先日、中学校の新入生保護者説明会に行ってきました。
地域の公立中学校には、こひつじ君がお世話になった先生もいらっしゃいます。
川崎市立の小中高等学校には特別支援コーディネーターがいます。
特別な研修を受け、学校生活を楽しく、より円滑にしていくために、保護者、生徒、担任の先生の相談など、支援サポートの要となる先生です。
説明会で、その先生が「特別支援教育」についてお話をしてくださいました。
「お母さん、お父さんは、物事に対して、どのようなとらえ方をしていますか。」と尋ねられました。
「どこかに行きましょうとなったとき、
言葉で順をおって、耳で聞いて説明されたほうがわかりやすいですか、
地図を渡され、目で見て情報を得たほうがわかりやすいですか、
お母さん、お父さんはどちらのタイプでしょう。どちらがより判りやすく、得意でしょうか。」
それぞれ得意と思われる方に手を上げます。
認知特性、偏りについて、ていねいに、判りやすく、事例を挙げて説明がありました。
特性や個に応じた支援が可能な事や、「取り出し」についてもお話くださいました。
知り合って5年以上経ちますが、お会いするたびにすばらしい先生と感じます。
たくさんの保護者が集まり、集中して聞く機会にお話しくださることも含め、全ての生徒と保護者に対しての受け入れ準備にかかる時間も考慮されているなと思いました。
心配や不安から入学前に相談する事で、モンスターペアレントと思われないか、という保護者の心理にも充分な配慮が感じられました。
こひつじ君の時には、入学式でも生徒と保護者に向けて説明がありました。
こんなステキな先生と出会えた事をしあわせに感じます。
偶然ですが、食事マナー講座の会場案内に同じように2つの認知特性に合わせた情報を載せた後です。同じ時期に同じような説明をしていて、ご縁を感じました。
先生から学ばせていただいた事、これから出会う方にもおすそ分けしていきたいです。
ありがとうございます。