サロン・風変わりな人材開発の宴 

人の育成について、色々な視点から書いていきます。これは、体験記であると同時に、次の人材開発施策に対するトライアルです。

ジョブマッチは、どう考えたらよいのでしょうか。

2017年02月28日 07時43分47秒 | 就活・採用
大学・大学院の研究を活かして会社で働きたいという学生は、理系に多いですね。

少し違和感を感じます。入社後ずっとジョブマッチすることは難しいから。

若いときは、適応力、順応性もあるので、今までと異なることをやっておいたほうが、後年、それらが結びついてクリエイティブな仕事ができる可能性があると思っています。

そうはいっても、自分がその立場なら、そう思ってしまうでしょうね。

ジョブマッチが、「人マッチ」でないこと。これは見落としてはならない視点です。

忙しい人ばかりの会社では、「つべこべ言わず、言うことを聞く」協調性ある、従順な学生が選ばれることがあります。むろん、否定はしません。コツコツ真面目にとりくむ社員は貴重です。美徳とも言えます。でも、それだけでは勝てないのが今日のビジネス。

本当のジョブマッチはどう考えるべきか。それは仕事をやりながら考えるたらどうかなと思っています。就職前にストライクゾーンを狭くし過ぎないことがよいと思います。自分の可能性を狭めてしまうので。

イメージにわかない仕事は嫌かもしれませんが、例えば、皆さんもテレビの料理番組みて、「ほーら、おいしそうでしょう」と言われても、食べてみないと何とも言えないのではありませんか?
それと同じことがジョブマッチにも言えると思うのですが。