今回は前回の補足的な続きです。
先述したように革には様々な種類があり
硬さや厚みも様々です。
なので、作品によって使用する革を
見極める必要があります。

◆厚い革の特徴◆
主にヌメ革などがあります。
厚さは様々ですが7mm厚位の物もあり
厚くなれば当然、硬くなります。
厚いので極端に折ったりするとシワが
できたり、表面が割れたりします。

◆薄い革◆
厚い革の反対で薄くなれば柔らかく
なります。
厚い革よりも作り易く、自由度も増します。
縫った後にひっくり返す物もこの革を
使用したりします。
薄いと伸びやすいので引っ張って貼ると
形を変える事もできます。
強度的には弱くなるので心材を貼って
使う事もあります。
厚い革と薄い革はどの位の厚みで区別
されるのかは、その人それぞれだと
思います。
私の場合は作品にもよりますが
1、2mm位が境目だと思います。
例えば、1、5mm厚位になると
『ちょっと、厚いかな
』となります。
私の教室内で良くある質問がシボのある
革の事です。
シボとはスムース革(表面がツルツルの革)
を加工してシワを作った革の事です。

このシボを作る方法には2通りあり
【空打ち】と言って回転ドラムで撹拌して
自然なシワ模様をつける方法と
【シュリンク】と言って革の表面を収縮剤
でギュッと縮める方法です。
この2種類の見た目の違いは分かりません
が、撹拌された方は繊維が解れているので
柔らかく、シュリンクは収縮されているの
で繊維が詰まった感じになります。
一般的には両方共、【シュリンク】という
言葉で呼ばれていますが、正確には
この2種類があります。
そして、こちらは

シボの形を型押しした革です。
【型押し】とは、凹凸のついた金版に
熱を加えながら圧力をかけて模様を表現
する技法です。
型押し革は熱を加えて圧力をかけるので
革が締まって薄く硬い革になります。
代表的な型押しはクロコダイルなどの
模様を表現した革ですね。
革に刻印をする時にはある程度の硬さが
必要となります。
なので、同じシボを施した革でも
前述の革は比較的、柔らかい革で
型押しの革は硬さや張りがあります。
また、撹拌や収縮剤で作られたシボは
大小様々な模様ができますが、型押しは
シボの形が均一になります。
つまり、端から端まで同じ形の模様に
なります。
こういう事を覚えておくと、お店で
店員さんに質問しなくても見極める事が
できますね
~~まとめ~~
様々な革の種類、様々な硬さや厚みの革
そして、様々な加工方法がありますが
それぞれの特徴を押さえておくと
作りたい作品にあった革を選ぶ事ができ
自分のイメージ通りの物を作る事が可能に
なります。
使う材料の事を知るのもレザークラフト
の1部ですし、覚えていくと楽しさも
倍増となりますので、色々な革を使い
そして、実際に触ってレザークラフトを
楽しんで下さいね
*ここでのレザークラフトの技法は
あくまでも私個人のやり方ですので
正解ではありません。
Let's try!
minne ギャラリー
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【minne ギャラリー】
ぺスドクさんの世界
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【ぺスドクさんの世界】
ホームページ
↓ ↓
Handmade Leatherwork Akashi
住所 千葉県柏市南柏1-2-6
南柏ビル 605
TEL 0471-43-9998
定休日 不定休
営業時間 AM 11:00~PM 20:00
メール tkhs3150@pd6.so-net.ne.jp
先述したように革には様々な種類があり
硬さや厚みも様々です。
なので、作品によって使用する革を
見極める必要があります。

◆厚い革の特徴◆
主にヌメ革などがあります。
厚さは様々ですが7mm厚位の物もあり
厚くなれば当然、硬くなります。
厚いので極端に折ったりするとシワが
できたり、表面が割れたりします。

◆薄い革◆
厚い革の反対で薄くなれば柔らかく
なります。
厚い革よりも作り易く、自由度も増します。
縫った後にひっくり返す物もこの革を
使用したりします。
薄いと伸びやすいので引っ張って貼ると
形を変える事もできます。
強度的には弱くなるので心材を貼って
使う事もあります。
厚い革と薄い革はどの位の厚みで区別
されるのかは、その人それぞれだと
思います。
私の場合は作品にもよりますが
1、2mm位が境目だと思います。
例えば、1、5mm厚位になると
『ちょっと、厚いかな

私の教室内で良くある質問がシボのある
革の事です。
シボとはスムース革(表面がツルツルの革)
を加工してシワを作った革の事です。

このシボを作る方法には2通りあり
【空打ち】と言って回転ドラムで撹拌して
自然なシワ模様をつける方法と
【シュリンク】と言って革の表面を収縮剤
でギュッと縮める方法です。
この2種類の見た目の違いは分かりません
が、撹拌された方は繊維が解れているので
柔らかく、シュリンクは収縮されているの
で繊維が詰まった感じになります。
一般的には両方共、【シュリンク】という
言葉で呼ばれていますが、正確には
この2種類があります。
そして、こちらは

シボの形を型押しした革です。
【型押し】とは、凹凸のついた金版に
熱を加えながら圧力をかけて模様を表現
する技法です。
型押し革は熱を加えて圧力をかけるので
革が締まって薄く硬い革になります。
代表的な型押しはクロコダイルなどの
模様を表現した革ですね。
革に刻印をする時にはある程度の硬さが
必要となります。
なので、同じシボを施した革でも
前述の革は比較的、柔らかい革で
型押しの革は硬さや張りがあります。
また、撹拌や収縮剤で作られたシボは
大小様々な模様ができますが、型押しは
シボの形が均一になります。
つまり、端から端まで同じ形の模様に
なります。
こういう事を覚えておくと、お店で
店員さんに質問しなくても見極める事が
できますね

~~まとめ~~
様々な革の種類、様々な硬さや厚みの革
そして、様々な加工方法がありますが
それぞれの特徴を押さえておくと
作りたい作品にあった革を選ぶ事ができ
自分のイメージ通りの物を作る事が可能に
なります。
使う材料の事を知るのもレザークラフト
の1部ですし、覚えていくと楽しさも
倍増となりますので、色々な革を使い
そして、実際に触ってレザークラフトを
楽しんで下さいね

*ここでのレザークラフトの技法は
あくまでも私個人のやり方ですので
正解ではありません。
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