宝塚星組「王家に捧ぐ歌」

名古屋の御園座に、宝塚星組公演「王家に捧ぐ歌」を観に行ってきました。

「王家に捧ぐ歌」は、オペラ「アイーダ」を原作とした宝塚オリジナルのミュージカル。

華やかでカタルシスのある傑作です。

初演は2003年、湖月わたる星組トップ就任のお披露目公演で初演されました。

そのあと、2015年に宙組で再演。

ポスターからわかるように、エジプトが舞台の、黄金色ギラギラなビジュアルの舞台だったんですが・・・

今回は劇場が宝塚専用の大劇場ではないということで、脚本演出の木村信司先生が、舞台のベースカラーを「白」にするという、大胆な変更をされました。

主人公のラダメス（礼真琴）は、

ファラオの時代のエジプトの戦士、というイメージではなくなっちゃってますよね。

この白いジャケット、背中には蛇。

イメージとしてはわかるけど、デニムジャケットの背中にこれでは、「暴走族の兄ちゃんじゃないんだからぁ～」って感じだったんです、観る前は。

いざ、幕が開いてみたら、そんなこともう、なんにも気にならなくなりました。

どんな格好してても、この物語は「王家に捧ぐ歌」」であり、礼真琴はラダメスであり、物語世界に引き込まれました。

主役以外のエジプトの戦士は、この衣裳のジャケットのないスタイル（わかりやすく言うと忍者っぽい）なんですが、エジプトなので頭に、白黒の縞々の布をツタンカーメンみたいに被っているんですね。

不思議なことにそれだけで、忍者がエジプト戦士に見えるんです。

「アイコン」の力ってすごいんだなと、妙なことに感心してしまいました。

衣裳がシンプルなので、群舞が映えるんですよね～　カッコよかったです

そして今回は特に、特に特に、歌　が。

歌が素晴らしかったです

ミュージカルなんで、歌が素晴らしいのはある意味当然、なんですが、そこは宝塚。

スターさんの魅力は歌だけではない、という側面もあったりするわけです。

特にこの作品では、初演も2015年の再演も、ほとんどみなさん歌える人だったのだけど、ファラオの娘・アムネリスだけは初演時の檀れい、再演時の怜美うららとも、お歌が弱かった。

それでも、お芝居でそこを補って余りある存在感のあるアムネリスで、私はこの役が大好きなんですが。

今回のアムネリスは歌にも定評のある有沙瞳。

いや～、すごかったです。

ラストシーン、舞台がせり上がった一番高いところから、エジプト全土に呼びかける場面。

一人の人間としての幸せを振り切って、ファラオとして立つ威厳と孤独がビンビン伝わってきました。

檀れい、怜美うららの二人もこの強さというのはしっかり伝わってたけど、どこまでも「姫が頑張ってる」感じでした。

でも今回の有沙瞳は、神々しかった。

もう、鳥肌が立ちました。

トップコンビの二人はもう、歌についてはなんの心配もいらない二人。

礼真琴のラダメスは、真面目すぎて不器用な哀しさがあり、舞空瞳のアイーダには平和に対する確固たる信念が感じられて、この物語のタイトルが「アイーダ」であることを納得させてくれました。

この作品は、音楽もすべてが素晴らしいんですよ

感動で胸が震えるような曲がたくさんあり、思わずクスっと笑ってしまって、楽しく身体が動いちゃうようなチャーミングな曲もある。

礼真琴の後ろでは天華えま（あまはなえま）、極美慎（きわみしん）、天飛華音（あまとかのん）の三人がとても目立っていて、先が楽しみです。

 

礼真琴・舞空瞳の首席コンビはやはり見ごたえがあります。

こういう骨太な大作をもっと観たい！

次回本公演は「巡り合いは再び」なんだけど、そんなラブコメやってる場合じゃないよ～、なんてことをつい、思ってしまいました。

それはそれでかわいくて素敵なのはわかってるけど。

 

とにかく、行けてよかった～

 

明日、映画館でのライブ中継と、「Rakuten TV」「U-NEXT」「dTV」でのライブ配信がありますよ

興味とお時間のある方は是非

 

 

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キルトトップ、完成～＼(^-^)／

4月から毎月1枚ずつ作ってきた10枚のパターンを繋げて、タペストリーのキルトトップができました！😃✌️

まあ、ここまではなんとか。

四角いものを繋げるだけなのでね😅

ここから先こそが本番のようなものです。

今までは月に1枚、あまり遅れることもなく作れていたけど、綿を挟んで全面にキルティングをしていくには1ヶ月ではとても無理でしょう・・・

でも！

だからこそ！

キルティングも進めながら、他にもいろいろ作っていこうと思います。

まずはあの、パフパフおざぶ。

・・・の前に、この10ヶ月、作業しながら、手軽に使える手芸用の重しが欲しいと思うことしばしばだったので、それを作ろうと思います。

詳しくはまたあらためて。

真相判明！

昨日は休日出勤だった夫。

夕方「会社行ったら思い出した～」と言いながら帰ってきました。

数年前、上司とお得意先の人と三人で出張に行ったときに、お得意先の人が「近くに天美卵で有名なところがあるんで、行ってみましょう」と誘われて行ったそうです。

はぁ～～～

そのメンツということは、背広姿のおっさん3人だよね？

そんな姿でヤギと戯れたり、パンケーキの行列に並んだりして、3人でテーブル囲んでパンケーキ食べたりって、

それ、結構なインパクトのある情景だと思うんだけど。

ヤギについては、自分にばっかり懐くので「私が」「なんであなたばっかり」ってやきもち（？）焼いた、とかまで言ってたんだけど、そうすると上司か得意先のどっちかのおっさんが、「なんで○○さんばっかり」ってやきもち焼いてたってこと？

