山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

3月の初山

2020年03月05日 | 山菜採り
 3月に入って、いよいよ山からの引力が強くなってきた。これまでの年だと、このフレーズは、1ヶ月ぐらい後に出てくるのだが、これだけ春の気配が広がってくると、心の中も落ち着かない。じっとしていられなくなってきた。
 幸い本日は、お休み。やらなきゃいけないこともあったのだが、サッサとけりをつけて出発する。西方面だ。
 さすがに月山とか湯殿山とかは雪に埋もれているに決まっているから、里山ですよ。けどね、意外でした。

車を駐めた場所の道路脇

 まだまだ雪だらけだ。ま、目的地は日当たりの良い平地だから何か採れるんじゃないかな。とりあえず車から出て歩き出す。

やっぱり積雪量が違います

 一番お気楽な広場に着いて眺めてみたが、雪野原。こりゃ無理だ。
 とにもかくにも、雪のない所を探さないことには、お話にならない。範囲を広げて歩き回ってみる。すると、

春の使者

雪の消えかけた斜面に沿って、ポツポツとフキノトウが出ています。ようやく逢えました。
 本日も少しだけ戴いて帰りましょう。・・・あれ?面白いものを見つけましたよ。

今後の楽しみ発見

 ワラビガラですね。これは、昨年生えたワラビが枯れたあと。この地下ではワラビの根っこが春を待っています。見渡すと、結構、広範囲に品質のいい奴が出そうですよ。
 フキノトウ採りが山菜採りの「さわり」だとすると、ワラビ採りは「さかり」の楽しみです。
 1ヶ月、いや、2ヶ月後かな?また、ここに来てみましょう。どんな風に景色が変わっているか。そして、山菜が成育しているか。楽しみです。