東京で、旧友3人で銀ブラしました。
久しぶりのホコ天を闊歩しながら、
「ここは昔は〇〇だったよね~」「ナントカビルはなくなっちゃったのかなぁ?」「山野楽器の店が無くなってる!」(通りに面した店舗部分が無くなってました)「三愛ビル!水着買いに行ったなぁ~」(今は1Fはドトール)
なんていう昔話ばかりで盛り上がる
で、立ち並ぶブランド店を横目に、昔から知ってる三越、松屋、そしてかろうじて敷居の低いGINZA SIX なんかを冷やかして回りました。
どこの店内だったか、エレベーターに乗っていたら、途中から若いご夫婦がベビーカーを押して乗ってきたのですが。
降りてから、
友人1「ベビーカー、畳んできたらいいのにね」
友人2「今は、ベビーカーは畳まなくていいんだよ」
私「そうそう、そういう時代」
友人1「お母さん一人ならそれでいいけど、お父さんが一緒なら一人が抱いて畳めるじゃん」
友人2「そうだけど~、今はベビーカーは畳まなくていいの」
私「ベビーカーさまさま、だよね~」
・・・・・おお、こわ
私たち、まだ誰も「姑」にはなってないんだけど、立派な予備軍なんだわ~、と実感してしまいました。
もし、私の息子が結婚して、息子夫婦と出かけて同じような場面になって、私が息子に「二人いるんだから、一人が抱いてベビーカー畳みなさいよ」と言ったとして、私にはなんの含みも悪気もなかったとしても、嫁にはカチーンと来るんでしょうね・・・
ああ、自分が怖い・・・
私のお姑さんは、いつもニコニコ、なーんにも言わずに好きなようにさせてくれた人で、私はホントに幸せだったなと今更ながら思います。
そんな中で、一つだけ夫の親に「むっ」とした思い出が、まだ子供もいなかった若いころの帰省の時。
長距離バスで、荷物は大きなバッグ。
理由は忘れちゃったけど、その時はなぜか私が1日か2日、先に帰ることになって、夫が「もう荷物全部持って帰ってよ」と、二人分の荷物が入った大きなバッグを持って帰ることに。
そこに、お義父さんが「牛乳、持って帰りんさい」(夫の郷里はジャージー牛が有名)、1リットル紙パックを2本も渡されたのです。
ただでさえ重い荷物に、牛乳2本・・・
私は「こんなにあっても飲み切れないし」とか「牛乳ならうちの近所でも買えるし」とか必死で断りましたが、夫も味方になってくれず、最後はお義父さんが半ギレになって「人に親切は素直に受けるもんだ!」的なことを言われて、私も気が強かったのでプンプンにむくれて、重い荷物を持って帰ったことがありました。
あのくらい、「わー、お義父さん、ありがとうございますぅ~」って素直に持って帰ればよかったなー。
と、今なら思えるんだけどね・・・