サロン・風変わりな人材開発の宴 

人の育成について、色々な視点から書いていきます。これは、体験記であると同時に、次の人材開発施策に対するトライアルです。

「働き方改革」を構成する要素を、個人別に考えてみるのはどうでしょう。

2017年02月01日 07時16分51秒 | 日記
新聞・ニュース等で必ずと言っていいくらい取り上げられる「働き方改革」。この発端は、何と言っても長時間労働による悲劇の数々。

「働き方改革」について、色々と考えてみると、たんに残業削減するだけではもう一つ足りない様に思います。その残業削減も、口で言うほど簡単ではないです。それでも有識者は「働き方改革」を唱えます。それでいいと思います。そして、成果を挙げる会社も出で来ているので。

但し、「働き方」に目が行きすぎて、働くプロセスばかり着目していないか気になります。追及すべきは成果です。この成果を出すには、どんな作業が必要かです。

一例を挙げます。これは個人的な体験なので、この方法が正しいと言うつもりはありません。企画についてですが、私は考える時、自分の頭で考えるのは最小限にします。代わりに、情報の収集と、そこから得られた関係性を認識。そして、様々な人との対話。そこから気が付いて企画に結びつく。

企画というと、一所懸命机にかじりついて考えている姿を思い浮かべますが、自分には合いません。
更に、視覚という要素が入ってくると、よりアタマがクリアになりますね。
私にはこのほうが早いみたいです。

どうなんでしょう。自分にとって、どういう働き方がよいのか。それをAとします。そのAを実現するにあたり、必要となる要素、例えば労働時間、仕事内容、お給料、、、という要素が複数ある。

まず、個人として、この要素を決めて、それぞれの比重、或はどういう順番かを定義できると、その人の「働き方改革」が見えてくるのではないでしょうか。

好きで好きで長時間、自らの意志で働いている人。健康面では注意していただきたいのですが、その人に対して、「短時間で働きましょう」というのは、親切な言葉ではあっても、本人は「よけいなお世話」と思うかもしれませんね。

如何でしょう。それぞれ個人の中に「働き方改革」を実現するための要素を複数挙げる。そして、その比重、プライオリティを考えて、その実現に近づけてみるというのは。