サロン・風変わりな人材開発の宴 

人の育成について、色々な視点から書いていきます。これは、体験記であると同時に、次の人材開発施策に対するトライアルです。

文系 ガンバレ

2017年02月14日 07時21分11秒 | 就活・採用
就活のシーズン到来。

毎年、学生をみていると、文系の就活は難しいなと思います。専攻が職種と結びつくことが難しいからです。だから、志望動機では、「御社は大企業で安定しているから入りたい」という本音を、如何に志望動機らしくみせるか。

「この会社に入ったら、この会社・事業をこうして見せる」が志望動機なのですが、そこまでいうには、相当の企業研究がないと、また根拠がないと。大言壮語はすぐにバレますしね。普通は、そんな自信もない。

実は、志望動機もさることながら、いざその会社に行くと、この会社にピンとこないときがありますよね。面接官をみていて、「こんな人と仕事をするのか」とモチベーションが下がるときがございます。こうなると、悪循環にはまります。

決して、「こんな人」は、「こんな人」ではないのですが、学生はそこまで見抜けない。(しかし、その直感は当たることもあります。)

企業はどこも苦しい。厳しい戦いで、若手を育てることもままならず。それもあって3割が辞めていく。

発想の転換。とにかく、入った会社で働く。なじまぬ仕事もある。人間関係では嫌なこともある。しかし、それはどこでも同じ。心身の健康をむしばむなら、鞍替えすればよい。また、新しい会社で、新しい仕事でキャリアを積む。これが綺麗事であるのはわかっています。

ハウツーは効かない。というか、ハウツーに溺れると自分というものが消えることもある。
古臭い表現ですが、そしてたいした解決策ではないのですが、性根を据えて自分の姿で戦ってほしいですね。けっして諦めることなく。