いや～、なかなかに強烈な情景

そしてそれが全部「家族と行った」ことに脳内変換されるあなたの思考回路も、なかなかに未知の世界・・・

「途中で道を間違えてケンカしながらいったやん～、なんで覚えてないの」とも言われてたけど、それはその時おっさん同士でケンカしたのではなく、私の運転で初めての場所に向かうときの「いつものこと」なので、それが混ざったのかなと思われ・・・

でも、行列がなかなか進まなくて「ぶつぶつ言って」「その間にお土産ショップを見に行った」のは、たぶんどっちかのおっさんだと思われます。

だって、娘はそういう時に文句言わない人だから。

なのでその話については最初から「そんなこと、あるかな」と思っていました。

 

真相はわかったけど、あんなに強烈に記憶が塗り替えられたことはやっぱり驚き。

まあ、おそらく全部　酒のせい　なんだけど　

ほんとに弱くなって、最近は酔ってるときに話しをしても「全然通じてないな」感が強くて、まじめに話をすることを諦めちゃう。

たぶんお酒は一生やめないだろうし、心配だなぁ・・・・・

 

 

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「世にも奇妙な・・・」リアル版？

昨日の新聞に鳥取にある「大江ノ郷自然牧場」というところの全面広告が出ていた。

夜、新聞を読んでいた夫が「ここ、行ったよね～、美味しい卵で有名なとこ」と言い出して。

「入口のところにヤギがいてさ～、卵を使ったパンケーキが人気で、すごく並んで食べたよね」

はじめのうちは「そうだっけ～」「行ったっけ～」と適当な相槌を打っていたが、

詳細に語られるほど、こちらには記憶がない。

「行ったような気がする」とも言えないくらい、まったく記憶にないので、「いつ行ったっけ？」と訊くと、

「もしかして、覚えてないの！？」と驚き、「ヤバくない？(^▽^;)。」と言われたが、

ほんとになんにも覚えてない。

ネット検索して、画像で建物とか「食べた」というパンケーキとか見ても、まったく覚えがない。

 

夫が言うには、数年前の夏に「天空の城・竹田城址」に立ち寄って、そのあとここに寄って、そして夫の実家に行ったと。

で、記憶を掘り起こしてみる。

竹田城址に行ったのは覚えてる。私が車を運転して行った（我が家で車の運転ができるのは私だけ）。

スマホの写真を探してみると「2017年8月」で、義母の初盆の時と思われる。

あの時は、まず出石町のホテルに一泊した。

その出石町に行く前に、竹田城址に立ち寄った。

出石の町には夫の知り合いがお蕎麦屋さんをやっているので、そこで遅いお昼を食べたような・・・

で、その夜はホテル泊まり。

翌日、目的地は夫の実家。岡山県と鳥取県の県境に近い山の上。

どの道で行くか相談した結果、加西に戻って高速に乗るより、日本海側に出て一般道で行こうということになって

途中、海の見えるドライブインで食事したのも覚えている。

道は渋滞もせず、走りやすく、「この道通ってよかったね」と話した覚えもある。

・・・・・・・・・・

大江の郷には行ってないよ・・・・・

地図で見てみると、確かに、竹田城址からは鳥取方面に行く途中に大江の郷はある。

でも、山の中を走っていくような道で、あの時は豊岡を通って海沿いの道に出たんだったと思うんだよねー。

 

夫はその時のことを詳細に語る。

入口の左側に行くとヤギがいて、すごく懐かれてかわいかった。

パンケーキにすごく人が並んでいて時間がかかった。

それで、娘がぶつぶつ言って、その間にショップの方を見に行っていた、

自分の向かいに私と娘が並んで座って、パンケーキを食べていた光景をはっきり覚えてる、などなど。

こういうとこに、家族以外で来ることなんてない、と言う。

 

あまりにも覚えてないので、息子と娘にも訊いてみたが、やはり覚えがないという。

そんなことがあれば覚えているだろうし、そんなに人気のパンケーキなら写真の一つも撮っているだろうけど、

なんにもないという。

私も、竹田城址と出石の町の写真はあるけど、それ以外はない。

 

結論、行ってない。行ってないよ、やっぱり。

 

では、夫のあの詳細な記憶はなに・・・・・？

 

それはそれでなんだか不気味だ・・・

ちょっと酔っていたから、今日帰ってきてシラフの状態で昨日のこの話をして、

「え？おれ、そんなこと言ってた？」とか言われたらどうしよう・・・・

 

 

 

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お気に入りなんだけど・・・

数年前、九州に家族旅行した時に長崎で買ったお醤油さし。

下の方がゴツゴツといびつなのは、じゃがいもの形だからなのです。

かわいいし、持った時の手触りも良くてお気に入りなんだけど、最近フタが取れなくなってきちゃって・・・

お醤油さしって、中に入れたお醤油を使いきるまではフタをしたままですよね？

そうやって放置しとくと、最近はフタがくっついて(？)抜けなくなっちゃうようになってきたのです。

そうなると取るのが一苦労で、濡らしたらすぐ取れる、とかなら使い続けるんだけど、隙間に洗剤を入れてしばらく水につけとく、とかしないと取れない。

何度かそうやって入れ替えて使っていたのだけど、もうめんどくさくなっちゃった😩

しばらくお休みしてもらいます。

どうにか使えないか、調べてみようっと。