猟盤の日々改めDEADMAN IS ALIVE!

ヴィニル・ジャンキーの猟盤話から死んだ人の話を経て、呑み屋の話になったり、ギターの話になったり。。。

トッド・ラングレンと魚肉ソーセージ

2004-10-28 | 音楽
2年前、新幹線の新大阪のホームを顔の長い外国人が魚肉ソーセージを咥えながら走っているのを見た。
その日は1987年以来欠かさず行っている鈴鹿F-1日本GPの帰り道。何かもう一人の外国人と早口で話しながら慌てている様子である。と、その長い顔をよく見るとどうみてもトッドではありませんか。ひまそうだったら声かけたのに残念!ちなみに回りの人は誰ひとり気がついていないようでした。そして先日10/26、渋谷AXでトッドのライブに行って来ました。1988年のソロ、1990年のNearly Human Tour、1992年のユートピア以来です。前半はいきなりMCなしのハードロック、トッドはスカートはいてます(写真)。途中でなぜか「While My Guitar Gently Weeps」のカバー、後半は「Green Onion」のインストで始まってソウルレビュー風と同じバンドでここまで違う音楽をやってしまうのは素晴らしい。一緒に行ったトッド初体験のI氏は顔が長いと思っていたら太って丸顔になってしまったとやや失望気味でしたが相変わらず声は衰えていませんでした。日本のミュージシャンにたくさんカバーされているトッドですが畠山美由紀の「a dream goes on forever」おすすめです。ところで11/5は渋谷シアターコクーンで吉田美奈子のライブ、こちらも楽しみです。
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大阪へやってきた(雨の心斎橋)

2004-10-21 | 音楽
10/17、台風が近寄る大阪にやってきた。雨の中の猟盤はつらいがまずは心斎橋東側から攻めることにする。「うちこみ鍋」の店、福増屋(写真)のある鰻谷三休橋筋からちょっと入った「ハンキー・パンキー」は超レア盤よりはコストパフォーマンスがいい店でSSW系も豊富です。この店ではなぜかストーンズ関連に縁があってキース・リチャードの「HARDER THEY COME」日本盤シングル美品\1000(安い!)、ブライアン・ジョーンズのジュジュカもここで買いました。数枚をとりおきしてすぐそばの「リズムボックス」へ。今回はSSWがテーマなのと資金が乏しいのでそこだけ重点的に漁ります。フィリップ・グッドハンドテイト、クリス・スミザーなど迷った挙句見送りました。次はサントラ専門「レア」へ。相変わらず欲しいものたくさんなのですが6000円級が多いので今回はパス。大通りを渡ってアメ村方向へ移動です。何と「人類レコード」は開いてなくて「SHESTA RECORD」でニール・セダカのベスト盤アナログを購入、800円。「LAUGHTER IN THE RAIN」と「LOVE WILL KEEPS US TOGETHER」のオリジナル収録です。雨はますます強く降りはじめ靴は中までびしょびしょ、レコード濡れないように苦労しながら向かい側の「DMR」でWARのGROOVIN’のカバー12インチシングルを買い、とりおきしていた「リズムボックス」へ戻ります。結局、バーズファンのI氏のために結成前のアルバム、リッチー・ヘブンス(ニール・ヤング「LONER」の カバー収録)、ウッドストック系のSSWジョン・ヘラルドのみ残してあとは返却。後ろ髪ひかれながら猟盤終了。
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猟盤の日々って(大阪篇)

2004-10-11 | 音楽
国内・海外、仕事・プライベートを問わず東京を離れるとレコード屋に行きたくなる。札幌、仙台、静岡、浜松、大阪、神戸、岡山、博多とその土地にはいろいろな店がある。大阪はいちばん何回も行っているせいで中古盤屋を回るコースもだいたいできてしまった。と書いていたら急遽、大阪出張が決定。何とか前乗りするためスケジュール調整です。いつもは心斎橋の日航ホテル裏のA1(旧アーロン)レコードからスタート。廃盤の12インチとかが結構あります。Ben HarperのJAH WORKやカヒミの「ハミングが聴こえる」の12インチシングルもここで入手しました。次は最高の中古セレクトショップ、人類レコード(写真)です。この店は謎の品揃えでプログレ・パンク・ニューウェイブ・ノイズからアジア・ヨーロッパ・中近東の音楽まで狭い店内いっぱいです。謎なのはマスターでモヒカンにロングスカートはいたりしてます。そのそばのVELVET MOONもニューウェイブからヨーロッパまでリシューも多くて好きでしたが昨年CLOSE、残念!。SHESTA RECORDはマンスフィールド系というか東京にもありそうで無い店。ジョン・サイモンの「MY NAME IS JACK」が聴けるサントラはここで入手。心斎橋東のサントラ専門「レア」も必ず寄る名店、愛の嵐、キャンディー、リズ・オラトーニのツイストのシングルなどはここで見つけました。レコードマップの心斎橋のページをコピーしていざ大阪へ!
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おまかせCDって

