サロン・風変わりな人材開発の宴 

人の育成について、色々な視点から書いていきます。これは、体験記であると同時に、次の人材開発施策に対するトライアルです。

「引き分け」の誤算。異なるパラメータのススメ ⇒ 人は? 就活は?

2017年02月21日 06時58分37秒 | 就活・採用
スポーツでは、勝負がつかずゲームセットになるのを引き分けと言いますね。

ビジネスでは、どうなんでしょう。
市場シェアが2社でそれぞれ50%を持っていたとすると、それは数字的には引き分けです。

どうなんでょう、引き分けの感覚とは。。。寡占状態で、且つそれで社員が養えるなら、まぁ良しと思っていいでょうか。

しかし、完全な互角はないでしょう。
シェアが等分であっても、コストは、利益は、資産は、負債は、従業員数は、、、、、。

こうやってみていくと、すべて引き分けということはありえないと思います。

そんなことは、わかっていることです。

特に、若い人。人と同じでないと心配という傾向があると聞きました。
どことどこが同じ(ここでは「引き分け」と言う表現が似合いませんので)だと安心なのでしょう。

異なるパラメータで比較すれば、絶対に一致しないことは目に見えているし。

人と同じなら安心という心理。
実は、就活のとき、「強み」が語れないことの引き金になっていると思うのです。

学生の皆さん。人と同じなんてありえないと思って、強みを作っていかれるとよいと思います。