雨雲レーダーと、今後の雨の情報を集めてみる。目的地周辺では降雨の真っ最中。現在は大きな雨雲ではない。しかし、今後、次々と雨雲が発生して押し寄せてくる感じ。どうする?
雨量だけから言えば強行突入も可能な気がする。だけど、気温が13℃台と、かなり低め。現状では、ちょっと準備不足。加えて、午後からの仕事には『替え』がない。ここで風邪をひいてしまったら周囲のみんなにかなりの迷惑がかかる。やっぱりA氏と同じ結論になりますかね。・・・まあ、明後日も朝仕事可能だから、本日はお休みにしておきましょう。残念ながら、『雨ニモ負ケズ・・・』とはいきませんでした。本日も、また雨に負けてしまった。
で、代わりに何をするかだ。気になっているのが、先日開封したタケノコの残り。これを活かした料理を考えるべきだと思うんだな。
ポクポクポクポク チ~ン
≪コンパクトで豪華な山菜汁≫
『芋煮』『山菜丼』と続いたあとだから、多少目先を変えたい気持ちはある。だけど、この寒さ。やっぱり、身体が温まる料理でしょう。そんでもって思い浮かんだのが、山形でも有名な山菜料理店で振る舞われる山菜汁なんです。具材は、タケノコだけでは足りません。他の保存食も加えて作ることにしました。
下ごしらえ・調理の部
・冷凍しておいたコゴミとナメコをぬるま湯で戻します
※コゴミは塩してあるので袋から出します
20分ほどで戻ります
・鶏もも肉(150gぐらい)を切って、だし汁800mlで茹でます
※アクが出るのですくい取る
既に美味しそう
・タケノコ(200g強)を斜め切りに
これまた旨そう
・コゴミは食べやすい長さに切って、ナメコは念のためにひと洗い
青物代表とキノコの代表、そしてタケノコが出揃いました
山菜料理店では、もっと品数が増えるんだけど、この3つが揃えば十分美味しくなるはず。
・鍋に合流させて、醤油とみりん各50mlで味付け
・一煮立ちさせます
※ここで味を調えるんですけど、不要でした
できれば、熱々を戴きます
ああ、本日もまた台所と食卓で山菜・キノコ採りを夢見ながら、山菜とキノコとを味わうことになりました。みんな喜んで食べてくれてるから、いいと言えばいいんです。マタギとしても、ある程度は満足。
だけど、やっぱり現地に出掛けて山を直接味わいたいよ。
天気の神様、次こそは遊びに行かせて下さいね。・・・毎日こればっかり。