猟盤の日々改めDEADMAN IS ALIVE!

ヴィニル・ジャンキーの猟盤話から死んだ人の話を経て、呑み屋の話になったり、ギターの話になったり。。。

大阪に行ってきた

2007-05-30 | 音楽
仕事で大阪へ行ってきた。曽根崎新地の「天乃じゃく」で鳥なべというのもよかったんですが、かねてから行きたかった心斎橋のもつ鍋人気店「石鍋亭」に決定。意外にすんなり入れた店内はまったくお金をかけていない海の家状態。もつ鍋一人前700円安い!でも最近の東京の品のいい人気店より野菜の量圧倒的に多く、ニラ立ってます(写真)。だいたいもつ鍋といのは「もつ」を食べるより野菜や豆腐をたべるものだと僕は思っているので野菜多目は歓迎です。その後はどんどん野菜やもつを追加していくのですが唯一残念なのが豆腐がないこと。最後にうどんでしめて終了。二人でビール・サワーのんで6750円也。

そのあとは難波よりの未体験のロックの店「プカプカ」へ。古いビルの地下はあやしい店だらけでおそるおそるドアを開けるとカウンターのみマスター一人、客二人。テレビに写っているのは1974年8月に福島県郡山市で延べ11日間に渡って開催された70年代日本最大のロックフェスティヴァル「ワンステップ・フェスティバル」の映像。でも最近発売されたDVDじゃなくて何年か前にNHKで放映したもののビデオ録画のようで映像乱れ気味、音と映像もずれてます。

でも中身はつのだひろとスペース・バンド、イエロー、サディスティック・ミカ・バンド、井上尭之バンド、外道の生演奏ですから凄い。ちなみに小野洋子も出演していたのですがステージ映像はなし、スティーブ・ガッドがドラムだったのですが。というわけで日本の古いロック好き(ディランもね)マスターと缶ビールのみながらの夜は更けて行くのでした。

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きぬかつぎ

2007-05-29 | 食い物・バー
富士屋本店に行ったら、きぬかつぎ300円を発見。レギュラーメニューにはないレアなもの。皮むくのちょっと面倒ですがどんな店行ってもあると頼むものです。最近はときどき意外なものがあったりします。「めばるの煮付け」を頼むとオバサンに遠くから大きな声で「頭の方?しっぽの方?」と叫ばれます。
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ひさしぶりのブルーノート東京

2007-05-22 | 音楽
去年のナイル・ロジャーズ以来のブルーノート東京。ヴィブラフォンのマイク・マイニエリ&ステップス・アヘッドなんですが前日、知人から4名インビテーション枠ありとの連絡があってロック研究会の面々で行くこととなりました。マイク・マイニエリっていう人はマイケル・ブレッカー、スティーブ・ガッドとやっていたことぐらいしか知らなかったんですがベースがアンソニー・ジャクソンだしヴィブラフォンて結構好きなんです。

21:30の回なのでまずは初めての青山のたちのみや「なるきよ」。噂には聞いていたのですが食べ物みんなうまそうです。〆鯖とジャコ天、ビール、白ワインで集合場所の中華「ふーみん」へ。ねぎワンタン、海老マヨ、納豆チャーハンと紹興酒のあといよいよブルーノートに入店。マイクのヴィブラフォンもよかったですがギターのブライアン・ベーカー(Bryan Baker)という若者が凄かった。バークレー出の二十歳そこそこらしいんですがジェフ・ベックを三十歳若返らせてジャズやらしたみたいな感じです。YouTubeでもライブ映像見られますのでぜひ!

http://www.youtube.com/watch?v=n2Mj9tVy6kE
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げそ天200円也

2007-05-20 | 食い物・バー
渋谷のたちのみや富士屋本店メニューシリーズ第三弾はこれです。この店の基本調理法は「揚げ」です。手間がかからないというのが理由だと思いますがなんでも揚げちゃいます。ごぼ天、うどの芽、しいたけ、くわい、ハムかつ、あじ、いわし、穴子、ウィンナー、おもしろいのは厚揚げまで切ってからまた揚げます。その中でも「げそ天」は人気で早めにに品切れします。結構長めに揚げるのですがコリコリしていておすすめ。写真いまいちですみません、実物はもっとおいしそうです。以前あった「げそわた焼」が最高だったんですが今なくなってしまったのは残念、いかの「わた」をアルミホイルに包んで何も加えずグリルで焼くだけなのですが赤ワインに合いそうな絶品でした。
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自由が丘「たちのみ あつまり」の三種盛り

