昨日、夫は在宅勤務。
お昼前に小一時間の会議が予定されているだけだったので、前日に「明日は蒜山おこわ作ってみようかなぁ」と言っていました。
蒜山おこわは夫のふるさとの味、おふくろの味。
家にもち米がたくさん余ってるのを見て、思いついたようでした。
お嫁に来た時にはお義母さんからレシピを教わったのだったけど・・・その後若気の至りで夫とゴタゴタした時に、怒りに任せて全部捨ててしまったので、お義母さんのいない今、幻の味となってしまっているのです。
午後、買い物に行って材料を買いそろえ、炊飯器を使わずに蒸し器で、時間を計りながら作ってました。
そしていよいよ夕食。
(おかずは鶏肉の塩麴焼きとほうれん草のおひたしトマト添え、わかめとお麩のお味噌汁)
良い匂い、美味しそうじゃん
ところがどうも、おこわと言うよりは柔らかい炊き込みご飯のような口当たり。「ホントにもち米使った?」と思ってしまうほど。
容赦ない息子は「なんか美味しくないね」とバッサリ。
もう、夫の落ち込むこと落ち込むこと、ソファにぐんにゃりと寝転んで、タメイキの連発。
食後のコーヒーも「・・・今日はいいや・・・」と飲む気になれないようで「もう寝る・・・」と早々と寝室へ。
「おふくろはいつも上手に作ってたのになぁ・・・」
そりゃそうだ
あなたがそれを言うのは百年早いよ?
よくよく聞いてみると、スマホでレシピを検索して、「柔らかく仕上げたいなら前日から一昼夜水に漬けておくとよい」と書いてあるところがあり、それに従って昨夜からお米を浸水させていたとのこと。
多分、それだよ、敗因は。
多分、うちにあったもち米が結構な古米だったから、水に漬け過ぎたんだよ。
味は悪くなかったよ
また作ればいいやん 今度は浸水を控えめにしてみようよ
と言葉を尽くして慰めた私でした。
あー、疲れた
ちなみに「不味い」と言った息子、余った分を次の日に焼きおにぎりにしたらよく食べてくれました。
父親のあの落ち込みぶりに、ちょっとは反省したのかも?
旦那様がおふくろの味に挑戦したんですね😊
思ったように炊けなくて残念でしたが 敗因がわかったのであれば次回はきっと上手に炊けますよ~
そこまで落ち込む旦那様・・・可愛い🤭 あっ!失礼😅
娘 息子 からの 言葉に 反応しすぎるのは
親子の情では ないでしょうか
そうやって 世代交代して 行くのでしょう
僕も 娘や 息子の 言葉なら 聞きます
他人や 女房の言葉は 聞き難い です
でも、あんなに落ち込まなくても・・・とおかしいやら呆れるやらでした。
そりゃ、百戦錬磨のお義母さんのようには行かないですよねー。
でもきっとまた挑戦してくれるでしょうから、楽しみにしてようと思います。
(自分で作る気は全くないワタシ)
手抜き料理で育っているので「おふくろの味」なんていう思い入れもわからないのでしょうし。
でも父親の落ち込み姿はちょっと薬になったようでしたよ(笑)
「炊飯器を使わないもち米だけのおこわ」を初めて作っておかあさんと同じように出来ると思っていたことに驚きですが、知らないからこそできる挑戦ともいえるのでしょう。
でも、たまにこういう、自分では絶対に作らないものを作ってくれるのはとってもありがたいです。
ぜひ、再挑戦してもらいたい~(笑)