サロン・風変わりな人材開発の宴 

人の育成について、色々な視点から書いていきます。これは、体験記であると同時に、次の人材開発施策に対するトライアルです。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」は正しいか?

2017年02月19日 19時12分27秒 | 歴史
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」は、初代ドイツ帝国宰相・ビスマルク(1815年 - 1898年)の有名な名言です。なお、後半部分については、賢者は他人に学ぶという表現があるそうです。こちらのほうが最初に語ったとも言われてますが、今回は冒頭の表現について述べたいと思います。

この言葉、一度聞くと忘れられない。見事な対比です。

要するに、(自分の狭い)経験で判断するのは愚かで、優秀な人は、過去におきた出来事から普遍の真理を学ぶという意味かと思います。この前後に、どんな言葉があるのかは存じませんが、「なるほど」と納得したくなる言葉です。

「愚者は経験に学ぶ」は、経験をどう見るかによって変わってくると思います。
「賢者は歴史に学ぶ」は、書かれた歴史の記載内容の真偽によって変わってくると思います。

このビスマルクの名言は、歴史好きな人には我が意を得たりかもしれませんが、どうも最近、歴史の再発見・見直しが進むと、「はて、どこまで歴史を信じてよいものやら」と思います。

ならば、この名言の文章を尊重して、この名言を言い改めるとするならば、
「賢者は歴史や経験から学び、愚者は学ばぬ」か。。。

すみません。
この文章、ちょっとカチンときます。自分で書いて嫌味を感じます。
不快に思われたら、お詫び致します。


「あのとき、あの言葉がなかったら」という言葉は、、、。

2017年02月19日 00時06分57秒 | キャリア開発
「あのとき、あの言葉がなかったら」と、よく成功者が語ります。

かっこいいなあと思います。うらやましいなぁとも思います。

別に、成功者だけでなく、といっては失礼ですが、一般の方にもあるでしょう。


その言葉のあとに、
「それは起爆剤になったか」「それは思考を変化させたか」「それは進路を変えたか」「それは職業を決めたか」「それは意識を変えたか」「それは行動を変えたか」「それは人の見方を変えたか」「それは趣味を変えたか」「それは人生を変えたか」・・・・・。

「それは・・・・したか」の表現だけで、いくつあげられるでしょう。

申しあげたいことは、「あのとき、あれがなかったら」に続く、「それは・・・したか」がいくつあげられるか。それが多いから良い、少ないとダメというものではないのですが、その後の影響度は考えておくとよいかもしれませんね。