2007-05-09 | 食い物・バー
前回ご案内したお店の三種盛り350円です。携帯で撮ってそのままメールで送ったので横位置になっちゃいました。左からプロッコリー、じゃがいもなどのキッシュ、自家製のオイルサーディン?ポテトサラダです。今日はトスカーナの赤からこの前のんだスペインの赤。寡黙な店長ですが「お客さんのおみやげで鰻の干したものです」ということでいただきました。おいしかったです。またよろしく!
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連休明けの富士屋本店と自由が丘「たちのみ あつまり」

2007-05-08 | 食い物・バー
連休明け早々に渋谷のたちのみ「富士屋本店」に行きました。最近はまっているのは「げそ天」200円とねぎぬた250円であります。げそ天は早めに注文しないと結構なくなりますがコストパーが高いからでしょう。ねぎぬたはなかなか丁寧なつくりで茹でた葱とわかめに酢味噌とオーソドックスですが甘すぎず健康的な一品です。

写真は地下に降りたつきあたりの品書きですが何故か干した蛸が貼り付けられています。オクラ天250円もおすすめですが新たまねぎオニオンスライス250円も今度トライしてみます。

ところで連休中に自由が丘でたちのみや発見、「たちのみ あつまり」というお店で僕が以前から注目していたモスバーガー裏の謎のL字路地にあります。結構早い時間におそるおそる行ったのですがアンティパスト的つまみとワイン(いろいろあります)でなかなかナイスです。生ビール、グラス350円のスペインワイン2杯、三種盛り(味玉、パスタサラダ、しめじマリネ)350円、キャベツ酢漬け200円、以上。店長は寡黙で僕好み、後からきた娘二人が頼んでいた煮込み、ワイン入れたり、オリーブオイルをたらしたりで凝っていました。写真は後日!
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成毛 滋 60歳 R.I.P

2007-05-02 | 訃報
ロックギタリストの成毛滋が3月29日、大腸がんのため亡くなった。享年60。

僕が高校時代ロックギターを始めた当時、日本にはほとんど楽器や奏法の情報がなかった中、唯一発信していたのが彼だった。ライトギターで3弦プレインの弦がまだ日本で販売されていなかったため通常のゲージをひとつずらして張る(1弦用を2弦に、2弦用を3弦にといった具合、1弦には当時で一番細かったバンジョーの弦を使用)というのも彼の雑誌の記事で教わった。その他にもアップダウン・ピッキングやクラプトンの得意なウーマントーンなど数え切れない。

最初に彼の演奏を見たのは1971年のBBキングの来日オールナイト・コンサートでのストロベリー・パス時代だった。ベースレスでハモンドとギターを同時に弾く成毛もすごかったけれどドラムの角田ヒロのパワーにもびっくりした記憶がある。ちなみにこの時の出演者はPYG、エム、増尾好秋、稲垣次郎とソウルメディア(ボーカルはヒット前の尾崎紀世彦)、などなどでBBは日本製のエーストーンの小さなギターアンプで弾いたのだが素晴らしい音だった。

写真はストロベリー・パス唯一のアルバム「大烏が地球にやってきた日」(1971年)、FIVE MORE PENNIES名曲。ライナーは大学時代の友人景山民夫、ゲストに柳譲治、江藤勲(黛ジュンと結婚していたこともある当時のトップスタジオベーシスト、ジャズベの音が心地よい)。しっかりアナログ持ってます。

あんなに長くてたくさんあった髪がほとんどなくなってからもフジテレビの寺内ヘンドリックスへの出演など活躍していたのだが1996年頃から体調が悪くなりギターも弾けなくなっていたらしい。
Dr.Siegel's Archives」という日本のロック創世史ともいえる成毛滋の完璧なサイトがあるのでぜひご覧することをすすめる。

ここには未発表音源も多数あるのだが1977年自宅スタジオでの竹田和夫、金子マリ達とのセッション「Nobody Knows You When You're Down And Out」を聴きながら合掌。。。
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