サロン・風変わりな人材開発の宴 

人の育成について、色々な視点から書いていきます。これは、体験記であると同時に、次の人材開発施策に対するトライアルです。

会社の悲劇の始まり・分岐点は、成熟企業における我が道を行く経営者の姿勢かもしれませんね

2017年02月22日 07時31分53秒 | 経営者
人の話を聞いても我が道を行く経営者。是々非々を述べるのは難しいですが、業績が見えない時の社員の不安・虚脱感たるは半端なものではないようです。

創業時のベンチャー社長。わかる。これくらいでないと創業できない。少ない人数でやるときでも、全員意見一致なんてことはないでしょうが、議論は尽くすはず。。

中堅・大企業では、これは難しいですね。社員は不安・虚脱感で仕方がないようです。

このとき、経営者に人徳があるか。

誠意をもった姿勢で我が道を行くのならよいのでしょうが、だいたい経営者本人がギリギリの心境でで、人の気持にまで配慮するようなことは少ないです。

経営者は、自分の気持に共鳴できる人のみ心を許せるのです。

故に、周辺にヒラメがそろう。

ヒラメが悪いとは思っていません。どうせ、ヒラメをやるなら徹底して、能力あるヒラメになりなさいということです。

己の昇進のために、表面だけヒラメ、実力のないヒラメになるのは、止めた方がよいです。

経営者にその姿勢を見破られる。

しかし、大方は、企業人の実力は看板を背負った実力ですから、ヒラメの姿勢はわからなくはないですね。非難は難しいです。

会社の悲劇の始まり・分岐点は、成熟企業における我が道を行く経営者の姿勢かもしれませんね。