2004-10-06 | 音楽
音楽プロデューサーの井出靖氏セレクトの毎月おまかせCD配達っていうのをもう2年ぐらいお願いしています。事前にこちらの趣味を伝えると彼が毎月2枚ずつCDを送ってくれます。お金は後で銀行振込。「おまかせ」の面白さは絶対に自分では買わない、買えないものが聴けるということです。歳をとってくると何でも親しみ馴れたものに手を出しがちになります。食べるもの、呑む店、呑む相手、会う女性みな然りです。そんな時、毎月送られてくる訳のわからない(失礼!)音楽はとっても刺激になります。たとえばこんな音楽です。
The Langly schools Music Project/Innocence&Despair(写真)1977年に300枚のみプレスされたアルバムの初CD化。カナダの小学生60人がビーチボーイズなどの曲を合唱、演奏したもの。タイトルどおりの素晴らしさです。
FAVELA CHIC POSTNOVE Vol.3 パリの人気フーディングレストラン「FAVELA CHIC」の専属DJがセレクトしたブラジリアン・ミュージックのコンピ。
ASTOR PIAZZOLLA REMIXED/V.A. アストラ・ピアソラの代表曲をクラブ・ミュージック・アーティストがリミックス。まぁオリジナルは超えてませんがこれもまたいいのでは。

■プロデューサー:井出靖
80年代から現在のシーンを形成する音楽的動勢に常に深く関わってきたプロデューサー/アーティスト。90年代には、ORIGINAL LOVE、小沢健二らのデビューを助力。BONNIE PINK、クレモンティーヌの他、最近では、金原千恵子などのプロデュースも手掛けており、現在のクラブシーンを支え盛り上げてきた1人です。アーティストとしても、95年に井出靖「Lonesome Echo」、97年にLONESOME ECHO STRINGS「PurpleNoon」、98年には2枚のリミックス・アルバムをリリース。east west FRANCEからやイギリスでリリースされた楽曲も、多数のトラックが欧米各国のコンピレーション・アルバムにも収録されたり、ダンスチャートを席巻しました。2004年に入ってからもプロデュースはもちろん、リミックス、コンピレーションの監修など多方面で活躍しています。
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猟盤の日々ってⅡ

2004-10-04 | 音楽
猟盤はやっぱりヤフオクなんかじゃなくて、街のレコード屋漁りのがおもしろい。この前の土曜日は渋谷でちょっとだけ猟盤しました。DMRで日本のレゲエ7インチシングルを二枚。懐かし円裕志の「夢想花」のホームグロウンのナイスカバーとakakageのパラゴンズのカバー「The Tide is High」を持ってレジへ。このレコード屋は広くてネクタイしてても気にせず入れてよろしい。その後レコファンをひと回り、ここのゆるさも心地よい(往年の数寄屋橋ハンターにはかなわないけど)。タワレコで「バウンス」もらって、ひさしぶりの「HiFi Record」ヘ。数枚試聴させてもらって、ばんひろしの「恋がバンバン」の限定500枚らしいシングル、カート・ベッチャーのソロ、ライノの「Golden Throat」というアメリカの俳優が有名曲を歌ったコンピLPを購入。このレコードはTV映画「謎の円盤UFO」の船長役、ウィリアム・シャトナーの「ミスター・タンブリンマン」など妙なカバー満載です。このカバーを知ったのはなんとディズニーランドのトモロウランドで乗り物の列に並んでいる時のBGMで変なインストばっかりかかっていたのが気になって入り口でソングリストもらったのがきっかけです。この話はまた後日にでも。ハイファイの人に「面白い組み合わせですね」と言われて「ええ、バラバラで。。。。」なんて訳のわからない返事してしまいました。

おまけ:[バンヒロシ本人による解説]
A-1「恋がバンバン」
いかしたR&Rをシンプルに作るのはかなり難しかったがやっと完成!聴いて踊ってハッピーになろう。クールスに捧げます。
A-2「Mr.ロンリーマン」
坂本九やクリフリチャードの明るさにトム・ウェイツのアイスクリームマンのせつなさをふりかけたスゥイート&ジェントルな佳曲。
B-1「everyday I have a rock」
デジタルな尾藤イサオを目指したが泉谷しげるを10倍薄めた感じ、あるいは、10年遅いネオGS。永遠の相棒守口邦彦のリードギターがハートをわしづかみ!ロック万歳!
B-2「レアハンター5963」featuring安田謙一
またまた安田謙一と共演とゆうか大フィーチャーな曲?ディスコとダウンタウンブギウギバンドとクレイジーキャッツ。
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